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<闇深>使わないのに着物を買って送ってくる実母。無駄使いの理由は、お客様扱いが嬉しいから!?

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人それぞれ欲しいものが違うため、お金の使い方もさまざまでしょう。ものを買うのは悪いことではないですが、他の人に迷惑をかけしまうのは問題ですね。ママスタコミュニティの、とあるママの実母は買い物好き。そのためちょっと困ったことが起きているようです。

『母は呉服屋さんに上得意としてあつかわれるのが楽しくて仕方のない人です。私の成人式の振袖から喪服、黒留袖や色留袖を頼みもしないのに作りました。全部一度も着ていません。振袖すら着たことないと知った父は、母を「無駄な買い物が過ぎる!」と叱っています。そのため、父にはバレないように私の着物や小物一式を送りつけてきました。
私には娘が2人いますが、娘が産まれたら頼みもしないのに産着をあつらえ、上の子が3歳になったら産着を着物にして送ってきました。私も旦那もものが増えるのが本当に嫌なのに、「あなたに買っているわけじゃない、孫に買ってやっているんだ」と着物や小物を送ってきて迷惑です。
父はとても怖い人です。着物に関しては過去2回ほど「無駄遣い!」と怒鳴っているので、次は手を上げるかもしれません。そうなる予想はついていても、着物を持たされるのは迷惑だから父に言ってしまおうか迷っています』

投稿者さんの実母は着物を買うのが好きで、投稿者さんやお子さんのためにたくさん購入してきました。使った金額も多いでしょう。その着物に愛着を持って使っていればお父さんも納得したかもしれませんが、まったく袖を通していないそう。お父さんからすれば無駄遣いに思えてしまい、叱りたくなる気持ちも理解できます。今は買った着物が投稿者さんの家に送られてくるので、保管場所を考えると迷惑に感じています。今後実母が着物を買わないようにしたい投稿者さん。父親に話してまた叱ってもらおうかと悩んでいますが、他のママたちはどう考えるのでしょうか。

父親に着物のことを話した方がよい?

『もらったらそれはもう投稿者さんのもの。煮ようが焼こうが売ろうが、それは投稿者さんが決めてよい。ただ、夫婦喧嘩の火種をつけることだけはやめておきなよ』

送られてくる着物は母親が自分で着るためではなく、投稿者さんのお子さんのために買っているもの。投稿者さんにとっては、いただいたものと考えることもできますよね。そうなると、着物をどうするかは投稿者さんが決めてよいのかもしれません。古着として売る、そのまま処分するなど方法はありそうですね。また、父親に話してきつく叱ってもらうこともできますが、それによって両親の関係性が非常に悪くなる可能性があります。父親に話すのは避けたほうがよいのかもしれません。

『今度勝手に送ってきたら受け取り拒否して、父に連絡すると言っておいたら?』

実母が着物を投稿者さんの家に送ってくるのは、投稿者さんの父親に知られたくない気持ちがあるからですよね。以前叱られたとき、とても怖い思いをしたのでしょう。その気持ちを逆手にとって、次着物が送られてきたら父親に話すと言うこともできそうです。脅すようなことになりますが、実母の買い物にストップをかけられるかもしれません。

実母が着物を買う背景にあるものは……

『洋服と違って着物は仕立てるのに何度も店員さんとやり取りができるから、チヤホヤされて楽しいのかもね。それが楽しみなのかも』

『お母さんは満たされていないんだね。大事にしてもらえるのが嬉しいんだよ』

実母が着物を買ってしまうのは、自身も着物が好きで孫にも着て欲しいとの気持ちもあるのでしょう。でもそれ以上に、店員さんが大切なお客さんとして丁寧に接してくれるのが嬉しいのではないでしょうか。非日常のような気持ちを味わえるのですから、実母からすればとても心地がよいのでしょう。投稿者さんも実母が上客として扱われるのが好きなことを理解していますから、実母の本当の気持ちに向き合うのも大切かもしれません。

今後実母に対してできることは?

お金の管理をしつつ、今のままを続ける

『破産しなければよいんじゃないの? それだけが唯一の楽しみ、生き甲斐なのかもよ?』

着物は決して安いものではないので、父親も投稿者さんもお金の心配をしてしまいますよね。でも実母にとっては、着物を孫に買ってあげることや店員さんに上客として接してもらうことが本当に楽しみなのでしょう。それを奪ってしまうのは、実母が可哀想かもしれません。実母がしっかりとお金の管理をするのが条件になりますが、今のままを続けるのも選択肢の1つでしょう。

違う趣味を見つけてもらう

『着物が欲しいわけでなく相手をしてもらえるのが嬉しいのであれば、他の趣味を持たせた方がよさそう』

実母にとっては着物という「もの」ではなく、受けられるサービスや店員さんの丁寧な接客に満足しているならば、違う趣味を見つけると同じような満足を得ることができるかもしれません。例えば趣味で作品を作って褒められれば満足感が得られるでしょうから、実母の性格や好みに合った趣味を見つけてもらうのもよさそうです。

心が満たされることで、実母が変わるかもしれない

『あなたとお父さんが、もっとお母さんと向き合ってあげる必要があるんじゃないかな』

実母が着物を買ってしまうのは、お店に行けば店員さんから優しく丁寧に接客してもらえることが1つの理由でしょう。誰かにチヤホヤされたら嬉しいものですが、その背景には実母の心の寂しさがあるのかもしれません。もしかしたら他の人から認めて欲しい、感謝して欲しいという気持ちや楽しく会話をしたいという願いが隠れているのではないでしょうか。投稿者さんからすれば着る機会がない着物を送ってくる迷惑な実母、お父さんからすれば無駄遣いばかりの妻かもしれませんが、着物以外のところでもう少し実母の気持ちに寄りそってみてはいかがでしょう。例えば会話を増やしたり、ちょっとした感謝の気持ちを伝えたりもできそうです。実母の心が満たされるにつれて、着物を買うことへの執着も減ってくるかもしれませんね。

文・こもも 編集・塚田萌 イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
着物をやたら買いたがる実母