<誰が世話をするの?>犬を飼いたいパパと飼いたくないママ。反対を押し切られた人、今どうなってる?
旦那さんや子どもから「どうしても犬を飼いたい」とせがまれ、しぶしぶ犬を飼ったママはいますか? 「自分がお世話をするから」と約束して飼ったのにもかかわらず、最終的に犬のお世話はぜんぶママ。そんな話もよく聞くのではないでしょうか。ママスタコミュニティにもあるママからこんなお悩みが寄せられました。
『犬を飼いたいと旦那がしつこいです。反対を押しきって飼うことになった方、今どんな状況ですか? 散歩は自分が行くから(昼、夕は仕事上無理なのに何を言っているんだ)。一緒に寝るから(毛まみれの布団は誰が掃除すんの?)としつこいです』
投稿者さんの旦那さんは「保護犬を保護してあげたい」と犬を飼うことを強く希望しているようです。しかし投稿者さんは、自分が世話をする羽目になるのが目に見えており、反対しているようですね。同じような境遇の人が犬を飼ってみてどうなのか、気になって投稿したようです。実際はどうなのでしょう。ママたちの声を紹介します。
犬を迎えてハッピーになった!
『めちゃくちゃかわいいよ』
『犬が苦手だったから旦那が預かるって言ったときどうしようかと思ったけれど、めちゃくちゃかわいくてそのままうちの子になって7年。散歩は毎日私が行っているし、掃除もほとんど私が世話しているけど、苦になったことは一度もない。今も膝の上で寝てるけどめちゃくちゃ幸せ』
こちらは犬を飼う前はさして犬好きでもなかったママたちの声です。実際犬を飼ってみたところ、犬がかわいくて、最終的に自分がお世話をすることになっても苦ではないようですね。今では犬がいない生活が考えられないようで、犬を飼ってよかったと思えているそうです。
犬の世話は山ほどあること、知っている?
『旦那さんが、犬のお世話を全部自分でやるという誓約書が書けるのならいいと思う。嘔吐物の処理、病院、抜け毛掃除、トリミング、家の中でのトイレの粗相、トイレの後始末、家具の破壊、どんなに暑くても寒くても毎日欠かさない散歩、しつけ……すべて旦那さんが一人で背負うというのならどうぞ』
『掃除、散歩、トイレ、ご飯、トリミング。すべて投稿者さんの仕事になるよ。ワクチンや去勢がどうなっているか知らないけどお金がかかる。一匹幸せにするために一人が不幸になる可能性もあることを考えたほうがいい』
『絶対やめたほうがいい。わが家も旦那が全部世話をするからと言ったので飼いましたが、何もやらない。世話は全て私。犬は可愛いけど、散歩、うんちの処理、ごはん、家の中の毛……悩みは尽きない』
一方で、旦那さんは犬のお世話がどれだけ大変かがわかっていないのでは……? と疑う声も続々と寄せられました。たしかに投稿者さんの旦那さんは、散歩と一緒に寝ること以外のお世話はしなそうですよね。ママたちが指摘しているように、犬のお世話をすべてリスト化して、これらのお世話を自分ができるのか、もしできない場合は誰がやるのか相談したうえで、本当に犬を飼えるかどうか検討してみたほうが良さそうですよね。
さらに他のママからは「犬を飼う前に1ヶ月、1日2回のウォーキングを続けられるか試してみたら?」といった声が寄せられました。家族で犬のお世話の内容を把握し、実際どれくらい大変かのシミュレーションをしてみるといいかもしれません。
家族全員が賛成しなければ引き取ってはダメ
『家族みんなが賛成じゃないなら動物を迎え入れたらだめでしょう』
『里親になるなら、家族全員が賛成していることが条件になるからね』
『保護犬にはさまざまな子がいるけど、飼育するなら家族の協力は不可欠。元々野犬だった子、捨てられた子、疾患持ちの子、ペットショップの売れ残りの子やブリーダー崩壊からの保護の子、何かしら事情のある子が多いし、もし成犬を受け入れるなら、よほど犬の飼育に慣れてないと難しいよ』
「犬を迎えるためには、家族全員が賛成していなければ飼ってはダメ」といった声も複数寄せられました。とくに保護犬は家族の一人が反対していたら、里親になれないようですね。家族となるペットを迎えるわけですから、家族全員の同意は不可欠でしょう。その観点からすると投稿者さんの家庭は、投稿者さん自身が積極的に賛成しなければ、犬は飼えないことになります。
実際保護犬を飼っているママからリアルな声も
『飼えば家族ですね。成犬から飼い始めました。しつけもされておらず家は悲惨な状況に。さらに癌であることもわかり、治療費もかなりかかっています。今3年目です。でも私も子どもも犬が大事な存在です。ちなみに私が中心にお世話も通院もしています。こればかりはいいか悪いかは飼ってみないとわからないことかも。うちはよかったような大変なような』
『子どもと旦那はめちゃくちゃ幸せそう。癒やされるし、家族。保護犬、大変は大変です。大変さと新たな家族を迎えることのどちらがいいかを天秤にかけて判断したほうがいい』
こちらは、実際保護犬を飼っているママからのアドバイスです。保護犬を飼って苦労をしているようですが、メリットデメリットで語れない複雑な思いがあるようですね。命を預かるとは、そういうものではないでしょうか。さらに看取りも想定したこんなアドバイスも。
『犬の夜泣き大変って聞いた。人間の介護と同じだって……おもらしもするようになるって。覚悟必要よね……』
『世話するのは投稿者さんになるね。犬が死んじゃってそのときはみんな泣くけど、普段から都合のいいときだけの犬だからそれまで。結局ロスになるのは投稿者さんだけになるよ。反対なら飼わないことをオススメするよ。犬は本当にかわいくて癒しになるけどね』
投稿者さんが中心にお世話をするとなると、ペットロスになるのは投稿者さんだけの可能性もあるようです。
犬の看取りまで想定して飼うかどうかの検討を
ママたちの声を総括すると「旦那さんはお世話をしない→投稿者さんがお世話をする→犬のお世話は苦労するが、癒されかけがえのない存在になる→介護でお世話が大変になる→犬が亡くなりペットロスになる」といった具合でしょうか。ペットを看取るまでには山あり谷あり苦楽もあるでしょう。
いずれにせよ、計画的に犬を迎え入れてもうまくいかない場合もありますし、犬嫌いでも結果犬好きになることもあるでしょう。こればかりは縁なので、ママたちの声も参考にしつつ、飼うと決めたのならば最期までお世話をする覚悟は必要となります。命とは、かわいいだけでは飼えません。なおかつメリットデメリットで飼うものでもないので、家族とよく相談して決めてくださいね。
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