<略奪婚!ナレノハテ>彼への不信感は増すばかり……でも「結婚したら変わるハズ!」【第3話まんが】
前回からの続き。私(リカ)は夫(サク)と生後4か月の息子(ケイト)と3人で暮らしています。夫のサクとは地元のサーフィン仲間。当時サクは私の友人(マナミ)と付き合っていたのですが、それぞれから「うまくいっていない」と相談されていました。その後サクから「マナミと別れたから付き合ってほしい」と言われ、私とサクは付き合うことに。しかし友人たちの間では、私がマナミからサクを奪ったとウワサになってしまったのです。付き合いはじめて数か月間は順調で、ウワサなんて気になりませんでした。でもそのうちサクに振り回されるようになり……。
「ごめん! 今日はリカと遊ぶ気分じゃなくなったんだよね~。友だちとバイクで出かけてくるわ」とキャンセルされたり、「ちょっと飲みすぎたから迎えにきてくれない?」と夜中に電話があったり、(この人、大丈夫かな……)と思うことが増えました。でも「略奪した」というウワサが気になって、これぐらいのことで別れたりするもんか、と意地になっていました。しばらくして、サクの元彼女であり私の友人のマナミから突然電話が――!
私はさっそくサクに「マナミに連絡しているって本当?」とストレートに聞いてみますが、「なに言ってんの? そんなわけないじゃん!」とはぐらかされました。(やっぱりマナミがいうとおりサクはロクでもないやつなのかな、別れた方がいいのかな)と頭をよぎるときもあります。しかし、毎回そう思う頃にサクが優しくなるのです。
私はまだサクのことが好きだったので、サクに優しくされるともう少し付き合ってみようと思ってしまいました。こうしてダラダラと交際は続きます。
私の母親は亡くなっており、父親は連絡がとれません。そのため私は「家族」への憧れがありました。「結婚したらまじめになった」「子どもができたら人が変わった」ときいたことがあります。妊娠の喜びと同時に、私は「サクも変わるかもしれない……」と期待せずにはいられませんでした。しかしそれはただの期待に終わりました。サクは結婚して子どもができても自分本位な部分はまったく変わらないどころか、むしろ悪化してしまったのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか