<ギリギリの生活>「タバコ1本で私たちの関係は保たれていた、でも……」旦那と会話【第7話まんが】
前回からの続き。日々の家事や育児で溜まったストレスの発散方法が、夜に吸う1本のタバコと缶ビールだった私。しかし、旦那から「幻滅だわ」と言われてしまいます。毎日頑張っているのに、どうして幻滅されないといけないの……? しかしある日、飲み会から帰宅した旦那が……。
ユウジは会社の飲み会から帰ってきて、いきなり謝ってきました。突然のことに面食らいます。
そしてユウジは、なぜタバコを吸い始めたのかを聞きました。私は同僚の山根さんに、「アスカちゃんがストレス発散したいのと、旦那さんがタバコが苦手というのは別の問題」と言われたこともあり気まずく思いましたが、本音を打ち明けました。
大切な家族のため。そう思っていくら頑張っても、私は私自身を労わる時間がないのです。
いくらユウジの考えを尊重してあげたくても、他の家事や育児の負担が大きすぎて、息抜きがなければ自分を保てないのです。タバコがあったからこそ、私はなんとか家族のために動けていたのです。
タバコが健康によくないのは事実でしょう。でも、家族のためにあれもこれも頑張って、毎日もう疲れたと思っている今の生活が、健康だとは思えませんでした。
今まで何度も、ユウジに助けを求めてきました。そのたびに文句を言われたり面倒くさそうにされたり……。私の健康を考えているなら、なぜ私のSOSは無視してきたのでしょうか。
タバコを吸わないと保てない生活……。健全だとはいえないでしょう。それなのに、そのタバコでさえも取り上げられたら、本当に心の支えがなくなってしまいます。
ユウジが言った「幻滅」という言葉は、私の心を傷つけました。それは、頑張っても楽にならない今の生活の、ほんのささいな工夫でさえも否定されたということ。これ以上私にどうしろというのでしょう。
ずっと言いたかったこと。「この人には何も言うのはやめよう」と決めたあの日から、ずっと言わずに胸の中にしまっておいたことを、すべて旦那にぶつけました。彼がどんな反応をするかはわからないけれど、自分の気持ちを伝えられたことで気持ちが少しラクになったのでした。
【第8話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu