<廃業の危機!>両親が営む小さい酒屋「畳む予定」一人っ子の私は、旦那に継いでほしい【前編まんが】
数年前の話です。私・麻由は15年前に旦那・康政と結婚し、小中学生の子どもがいる専業主婦です。私の実家は祖父の代からの酒屋。昔は従業員を雇っていた時期もありましたが、今は70代の両親が二人で細々とお店を切り盛りしています。先日実家に帰ったとき、母がいきなり「そろそろお店を畳もうと思うの」と切り出しました。
私は店舗と一体になった住まいで育ちました。両親の働く姿を間近で見ながら、お手伝いをしたり、近所のお客さんと話をしたり。酒屋は私の大切な思い出がたくさん詰まった場所です。なくなるなんて絶対にイヤです。その晩旦那が帰ってくると、私はすぐさま事情を話しました。
私はてっきり旦那は将来酒屋を継ぐ気でいると思っていました。しかし旦那にとっては「ゆくゆくは南の島とかでノンビリ暮らせたらいいな」くらいの話だったようです。15年前にきちんと約束したと思っていたのに……。そんな話、覚えてもいませんでした。
旦那の話ももっともですし、頭では理解できます。でも感情が追いつかないのです。私は生まれる前からずっとあった大切なお店を、簡単に終わらせたくはありません。なんとか継いでもらえないか……これからも説得し続けようと思います。
中編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・ももいろななえ 編集・井伊テレ子
※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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