<小6最後の参観日>子どもから「もう来なくていい」と言われてしまった。行くか行かないか、判断は?
学校で定期的に開催される参観日。みなさんはどの程度参加されていますか? 子どもが何歳になっても毎回参加するママ、ある程度参加しようと思っているママ、ほとんど参加しないママなどいろいろですよね。しかしママが参観日に参加したいと思っていても、子どもの方からNGが出てしまうこともあるようです。
『小6の子どもに「もう参観には来なくていい」って言われてしまった。小学校生活最後の参観だし、今まで欠かさず行っていたから行くつもりでいたけどやめておこうかなぁ』
参観日、振り返ったわが子と目があってニコ~っと笑ってもらえた。そのような経験はありませんか? 参観日のお知らせを手に「絶対来るよね」なんて可愛いことを言われた経験のあるママもいるかもしれませんね。
しかし成長とともに、親が参観日に来ることを快く思わなくなる子もいるようです。小学校生活最後の参観日、行くつもりのママと来なくていいと言う子ども。みなさんならどうしますか?
思春期あるある?「子どもの成長の証」
『思春期だもん、あるあるだよ。投稿者さんが行きたいなら、こっそり見にいけばいいのでは』
『きっと照れ隠しだよ。そう言っておきながら、投稿者さんが来ていないことを気にするよ』
投稿者さんと同じように、お子さんから参観日には来ないでほしいと言われたママたちの声が続々と寄せられていました。そのなかでもかなり目立っていたのは、子どもが照れ隠しで言っている可能性について語る声。
男の子でも女の子でも、年齢が上がってくると、家族と一緒にいるところをクラスメイトなどに見られると恥ずかしいと感じる子も増えてくるようですね。その延長線上に、参観日には来ないでほしいという訴えがあるのかもしれません。
『うちの子も同じ。学校で目が合うと「うげ~」みたいな顔をしてくるくせに、帰ってきてから文句は言ってこないし、授業の話しをしてくれる。だから照れ隠しの強がりかなと思っているよ。後から文句を言うようになったら参観に行くのはやめるつもり』
参観日に来てほしいと思っている本心とは裏腹に、悪態をついたり、そっけないそぶりをとったりしてしまう子どもたち。なんてかわいいのだろうと思ってしまいそうですね。
成長したなと感じてもまだまだ小学生。照れ隠しは「成長している証」だと受け止めて、言葉の奥に隠されたわが子の本心を見逃さないようにしたいものです。
参観日は誰のためのもの?「行きたいなら行く!」
『来なくていいとか言われても、子どもの意見は関係ないかな。私は子どもがなんと言おうと必ず行くよ』
『「来なくていいとか、一方的にあなたが決めるものではない」とでも言ってみたら? 「私が行きたいから行く、それもありでしょ」って言えばいいよ』
『迷う理由はないよ。親自身が見ておきたいならいけばいい』
子どもの成長を間近で見られる機会をせっかく学校側が用意してくれているのですから、ママ自身がみたいと思うのであれば行けばいい。そのような声も目立ちました。参観日は決して子どもたちのためだけにあるものではないでしょう。親のためのものでもあると捉えれば、ママが行きたいのであれば行くという選択もありかもしれません。
『一応行って、10分くらいで帰ってくるとか。これならお互いに後悔もなさそう』
『子どもに来ないでって言われても、コソッと見に来る人もいるし、本当に行かない人もいるよね』
参観日に行きたいという思いはあれど、子どもの気持ちも尊重したい。そうなると、大っぴらにではなく、子どもにバレないようこっそり見に行く方法もよさそうです。少しの時間でもわが子が学ぶ姿を目に焼き付けておけば、後から「見に行けばよかった」と後悔することもなくなるかもしれません。
お互いの気持ちを話し合って決めることもあり
『子どもって「来るな」とか言っておきながら、行かなかったら「やっぱり来てほしかった」みたいにわけわかんないことを言い出さない? そうなると親も子も後悔することになりそう。後悔しないためにも、軽く理由とか聞いて話し合ってみたら?』
ママたちが思っている以上に子どもたちの心は複雑で、相反する思いに葛藤しているのかもしれませんね。本当は参観日に来てほしいのに言えない。そのようなわが子の思いをママが汲んであげられればいいのですが、言ってもらえないとわからないこともあるでしょう。ならば思い切って親子で話し合いをしてみる方法はいかがでしょう。話し合う場があれば、親がなぜ参観日に行きたいのかや、学校が参観日を設ける意味などを子どもに教えるいい機会になりそうですよね。
話し合いの場についても、子どもは本心を話さないかもしれません。しかしきちんと向き合って話し合うことで、子どもの本心が垣間見られる可能性もあります。「言わなきゃ伝わらないよ」と教えることも大切ですが、隠したい本音を見つけるための作業として、話し合いはかなり有効な手段かもしれませんね。ママも子どもも後悔しないために、ぜひためしてみてはいかがでしょう。
文・櫻宮ヨウ 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko
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- 小6参観来なくていいって言われた