<家族の不満>釣りが趣味でさばいて料理までしてくれる旦那さん。嬉しいけれど大歓迎でもなく……?
旦那さんの趣味が釣りというママはいますか? ママスタコミュニティのあるママの旦那さんは釣った魚を持ち帰ってきて魚料理を作ってくれるそうなのですが……。
『釣りに行っては魚をさばいて刺身や天ぷらや煮付けを作る旦那。みんなだったら嬉しい? 早朝に釣りに行って、朝から刺身や焼き魚を出してくることもある。後片付けも自分でしてくれるのはいいんだけれど……』
釣りが趣味である投稿者さんの旦那さんは、釣った魚を刺身や天ぷら、煮付けなどにしてくれるのだそう。焼き魚もあるので、ママは朝ごはんの準備をしなくても良さそうですよね。でも他のママたちに質問をしているので、どこか不満があるのかもしれません。ママたちはこのような旦那さんをどう思うのでしょうか。
魚料理を作ってくれる旦那さんは大歓迎
『朝は和食が良いタイプで、味もそれほど濃くないもののほうが助かる。だから焼き魚や刺身なら嬉しい。しかもさばいて作ってくれて、ちゃんと後片付けまでしてくれるなら文句はないな』
『嬉しさ以外に何があるのさ』
『めちゃ嬉しい! 毎日魚でも良いくらい好き。あと、料理が嫌いだからしてくれたら嬉しい』
魚料理が好きでも魚を扱うことに抵抗があったり、料理そのものが苦手だったりすることもあるでしょう。とくに魚をさばくのは苦手なママもいるのではないでしょうか。でも旦那さんがさばいて、しかも料理まで作ってくれるならば、ママは何もしなくても良い状態です。できあがった料理が食卓に並ぶのを待つだけですから、ママにとっては大歓迎なのかもしれませんね。
ママたちが気になることは?
旦那さんの魚料理を歓迎する声がある一方で、懸念していることもあるようです。
魚の生臭さ
『実父がそういう人だったけれど、母は喜んでいなかった。実は子どもである私も兄も。後片付けも父がやっていたけれど、終わった後のキッチンはとにかく生臭くて生臭くて』
『嫌だ。臭い! うちの旦那も同じだけれど、私は嫌だわ。家のなかがちょっとでも臭いのは嫌だから』
魚特有の生臭さはなかなか取れないことがありますよね。実は筆者の夫も釣ってきた魚をさばくのですが、気づかない場所に魚の小さな破片や鱗が飛んでいるのか、いくらシンクを洗っても臭いが残ってしまっています。どこから臭ってくるのかピンポイントでわからないので、困ったものです。
『ゴミの日を考慮してくれれば最高』
『ゴミ出しの前の日じゃないと嫌かな。臭い』
これも魚の生臭さに関連してきますが、魚をさばくタイミングを考えてほしいと思っているママもいます。できるだけ早くゴミを出したいので、ゴミ出しの日の早朝にさばいてくれるとありがたいですよね。
完璧に後片付けしてほしい
『生ゴミの片付けまでしてくれる(外に捨てるとか)なら嬉しい。生ゴミを片付けてもキッチンのペールに捨てるくらいなら作るなって思う』
『後片付けが完璧ならめちゃ嬉しい!』
『全部後始末まできれいにしてこっちの負担がゼロならいい』
魚をさばくのは良いとしても、頭や尻尾、骨まできちんと片付けてくれるかどうかが気になるママもいます。魚の破片を残さずに片付けて、シンクやシンク周りをきれいに洗ってくれれば良いですよね。中途半端な後片付けをされるとママが残りを片付けることになるので、それならば魚を釣ってきてさばくのはやめてほしいと思ってしまうのかもしれませんね。
魚料理が続くと、飽きてしまう
『魚料理が頻繁だと飽きそうだな』
『親が昔そんな感じでアユを釣ってきて、母親が調理していたんだけれど……。しまいには飽きて、もう今は食べたくない魚となった』
釣りが趣味の旦那さんは、きっと頻繁に魚を釣ってくるのでしょう。その度に魚料理が出されると、だんだん飽きてしまう可能性も。焼き魚、煮付け、フライなど調理の仕方を変えたり、味付けの仕方を工夫したりしてもらうと良いかもしれませんね。
食中毒が怖い
『天ぷらや煮付けなら嬉しい。刺身はアニサキスが怖い。素人がさばいたら寄生虫に気づかなさそうで』
サバやアジ、サンマ、カツオ、イワシ、サケ、イカなどには「アニサキス」が寄生している可能性があります。寄生した魚介類を生や冷凍や加熱が不十分な状態で食べると、アニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入して、食中毒を引き起こすことがあるのです。厚生労働省のサイトにはアニサキスによる食中毒の予防方法として、「内蔵を取り除く」「目視で除去する」「加熱する(70℃以上、または60℃なら1分)」と記されています。刺身ではなく煮付けや天ぷらなど、しっかりと火を通すと安心して食べられそうですね。
旦那さんに感謝をしつつ、後片付けなどの希望を伝えてみよう
旦那さんが釣った魚をさばいて料理を作ってくれるのは嬉しいと感じるママもいますが、一方で臭いや後片付けが気になることもあります。魚の生臭さはなかなか取れないこともあるので、魚をさばくタイミングを考えたり、臭いまで気にしたりしながら後片付けをしてもらえたら嬉しいですよね。旦那さんにこうしてほしいという希望がある場合、まずは魚料理を作ってくれることに感謝の気持ちを伝えつつ、柔らかい言葉でママの希望を言ってみてはどうでしょうか。そうすれば旦那さんも素直に聞き入れてくれるかもしれませんよ。
文・こもも 編集・きなこ イラスト・Ponko
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