<選択一人っ子>義母から怒りの「二人目を早く!」攻撃が。夫婦で納得しているけれど、どう返信する?
「子どもは何人産み育てたいか」という話し合いを、結婚前や結婚後に交わす夫婦はたくさんいるでしょう。一人っ子ならどう育てるか、二人なら、三人なら、と経済的な面や育児のキャパシティなどいろいろな点を考慮して、自分たちなりに意見をすり合わせて結論を導いている夫婦は多いのではないでしょうか。そんな中ママスタコミュニティには、今年の夏休みに旦那さんと5歳の娘さんが義実家に帰省したという投稿者さんから、こんな投稿が寄せられました。
『夫に対して義両親が「早く二人目を!」と言ったそうです。夫と私は教育費がどれだけかかるか不明だし、このご時世、感染症や天災で職を失う可能性だってゼロではない。老後の貯金も考えて子どもは一人だけと決めました。「二人目!」としつこい義母に夫がそのことを伝えたら義母が激怒。義母から怒りのメッセージが私にも届きます。こういう考えで子どもが一人っ子なのは許されないことなんですか?』
旦那さんと二人で話し合い、子どもは娘さん一人だけという結論に至ったという投稿者さん。こうした夫婦の考えを伝えても義母の怒りは収まらず、投稿者さんにも連絡がきているそうです。投稿者さんは夫婦で納得した上で一人っ子を選択しましたが、ママたちに意見を仰いでいました。この投稿に対してママたちからはどのようなコメントが集まったのでしょうか。
義母の怒りはまったく関係ない!
『義母がどれだけ怒ろうが関係ない。責任持って育てていくのは夫婦。大人しく話聞かなくていいと思う』
『どういう理由でも夫婦で決めたならそれでよし』
今回の投稿では、ママたちのほとんどが投稿者さん夫婦の一人っ子を選択した判断を支持していました。夫婦で決めた結論とはいえ、義母から怒りのメッセージが送られてきたら、どう返答したらいいのか、二人目がほしいという義両親側の要望を考慮すべきかなど心が揺れ動いてしまうかもしれません。しかし家族計画を考えるのは義実家ではなく、産み育てていく当人である夫婦です。今回のケースでも教育費や感染症などを懸念しているという理由そのものよりも、「夫婦で話し合って納得して決めた」という事実こそが重要だと言及しているママがいました。
『姑世代って何とかなる精神で実際何とかなったし、「三人産んで一人前」とか言われてた時代じゃん。だからといって口出ししていいことではないけど、夫婦の考えが理解できないのも仕方ないと思う。理解を求めるのは諦めたほうが平和だよ』
義母に対する批判が相次いでいた今回の投稿。一方で義母が子育てしていた昔と現代では子育て事情が大きく変わっていることを指摘しているママもいました。一人っ子が少なかった時代に生きていた義母にとっては、きょうだいを産み育てるのは“当たり前”なのかもしれません。そのためいくら投稿者さん夫婦が説明しても、現代の状況を理解しきれないのはある意味では仕方がないこととも言えます。こちらが頑張って義母に理解を促して納得してもらうことを目指すことはなかなか困難。理解されないことを前提として、上手に二人目攻撃をかわしながら穏便に済ませるほうが賢明と言えるかもしれませんね。
義母の口出しは非常識。強気に返信してみてもいいかも
『「義母さんが二人目の人生の責任をとってくれるんですか? 衣食住○○万円、教育○○○万円」って支出を書いて送ってみてほしい』
『気持ち悪いね。「人の家族計画、性生活に口出ししないでください」って送り返すかな。顔真っ赤にして何も言い返してこなさそう』
『義母に「うちは産まないので、お義母さんもう一人くらい産んだらいいじゃないですか~」って言っときな』
息子である旦那さんだけではなく、義理の娘である投稿者さんにも二人目攻撃のメッセージを送ってくるという義母の行動は、理解に苦しむところ。そんな義母に対して、これ以上口出ししてこないような返信内容をアドバイスしているママもいました。教育費のリスクを考えて一人っ子を選択していることはすでに伝えているのに、怒りのメッセージを送ってくる義母には、「お金を出してくれるなら産みます」と言ってみると黙ってくれるかもしれませんね。また家族計画に口を出すということは、息子夫婦の性生活にも口を出してきているということ。この点についてはダイレクトに拒否反応を示す返信を促すママや、「そんなに赤ちゃんがほしいならもう一人産んだらどうですか?」と強気なメッセージを送り返すアドバイスをしているママもいました。いずれにせよ義母自身の非常識な口出しを反省させる効果がありそうです。
「一人っ子は可哀想」と言ってきた義両親の寂しい老後
『うちも一人息子。義母にはずーーーーーっと「一人っ子だから心配よね」とネチネチネチネチ言われ続けた(義兄の所は女の子二人)。でも義兄家族との関係が悪くなったら息子のことを 「○○家のたった一人の男の子」とか言い出した』
『「一人っ子は可哀想」って言ううちの親がまともな育児をできていない。私と弟、超絶不仲。弟ばかりを甘やかし非行に走り鑑別所のお世話になり高校は中退、親や私にさんざん金の無心。今は「私にはあんたがいてよかった。あんたがいなきゃ老後が寂しい」だの言う母。子どもの頃は弟ばかりをかまってたくせに。子ども二人いようが三人いようが、子どもから慕われるような親にならなきゃどっちにしろ寂しい老後が待ってるんだよ』
自分が義母から「早く二人目を」と言われ続けていたママや、「一人っ子は可哀想だからきょうだいを産んだ」という実の両親と折り合いが悪くなったママからの、詳しい体験談も寄せられていました。共通しているのは「一人っ子は可哀想だから二人目を産むべき」と言った親が、子どもたちとの関係性が悪くなっているということ。実際に投稿者さんに対して「そんな義実家とは疎遠にするべき」というママからの意見もあります。執拗な「二人目はまだ?」攻撃によって、子どもやその配偶者と疎遠になってしまう可能性は、かなり高いことがうかがえました。
「早く孫を見たい」、「孫がたくさんほしい」と考えることは自由です。しかし子ども夫婦の家族計画に勝手に口を出し、当人たちに怒りを向けるなんていう行為は誰も幸せにしないことでしょう。投稿者さんには義母の怒りを真に受けず、旦那さんと話し合って決めた決断を尊重していってほしいですね。
文・AKI 編集・みやび イラスト・Ponko
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