<ワタシは家事ロボット?>家族は大切!でも、ワタシだって自分の人生を楽しみたい!【第6話まんが】
前回からの続き。結婚して20年以上経ちますが、夫はまったく家事をしません。社会人になった息子も同様です。2人とも晩ご飯を用意しても帰ってこないし、急な予定変更があっても連絡してくれません。2人に振り回される生活に疲れ果てています。家事に協力してほしいと頼んでも長く続きませんでした。ガマンの限界に達した私は、高校の寮で生活している娘に相談。すると少し気持ちが軽くなりました。夫や息子が変わらないなら、自分の考え方を変えることにしました。
私が今の生活に疲れていることを夫と息子に手紙で伝えます。毎日食事の連絡を待つのも疲れていること。頭痛が続いて最近は吐き気もあり辛いこと。何度も言い続けているのに、どうして私の声は届かないんでしょう。心身ともに限界なのでルールを設けたいと思います。
息子にはメッセージを添えました。将来のためにひとり暮らしを経験して、身の回りのことを自分でできるようになってほしいという希望を込めて……。
家族のため……と我慢し続けた私にも問題はあると分かっています。そして家事をしない夫を選んだ私の責任もあると思っていました。「耐えるのは今だけ」「もう少しだけ頑張れば」と自分に言い聞かせてやり続けましたが、そろそろ自分の時間もほしいです。私ひとり真面目に夫と息子に向き合ってバカらしくなりました。
24時間家政婦の生活はもう疲れた……。私は家事をするロボットでも奴隷でもない。大人なんだし、自分のことは自分でやってほしい!
息子はできる範囲で自分のことをやっているので、何かしら感じるところはあったのかもと思っています。でも遊ぶお金欲しさなのか、家を出ていく様子はありません……。
家事の主導権は私にあり、夫や息子にペースを合わせなくていい。これからも私のペースからはみ出た家事はやらない、そう思えるだけで前より機嫌よく家事ができ、気持ちがラクになりました。土日の家事と夕食の連絡待ちから解放されるだけでこんなに晴れやかになるなんて!
最近は夫も息子も晩ご飯がいらない日はカフェなどでひとりでご飯を食べて帰ることもあります。食後のコーヒーを、ひとり静かに飲んでいるだけで「なんと贅沢な時間だろう」とうれしくてたまりません。家族は大切だけど、私にも私の人生があり、私の人生を楽しむ権利があるのだと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・Ponko 編集・横内みか
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