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<懇談会って意味ある?>自己紹介はわが子の謙遜大会になりがち!?簡単に済ましてほしいのに

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先生と保護者、また保護者同士が親睦を深めるための学級懇談会や保護者会。多くの学校でお馴染みの行事になっていることと思いますが、その内容に違和感を覚えるママがいるようです。

『謙遜なんだろうけど、懇談会の自己紹介ってわが子の悪口大会みたいにならない?』

懇談会に”思うトコロ”のあるママは少なくないようで、このトピックが登場するとさまざまな意見が寄せられ、懇談会をめぐるママたちの本音が明らかに。さっそくのぞいていきます。

悪口大会、あらため「謙遜大会」は仕方のない現象?

『子どもの家庭での様子とか先生にお題を振られて、「○○の母です。1年間お願いします」だけで終われないことがあるよね』

『子どものことを話してって言われると難しいよね。謙遜か自慢の2択にならない? で、多くの人は謙遜をとるわけで』

寄せられたコメントからは、懇談会ではひと言添えた自己紹介を促されることが多い実態が判明。何らかのわが子の情報を伝えるにあたり、わが子自慢では角が立つと察して、子どもを卑下するように紹介するママは、たしかに多いかもしれませんね。わが子の悪口大会、あらため「謙遜大会」になりがちなことに、投稿者さんが感じているだろう不満に関してはこんなコメントも……。

『自慢大会よりマシじゃない? なかには謙遜している風で自慢の人もいたりするよね(笑)』

『むしろ羨ましい。うちの学校は自慢話や長話が多くてうんざりなんだわ』

自慢めいた話より謙遜された内容の方が、抵抗感なく耳を傾けられる……これに同感というママもきっと多いはず。これは謙遜を美徳とする日本文化ゆえでしょうか? でもたしかに自慢話を長々と聞かされていると、「お腹いっぱい」になってゲンナリすること、ありますよね。

強者ぞろい!?私が経験したビックリの懇談会

懇談会をめぐっては、ママそれぞれに”思うトコロ”がある実態が明らかになった今回。なかには奇妙な空気が漂った懇談会に、内心では困惑したエピソードを寄せるママもいて……。

『長々と「うちの子は~」と話すママに感心した(苦笑)。そのうえ取り巻きグループのママ友たちが「ほぉ」という感じで合いの手を入れてて微妙だった。案の定時間が足りず、途中から名前だけの挨拶になったよ』

『「保護者の自己紹介」を考えすぎたのか、離婚歴があって子どもと名字が違うことを話してしまう人がいた。その後も「母子家庭です」などと話す人も出てきて、個人情報の放出しすぎが気になった』

『感極まって泣きだした人がいた。で、次々と伝染していって何人もの保護者が泣きながら話すっていう、異様な雰囲気の懇談会があった』

こういう場において長話や深い話、プライバシーにかかわる話は避けられることが多い印象ですが、そうとも限らないケースもあるようですね。親睦を深めるためには踏み込んだ話もアリなのかもしれませんが……いかんせん一般的には初対面、あるいは顔だけ見知っている保護者が多い懇談会。他の保護者の長話にイラっときたり、他人事ながら「そこまで話すの!?」と案じたり、涙ながらに話すママたちに付いていけなかったり……。心のなかに何ともいえない感情が生まれる場合もあるようです。一風変わった懇談会、あなたも経験したことはありますか?

わが子の紹介は「簡潔であるべき!」のママ続出

『やたらに長い話は、ご遠慮願いたい』

『私は手短に挨拶したんだけど、次の人が長話を始めちゃって「あ~あ……」と思ったよ』

モヤモヤが溜まりがちな懇談会。わが子紹介は簡素でシンプルが良いと打ち明けるママは、じつは大勢いて……。かなり率直に言えば、あまり知らない何人もの保護者の長尺な話を聞くのは、心理的に負担だということなのでしょうね。

そもそも自己紹介は必要?意義を見出せないママ多数

『他の子の話を聞いたところで仲良くするのは子ども同士だし、すぐ忘れてしまうもの。だから私は自己紹介は意味がないと思うし、不自然さを感じる。子どもが仲良くなったら、親同士が挨拶したり連絡したりしてそこから親睦を深めればいいだけ』

『私も時間の無駄に感じてしまう。ヒマじゃないから早く帰りたい』

自己紹介に違和感を抱くママたちは、そもそも……と話を展開。懇談会での自己紹介に意味を見出せず、やらなくていいのでは? との意見を発信するママがいました。「懇談」とは名ばかりで、本当の意味で「懇談」するのが難しいせいなのかもしれません。たしかに保護者の話や名前を覚えたり、打ち解けて話し合ったりするのが難しい現実はありますね。

その一方で、

『私はいろんな保護者の話を聞けるから、懇談会はわりと好きだよ』

と話すママもいましたよ。あなたはどちらのタイプでしょうか?

ときに気の重い懇談会。ママたちの乗り切り方を教えて!

『うちの名字は名簿でいちばん上のことが多いから、よくトップバッターで自己紹介するんだけど、短く終わらせてるよ! はじめが短いと、最後まで短いまま終わることが多い』

『ついわが子を下げがちだけど、私はその必要を感じないから「サッカーが好きです」と言うよ』

『「縄跳びが好きです」「折り紙が好きです」、このくらい素朴で簡潔な一言なら周囲の反感を買わない気がする』

他の保護者の長話を聞くことになったり、子どもを卑下しないように、あるいはわが子自慢にならないように気を遣ったり、意外に(?)気苦労の多い懇談会。ママたちから上手に乗り切る工夫が届きました。簡潔にわが子の好きなことを伝えるのは長話にならず、自慢とも謙遜とも響かなさそうで使える手かもしれませんね!

もっと有意義に。画期的な代替案も!

『保護者同士お互いを知って仲良くするのは個人的にすればいい。私は保護者会は学級運営について、担任と保護者で意見を交わす場であってほしいと思ってるよ』

意味を見出せないママが多いわが子紹介。それならばと、わが子紹介に代わるアイデアを寄せるママが登場し、その案にいくつもの「いいね!」も押されました。学級運営について先生と保護者で意見交換をするとは、なるほど、建設的かもしれませんね。たとえば先生に普段のクラスの様子を聞いたり、それを踏まえて保護者がどんなクラスにしてほしいかを意見を交換したりする、などでしょうか? 懇談会での自己紹介は因習的な側面がありそうで、新しい取り組みをするのもアリかもしれませんね! あなたは懇談会でのわが子紹介、どのように考えますか?

文・みちはら宵子 編集・きなこ イラスト・んぎまむ

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
保護者会の自己紹介が自分の子の悪口大会みたいになってる
懇談会行きたくないなって思っちゃう