雨の日でも洗濯物は待ったなし!少しでもはやく洗濯物を乾かしたいママたちの工夫<ママのリアル調査>
雨がつづく日々の憂鬱さは、大人も子どもも同じかもしれませんが、とくにママたちの頭を悩ませるのが「なかなか乾かない洗濯物」なのではないでしょうか。今回ママスタセレクトでは、「雨の日の洗濯事情」についてアンケートを実施しました。回答には「室内干し」「洗濯機の乾燥機能を稼働」「屋根があるから外干し」「その他(コインランドリーの活用など)」を設定。2,600人を超えるママたちからリアルな声が届きました。
家電をフル稼働して室内干し!
「室内干し」を選択したママは1,519人、57.5%と過半数を占めました。とはいえ、ただ干しているだけではなさそうで……?
『除湿機とサーキュレーターで室内干し』
『除湿機をフル稼働です』
室内干しのときには除湿機を使用しているママたちが多いようです。濡れたままの洗濯物が家のなかにあると、室内に湿気がこもりがち。室内干しをすると生乾きの臭いが気になる、という人もいるでしょう。できるだけ「はやく」「しっかりと」乾かしたいですよね。「除湿機をガンガンかける」という声が目立ちました。
『洗濯物の下にずっとサーキュレーターを回しておく』
『扇風機を首振りで使う』
サーキュレーターや扇風機を使って洗濯物に風を当てる人も少なくないようです。洗濯物の水分を少しでもはやく蒸発させる狙いなのでしょう。ほかにも「エアコンのドライ機能を利用」「閉め切って暖房をつける」といった声も。なかには「一部屋をランドリールームにして、サーキュレーターと除湿機を駆使!」と徹底した「速乾対策」に取り組むママもいました。
洗濯機の乾燥機能を利用
638人、24.1%のママは「洗濯機の乾燥機能をフル稼働」と答えました。
『シワになりそうなものだけ干して、あとは乾燥機』
『洗濯機についてる乾燥機のフル回転一択です!』
『乾燥つきのドラム式なので雨の日でもふかふか』
乾燥機能つきの洗濯機であれば、洗濯から乾燥までを一手に引き受けてくれますね。干す手間が省けるだけでなく、天気の心配もせずに毎日洗濯ができるのもメリットでしょう。
一方で「屋根があるから外干し」と答えたママは5.7%でした。
少しでもはやく乾かしたい!けれど気になるのは……
除湿機にサーキュレーター、エアコンに乾燥機と、どれも洗濯物を乾かすのには便利な道具ではあるのでしょう。しかし悩ましいのがいずれも「電気」を使うこと。少しでもはやく洗濯物を乾かしたい気持ちもありつつ、かさむ電気代を前に恐怖を感じるママもいるようです。
『幼児3人の大人2人。夏でも家を空けるときは室内にエアコンを入れてさらに扇風機。電気代やばい』
『浴室乾燥機をフル稼働です(泣)。電気代が恐ろしいです』
『オール電化なので電気代の安い夜中に浴室乾燥機とサーキュレーターで乾かす』
筆者の妹宅もオール電化ですが「夜中に洗濯機を回すのはもはや常識」とのこと。電気代が安くなる夜間を活用して、電気代の節約に励むようです。
コインランドリーを活用するのは少数派
335人、12.7%のママは「その他」を選択しました。もっとも集まったコメントはコインランドリーの活用です。
『室内干ししたくないから、2日分をまとめて回して、コインランドリーで乾燥』
『洗濯は2日分まとめて洗ってコインランドリーにポイ! ノンストレス!』
コインランドリーを活用するといっても、その多くは自宅で洗濯を済ませ「乾燥だけ」コインランドリーを利用しているようです。大量の洗濯物を短時間で一気に乾かすことができて便利ですが、毎日通うとなると時間や手間、お金もかかってしまうことも。利用するなら「2日分程度はまとめて」と考える人がいるのも理解できます。なかには「子どもを連れてコインランドリー行くのは厳しいから除湿機を購入した」というママもいました。
電気代が気になりつつも後回しできない「洗濯」
「除湿機やサーキュレーター、エアコンを使用する」「洗濯機の乾燥機能を利用する」と答えたママを合わせるとじつに82%以上。大多数の人が家電製品を活用していることがわかりました。雨の日の洗濯物対策に「家電製品は必須」ともいえるでしょう。
洗濯は、そのまま放置することも、後回しにもできない”待ったなしの家事のひとつ”。それだけに電気代が気になりつつも、はやく終わらせたい! と努力するママの姿が伝わってくる結果となったのではないでしょうか。
総回答数:2,643票
調査方法:インターネット
調査月:2023年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・マメ美