<パートつらい>【前編】仕事に慣れるまでが大変で心が折れそう。この時期をみんなはどう乗り越えた?
仕事をはじめたばかりのときは、右も左もわからず戸惑うものですよね。知らない人に囲まれて、知らないことをしなければならない。いつもはしない動きをして体が筋肉痛になったり、恐縮して精神的なストレスになったり、しんどい思いをしている人も少なくないのではないでしょうか。今回の相談者さんもどうやらその一人のようです。
『パートを始めて辛い時期を頑張っている人。どうやって乗り越えている? 慣れるまでは本当に辛い。40歳を過ぎたら仕事がなかなか覚えられなくて、心が折れそう。乗り越えた人の体験談も聞かせてほしい』
相談者さんのお悩みは、年齢が関係しているのか、若いときと違って仕事が覚えられないのだそうです。筆者も物忘れがはげしく、物の名前を言われてもピンとこなかったり、頭では理解していても体が反応するのが遅れたりといった加齢の影響をヒシヒシと感じている最中。相談者さんのお気持ちがよくわかります。
分かる!人間関係や仕事を覚える量など辛いことがたくさん
相談者さんの気持ちが分かるのは、どうやら筆者だけではなかったようです。働いて間もないときに辛い思いをした人はたくさんいる様子ですよ。
『働いてまだ間もないけれど、社員と同じ仕事量をやらされていて、辛くて仕方がない。食欲がなくなるぐらい精神的に病んでいる。こんなこと初めて。「パートだからって関係ない」って初日から一気に言われて、必死でメモ取って。次の日には「もうできるよね?」って押し付けられた。2日目で同じようにやれなんて、できるわけない』
ある程度の基礎を知ってから新たに覚えないといけないことをするのと、土台も何も知らないままさまざまなことを覚えないといけない場合では、後者の方が圧倒的に負担が大きいですよね。なおかつ「教えたからもうできるよね?」と言われてしまっては、プレッシャーに押しつぶされてしまいそうです。
『みんなの言うことが違う。一人ガミガミ言う人いるから教えてくれない人もいる悪循環。いい加減に笑顔も苦笑いになって辛い。いい人もいっぱいいるから複雑な心境で働いている』
みんなの言うことが異なるのも、新人にとっては混乱のもと。Aさんの言う通りにしたのにBさんに怒られる、そんなことを繰り返していたら、どれが正解なのかもわからなくなってしまいそうです。
『ちゃんと家で覚えてきたのに、実際にやろうと思ったらできなくて、焦ってまた失敗する。落ち込んで家に帰ると、もう何もしたくなくなる。辛くて涙が出てくる。
教えてくれる人によって話が違ったり、言い方が適当で荒かったり、キツい口調で「前にも言ったよね?」って怒られたり。「えっ? こんなのもできないの?」って不機嫌な顔をされて傷ついて、もう嫌だ行きたくないって精神的にも病んだ』
家で予習復習ができていても、いざ実践となるとまた話が違います。自分でも混乱して誰かに助言してもらいたいのに「前も言ったよね?」なんて言われたら、「言われたけれどわからないから聞いているんだよ!」と叫びだしたくなるものなのかもしれません。
しかしそんな辛い時期を乗り越えて、仕事に慣れていった人もいます。一体どうやって乗り越えていったのでしょうか?
最初はとにかく笑顔と挨拶!質問しやすい環境にして慣れるしかない
みなさんのアドバイスをまとめてみると、特に多かったのが「笑顔と挨拶が重要」というものでした。仕事をする場ではあるけれど、職場に人間関係はつきもの。相手に好意をもってもらえれば、質問をしやすい雰囲気も作れますし、職場に自分の居場所をより早く作ることもできるのではないでしょうか。
『半年経つけど、最初の頃と本当に同じ人たち? と思うくらいみんな優しくなった。笑顔を忘れず、毎日とにかく頑張った』
『とりあえず笑顔と挨拶かな。出勤前にドリンクのんで行っている』
『繰り返しやって覚えるしかない。後は真面目に勤める。嫌味を言われたらてきとうに聞き流す』
嫌なことがあっても顔には出さない、前日に怒られたとしても翌日は挨拶を欠かさない。こういった小さいことから人間関係は築き上げられていくのですね。
たしかにムスっとしている人よりも、笑顔の人の方が好感がもてますし、困っていたら助けてあげたいと思うことも多いのかもしれません。それに挨拶をすれば、接点も生まれます。職場は仕事をする場所とはいえ、人間関係が大切だとらえている人が多いことがわかりました。より円滑な作業をするためにも、まずは挨拶と笑顔を大切にして、居心地が良い空間をつくっていきましょう。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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