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子どもと接するうえで大切にしていることは?【松本利夫さん、EXILE ÜSAさん、EXILE MAKIDAIさん・第3回】

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普段、子どもとはどんなスキンシップをとっていますか? 現在、6歳の男の子を育てる松本利夫さんは、あることをしてあげるとお子さんが大喜びするといいます。松本さんを始め、3歳の男の子を育てるEXILE ÜSAさん、1歳の男の子を育てるEXILE MAKIDAIさんのお三方にお話を伺いました。

「あなたの話を聞くよ」という姿勢で築く子どもとの信頼関係

――お子さんと接するうえで大切にしていることはありますか?

松本利夫さん(以下、松本):子どもと過ごす時間を大切にしています。一緒にいられる時間というのはすごく貴重で、しかも子どもは成長が早いじゃないですか。たまに仕事で1週間いないときがあったんですけど、帰ってきて子どもと再会したら「1週間でこんなに変わる?」というくらい成長したなと思うことが度々あったんですよ。それもあって、できるだけ子どもと一緒に過ごす時間を増やしていますね。

EXILE ÜSAさん(以下、ÜSA):子育てをするうえで大事にしていることは、スキンシップをしっかりと取ること、子どもの話をしっかり聞くこと。たとえば、自分がメールをしているときに子どもが何か話しかけてきたら「あとでね」と言いたくなることってあると思うんです。

そのときは「あとでね」ではなく、その場で子どもの話にしっかりと耳を傾けてあげることが大事だと、ある育児書に書いてあったんです。子育てはすごく大変だし、うまくいかないときもあるんですけど、常に子どもに対して「あなたの話を聞くよ」という姿勢を心がけることで、子どもとの信頼関係が築けるそうです。

子どもに「この人は信頼できる」と思ってもらえると、成長する過程でも良い親子関係が築けると書いてあり、改めて子どもの話を聞こうとする姿勢は大切だなと思いました。

松本:とはいえ、まだうちの子は6歳なのでよくわからないですよね。ただ、「子どもの話はしっかりと聞く」ということを意識して実行するようにしています。

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子どもが大喜びするパパ流スキンシップは?

――MAKIDAIさんはいかがですか?

EXILE MAKIDAIさん(以下、MAKIDAI):スキンシップをできるだけ多く取るように心がけています。子どもが産まれたばかりのときは何をしたらいいかわからないし、できることもあまり多くなかったので、とにかくいっぱい子どもを抱っこしていました。

子どもが産まれたら即パパになれるわけではなく、パパとしてどうやって子どもに接したらいいか本当にわからなかったんですよ。それで、すでに子どもがいるまっちゃん(松本利夫さん)やÜSAさんと一緒に旅行に行ったとき、2人の行動を観察していたんです。

2人とも、普段EXILEのときの顔とは違う一面を見ることができました。たとえば、まっちゃんがお子さんに「恥ずかしがため!」といいながら、プロレスの技のように子どもの両足を持ってそのまま広げて……といった体をつかった遊びをしていて。

松本:格闘技の桜庭選手の技なんですけど、それをやると子どもがすごく喜ぶんですよ。

MAKIDAI:息子のおむつを替えるときに「恥ずかしがため」をイメージした遊びをやると、子どもはキャッキャッと喜んでくれて、すごく楽しそうにしているんですよ。「なるほど。遊びを通してスキンシップを取ることで、子どもはこんなふうに喜ぶのか」と学んだんです。それ以来、スキンシップを意識して積極的に取っています。

松本:うちの子もスキンシップが大好きなんです。

ÜSA:子どもって体をつかったダイナミックな遊びをしてあげると、すごく喜びますよね。

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棒と刀に夢中になる息子たち

――子どもが好きな遊びといえば、棒や刀が好きという子も多いですよね。

ÜSA:戦いごっこに棒は必須ですよね。

松本:現在6歳になる息子も、実は棒が大好きなんですよ。でも転んだら危ないですよね。アニメの『鬼滅の刃』に熱中しているときは、いつも自分がやられる役にされて大変でした(笑)。

――棒といえば、MAKIDAIさんはご自身が3歳のときに、庭の枝でケガをされたそうですね!

ÜSA:植木の枝に使っていた棒を口に入れちゃって……ってやつでしょ?

MAKIDAI:自分が子どもの頃、お花を支えていたグリーンの棒が折れちゃって、それを口に入れてケガをしたことがありました。え? 知ってるの?

ÜSA:子どもの頃のエピソードで答えてた気がするな。それを知ってるってけっこうレアじゃないですか(笑)。

――MAKIDAIさんは穏やかなイメージがありますが、子どもの頃はけっこうヤンチャな感じだったんですか?

松本:うちの子は現在6歳ですが、今でも棒やおもちゃの刀は好きですね! しかも走り回ることも好きで、転んだりもするので、膝小僧のあたりが傷だらけになることも多いんですよね。自分が子どものときは夢中になって棒やおもちゃの刀で遊んでいたけど、大人になってみると棒やおもちゃの刀を持ち歩く怖さがよくわかりますね。

(編集後記)
仕事や家事にと追われて、子どもから話しかけられてもつい「忙しい」と言ってしまうこと、ありませんか? そんなときは、「子どもに『この人は信頼できる』と思ってもらえると、成長する過程でも良い親子関係が築ける」という松本さんの言葉を胸に、子どもの話に耳を傾けてあげるといいかもしれません。次回は、「夫婦間のコミュニケーションで大切にしていること」についてお話を伺います!

取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ

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