旦那の一人部屋はある?リモートワークに趣味部屋、いびき対策などさまざまな理由が
家族がみんなで集まってともに時間を過ごす家。リビングのほかに夫婦の寝室、子ども部屋などがあるのがファミリー向けとして一般的に多いおうちでしょう。しかし中には書斎や仕事部屋、趣味部屋など、旦那さん専用の一人部屋があるというお宅もあるのではないでしょうか。ママスタコミュニティには先日、こんな質問がありました。
『旦那さんの部屋ありますか? うちはありません。ある人、ない人、それぞれ必要性はどう感じているかも教えて頂けると嬉しいです』
旦那さんの部屋があるかどうかは、家族構成やおうちの広さ、住んでいる地域、旦那さんの仕事の状況など、さまざまな要因が絡んでくるもの。投稿者さんのお宅では、必要性を感じていないために旦那さんの部屋を設けていないそうです。実際に旦那さんの部屋があるという家庭では、どういった理由があるのでしょうか。ママたちのコメントをご紹介します。
在宅ワークになったから作っておいてよかった!
『ほんとに小さいけど作っておいてよかった。もう2年近くほぼリモート』
『テレワーク部屋として作った。子どもが邪魔しに行ったり、音とか後ろ通ったりするときに気を使わなくてよくてすごく快適』
コロナ禍で一気に増えたリモートワーク。今では完全に在宅ワークとなって、おうちで仕事をこなしている人も増えてきました。旦那さんがおうちでしっかり仕事に取り組めるように、仕事部屋を作ったというママたちは多かったです。テレワーク部屋がないとリビングで仕事をしなくてはいけませんから、会議や打ち合わせの際にも子どもが邪魔してしまったり、ママが音を立てないように気遣いながら家事をしたりといった状況になることも。子どもが自由に遊べなくなったり不要なイライラが募ったりする事態にもなりかねないので、やはり集中して仕事をするためにはリモート部屋は必要なのでしょう。
『ゲーム好きの旦那なので。あと私のいびきがうるさくて寝られない事件が起きたので寝室は別にしてる。基本的に自分の時間が大好きな旦那なので』
『お互い気兼ねなく寝れるように夫婦別室で建設した』
また夫婦で寝室を別にしているために、それぞれの寝室が実質一人部屋となっているケースもあるようです。同じベッドや同じ部屋で寝ていても就寝時間や起床時間が異なると、相手がたてる物音で起きてしまうこともありますよね。そのため十分な睡眠時間が確保できずに、仕事や生活に支障をきたしてしまうこともあるでしょう。お互いが気兼ねなく眠れるように、夫婦別室にしてそれぞれの部屋を持つスタイルにしているママも少なくありませんでした。
旦那の生活スタイルや趣味の有無によっては不要かも
『結婚17年目だけど必要性を感じたことない。楽器部屋にパソコンやプリンターも置いてあるのに、わざわざリビング持ってきてやってるから書斎作ってもダメなタイプだと思う』
『あるけどほぼ使っていない。クローゼットに服があるから着替えるときは部屋に入ってるけど、それ以外の時間はずっとリビングで過ごしてる。そのうち物置部屋になりそうな予感』
一方で旦那さんの部屋を設けていないママたちからは、「必要性を感じない」という意見が。掘り下げてみると、実際に旦那さんの一人部屋を設けても、リビングで仕事や趣味をしてしまうケースがあるようです。また趣味が特になかったり仕事もリモートワークではなかったりすれば、特に一人部屋を持つ必要もないのかもしれません。このあたりは「広いリビングにいたい」「家族と一緒にいたい」といった、旦那さんの考えや性格にもよるのではないでしょうか。こうしてママたちの体験談を見ると、必ずしも旦那さんの部屋が必要というわけでもなさそうです。
『旦那が「老後の為にも一階に部屋がほしい」って言うから作った。子どもが小学生のときは友達と遊ぶ部屋になったり、今は旦那の仕事のリモート部屋になったりいろいろ活用できてるから作ってよかったよ』
『旦那の希望で書斎的なのを作ったよ。今は子どもたちが小さいから全然使ってない。将来一人時間が持てるようになったらお気に入りの椅子買って、そこで読書したりプラモデル作ったりしたいみたい』
また旦那さんのためという確固たる目的を持って作ったわけではなく、子どもの成長やライフイベントなどに応じて、柔軟に使い方を変えられるような部屋を設けているというママもいました。ときには旦那さんの仕事や趣味に使う部屋になり、ときには子どもたちが遊ぶ部屋になり、ときには物置になり。そんな風にして、家族の変化に応じて自由に使える部屋を一つでも持っておくという選択肢も素敵ですね。ちなみに筆者の家でも和室を自由部屋として位置付けており、子どもが産まれて間もない頃は物置でしたが、今では物を片付けて夫の仕事部屋にしています。また和室のため、今後は客間としてお客さんが泊まりに来たときの部屋としても想定。このようにいろいろな活用方法がある部屋を一つでも持っておく利便性を感じています。
喧嘩しても自室に籠るから楽!一人になりたいタイプならあってもいいかも
『家族全員ある。それぞれ自室で気楽にやってる。旦那は休みの日もほとんど自室から出て来ないからいいよ。喧嘩しても私は自室に入るし、別な居場所があるって楽』
『ずっとリビングいられるとジャマ』
『本人の絶対希望だったので。仕事も大変だろうし食後は自室で癒されてると思うよ。私が遊びに行く感じで行ったら、電気ポットも置いてあってお茶淹れてくれるよ』
旦那さんの部屋だけでなくママや子ども、家族全員分の部屋があるというママもいました。みんなが集まるリビングのほかに一人になれる自由な部屋があることで、うまくいっているケースもあるようです。特に夫婦喧嘩した後にはお互いが冷静になるために、自分の部屋に籠ることができるというのは大きなメリットかもしれませんね。また「ずっとリビングにいてほしくないから、自分の部屋にいってほしい」という手厳しい意見も見られました。自分の部屋が小さなおうちのような存在になっていて、ママをもてなしてくれるという微笑ましいエピソードも。
「旦那さんだけの部屋がある」と聞くと、なんとなく家庭内別居のようなネガティブなイメージを持つかもしれませんが、ママたちのコメントを見てみるとそうとも限らないようです。人によっては家族でずっと同じ空間に一緒にい続けることで、ストレスが溜まることもあるでしょう。そうしたタイプの旦那さんであれば、おうちの中に一人になれてほっと一息つける空間があることで、家族全員が仲良くなれることもあるはず。それは旦那さんだけでなくママにとっても同じことかもしれませんね。旦那さんの部屋を設けようか悩んでいるママは、旦那さんの性格やリモートワークになる可能性、趣味の有無など複合的な観点から設置を検討してみてはいかがでしょうか。
文・AKI 編集・みやび イラスト・めい
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