<ギリギリの生活>夫婦の第2章。負担を分担。あきらめずに成長していけたなら……?【第8話まんが】
前回からの続き。家事にも子育てにも協力的ではなかった旦那。長いこと「この人には何を言っても無駄だ」と思ってきましたが、もう一度自分の気持ちをぶつけてみることにしました。「私たち夫婦をギリギリ繋いでくれているのは、1本のタバコ」この言葉が彼に届くでしょうか……?
本音をぶつけた私に夫から返ってきたのは、想像していなかった優しい言葉でした。
「今さら?」「あんなに言ったのに?」と思う気持ちもなくはありませんでした。それでも、文句ばかりだった旦那が「何したらいい?」と聞いてくるなんて、大きな進歩ではないでしょうか。
夫がそう言ってくれたことで、私は気持ちが軽くなるのを感じました。
家事や育児をしてこなかった旦那から「何をしたらいい?」という驚きの提案が。さらに、旦那はもう1つ約束してくれました。
散々文句を言ってきた過去があるのでにわかには信じられませんでしたが、私が釘を刺したので今後の旦那の様子を見守ろうと思いました。
旦那は変わりました。それまで私が負担だと思っていたことを代わってくれたり、体力が必要な家事を担当してくれたりしました。私は心に余裕ができて、家事や育児に追われることも減りました。
家事や育児に追われていると、子どもたちに向き合う時間でさえも余裕のないものになっていたのでしょう。こわい顔をして育児をしていたのかな……と思うと、子どもたちに申し訳なくも思いますが、それだけ頑張っていたのです。
今まで協力してくれなかった旦那を忘れることはできません。しかし、そのままにせず向き合おうとしてくれたのは、私にとっても旦那にとっても大きな一歩でした。
ずっと「1人で頑張らないと」そう思ってきました。しかし旦那の変化のお陰で張りつめていたものが緩んで、再び禁煙をはじめてみようと素直にそう思えたのでした。禁煙が成功するかはまだわかりませんが、この1本が私たち夫婦の関係を保っているわけではない今。もしものときは旦那に相談して、一緒に乗り越えていけたらと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・Natsu