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【魔裟斗さん・第3回】「10歳長女との外出でドキッとしたこと」

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K-1元世界王者として活躍し、現在は格闘家、そしてタレントとしても活躍されている魔裟斗さん。第3回目では、魔裟斗さんの子どもの頃の話から、8歳と10歳になる娘さんたちとの関係などについて聞いてみました。思春期の娘と良好な関係を築きたいパパ必見ですよ!

「男の子はヤンチャで手がかかるけど、かわいい!」

――魔裟斗さんは、子ども時代どんなお子さんでしたか?

魔裟斗さん(以下、魔裟斗):僕はものすごく大変だったみたいですね。

――活発中の活発みたいな感じだったんですか?

魔裟斗:母親がいうには、とにかくいつも走っていたみたいです。追いかけてもすばしっこくて全然捕まらなかったと言っていましたね。あと、よく怒られていた(笑)。母親に怒鳴られていた記憶があります。でも、きっと母親は「僕のことをかわいいと思っていたんだろうな」と親になって思っています(笑)。

――母の愛情はしっかり感じていたんですね。よく読者のママたちからも、「息子はヤンチャで手に負えないけど、かわいい!」という声があります。

魔裟斗:よく聞きますよね! うちがまだ女の子2人しかいないときに、幼稚園のママ友たちも「男の子は本当にバカなことをするからね。でもそこがまたかわいい」と言っていました。

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そろそろ思春期。父親と娘の関係は?

――ごきょうだいの関係はどうですか?

魔裟斗:長女(10歳)と長男(3歳)も仲良しですが、次女(8歳)と長男はとくに仲がいいですね。長女は、3人のなかでも一番年上ということもあり、1番しっかりしています。朝、僕が次女を起こしてもなかなか起きなくて。でも、長女はちゃんと自分で起きるんです。長女というのは、自然としっかり者になっていくんでしょうね。

――長女さんがそろそろ思春期になってくる頃かなと思うんですけど、父親である魔裟斗さんとの関係性はどうですか?

魔裟斗:今のところは大丈夫ですね!

――「お父さん大好き!」という感じですか?

魔裟斗:前ほど「お父さん大好き!」という感じではなくなってきたんですけどね。このあいだ、長女と2人で街を歩いていたんですけど、そのときに長女が久しぶりに手をつないできたんですよ。

――それは嬉しいですね! 長女さんは今10歳ですよね?

魔裟斗:10歳です。前は娘と手をつないでもなんとも思わなかったんですけど、久しぶりだったこともあって、ちょっとドキッとしましたね(笑)。そんな感じになりました。

――小学校5年生くらいになると、「お父さん嫌い」という子も出てくる年頃ですが、長女さんと魔裟斗さんは素敵な関係ですね。

魔裟斗:うちは仲いいんじゃないかな。

――長女さんと接するうえで気をつけていることはありますか?

魔裟斗:3歳の長男と同じように接することがあります。でも、それって10歳の長女からしたらイヤなのかな(笑)。

――3歳の子と同じように接するというのは、たとえばどんな感じですか?

魔裟斗:たとえば、ほっぺを触って「かわいい、かわいい!」ってする。でもそれを10歳の長女にやっていいのかな? どう思うかな? とか考えちゃいますね! まだ長女は受け入れてくれるんですよ。だから、まだ大丈夫かなって思って(笑)。

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ご褒美制導入で徒競走への意欲がアップ!

――お話をお伺いしていると、お子さんとのコミュニケーションがすごくしっかりと取れていて、素敵なお父さんだなと思います。

魔裟斗:なんていうんですかね? 子どもたちからしたら「なにかあったらお父さんに頼む!」「お父さんはお財布!」という感じです(笑)。そこらへん難しいですよね。

子どもたちも成長してくると、自分のほしいものがいろいろ出てきますよね。ファッションもゲームも好きだし、どこまで買ってあげていいのかな? って考えることも増えてきました。そこで最近は、ご褒美制度を取り入れているんですよ。

――ご褒美とはどんなものですか?

魔裟斗:このあいだ、運動会があったんですけど、小学生の子ども2人と「運動会の徒競走で1番になったらなにか好きなものを買ってあげる」という約束をしたんです。そしたらこれまでは運動会の練習なんてしたことがなかったのに、急に走る練習をし始めたんですよ。

そしたら、次女が見事、徒競走で1番になったんですよ。本当のことをいうと、次女は1番にはなれないかなと思っていたから、余計にびっくりしました。

――子どもにお願いされたものを買いすぎちゃって奥さんに怒られる、というようなことはないですか?

魔裟斗:どうなんだろう? でも、僕は基本的にそんなに子どもたちに物を与えてないと思います。子どもの洋服などは、妻が必要なものを買い揃えている感じですね。僕は「消えるもの」にお金をかけたいと思っているんですよ。

――消えるものとは?

魔裟斗:たとえば、家族旅行とか、子どもたちの記憶に残ることをいろいろ体験させてあげたいです。形に残るものより、思い出に残るものにお金を使いたいなと思っています。

(編集後記)
Instagram(インスタグラム)やYouTubeに家族の写真や動画をアップしている魔裟斗さん。お子さんたちや奥さんと毎日たくさん話し、楽しい時間を過ごしていることが伝わってきます。朝の支度を手伝ってくれたり塾などの送迎をしてくれたりする魔裟斗さんは、きっとお子さんたちにとって頼もしい存在なのでしょうね。最終回となる第4回目は、スポーツや子どもの習い事について、魔裟斗さんの考えを聞いてみたいと思います。お楽しみに!

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取材、文・間野由利子 編集・荻野実紀子

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