<一日の終わりに感じたい>足元を見れば、うれしいことは転がっている。今日の小さな幸せ報告
感染症の流行以来、もう何年も閉塞感ある毎日が続いています。でもそれを嘆くばかりでは、ますます日々が息苦しくなってしまうかもしれません。ふと足元を見れば「幸せだなぁ」と感じることが、案外転がっているのでは?
ママスタコミュニティにも「今日あった小さな幸せを教えて」というトピックがありました。
「洗濯物がカラリと乾いた」「アイスで当たり」日常に潜む幸せ
トピックには本当に小さなものから特大級のものまで、たくさんの幸せエピソードが寄せられました。まずはこれぞ”小さな幸せ”と思える、かわいいものからご紹介します。
『アイスで当たりが出た。うれしい!』
くじなどの運試しで、当選が出る。うれしくないわけがありませんよね。「ゲームの”ガチャ”で、欲しかったキャラが当たりました!」などの報告もありました。
『スーパーで買い物したら、合計金額の数字がゾロ目だった』
「777円」なんてラッキーナンバーが出た日には「おお、今日は何かよいことが?」と、ウキウキしてしまいます。ゾロ目で沸き立つのはお客さん側だけでなくレジ打ちスタッフさんも同様のようで、「思わず『ゾロ目ですね』と言ってしまう」というコメントも。「そうしたらお客のおばあちゃんから『お姉ちゃん、勝負師か?』と、まさかの返しが来た」と教えてくれました(笑)。
『久しぶりの晴れ。家族みんなの枕カバーとシーツを洗って、カラリと乾いたよ!』
『はじめて立体駐車場に車を停められました(ペーパー脱出試みてます)』
コメントを読んでいるだけで、心が清々しくなりそうなものばかりです。
とくに目立ったのは「500円の唐揚げを、100円でゲットした」などの割引報告や、「スーパーで買ったチーズケーキが、期待以上に美味だった」などの”おいしかった”報告。どちらもシンプルなうれしさがありますね。「たくさん昼寝できた」というコメントも目についたので、お疲れ気味のママも少なくなさそうです。
自分も相手もハッピー。触れ合いのなかで感じる幸せ
自分ひとりで完結する幸せもありますが、さらに幸せ度が高いのは人との触れ合いから感じるものかもしれません。
『人見知りの職場の先輩と、少しずつ仲よくなれてきたかなと思っていたんだけど、はじめてその先輩のほうから話しかけられた! しかも共通の知り合いがいたことがわかり、一気に距離が縮まった』
先輩が心のガードを緩めてくれたことに、喜びが隠せないようです。「顔に感情を出さない先輩なんだけど、はじめて笑った顔が見られてうれしかった」そうです!
『交差点で、道を譲ってくれた車。”ありがとう”と手を上げて合図をしたら、向こうも手を上げてくれた』
コメントをくれた方だけでなく、きっとお相手のほうもよい気分になったでしょうね。
『デイサービスの利用者さん、80代のおばあちゃんに「いつも笑顔がかわいいよ」って褒められた。マスクをしているけど笑顔は伝わっているのねと、うれしくなりました』
介護職の方でしょうか。そんなふうに褒めてもらえると、お仕事のモチベーションも上がりそうです。
『抱っこされている赤ちゃんと目が合ったら、すっごい愛想を振りまいてくれた』
誰かにもらう笑顔ややさしさは、年齢を問いませんね。
『数年ぶりに職場の人たちと会うことができて幸せだった。直接会って話ができて、泣きそうだった』
なかなか気軽に人と会えない状況になってしまったからこそ、会える喜びがいっそうのものになります。
ちなみに幸せをくれるのは、人間だけではないようで……?
『いつもエサをあげるタイミングで威嚇してくる、うちのハムスター。今日はおとなしく受け取ってくれた』
ペットに癒やされているママたちも、ちらほら。愛犬や愛猫とのエピソードを教えてくれた人もいました。
幼児だって成人していたって、わが子がくれる幸せは格別
集まったなかでもっとも多かったのは「やはり」と言うべきか、わが子にまつわるエピソードでした。
『子どもが餃子を作ってくれた。私は焼くだけ』
『蚊に刺されてかゆがっていたら、子どもがかゆみ止めのパッチを貼ってくれた』
わが子のやさしさに触れると、ママは幸せで満たされます。「小学生の息子たちが前日洗った皿を片付けて、朝食後の皿も洗ってくれた」「エアコンの掃除をしていたら、息子が手伝ってくれた」など、素敵なコメントがたくさん並びました。
『子どもの頭と寝息の匂い、いい香り』
小さな子どもならではの幸せもあります。「どっちもお母さん(私)が大好きで、ご飯のときも真ん中に挟まれる。『狭い、狭い!』と笑い合いながら食べた」というエピソードも! お子さんたちが反抗期になった頃に思い出したいですね!
『反抗期気味の娘が、今朝「髪を結んで」と頼んできた。久しぶりに娘のサラサラヘアを触って「きれいだね」と言いながら結んであげたら、すごい笑顔になって元気に「行ってきます」と登校していった』
普段は生意気ばかりという、この娘さん。その分この日の笑顔がまぶしく感じられたそうです。
『成人した子どもと一緒に、お酒を飲みに行った。ダンナは運転手』
幸せをくれるのは、小さな子どもだけではありません。運転手をしてくれるダンナさんにも感謝ですね。
『息子と選挙に行ってきた。帰りにケーキを一緒に選んで買ってきた。反抗期がひどくてお先真っ暗だったこともあったから、こんな日がくるとは思わなかったな』
『今日、娘が親友と遊びに出かけた。その話を私にしてくれているときの顔がめちゃくちゃ幸せそうで、私も幸せな気持ちになりました』
こちらの娘さんは、かつていじめに遭っていたそうです。反抗期を超えた息子さんの話もそうですが、つらい時期があったからこそよけいに感じられる幸せがありますね。
読んでいるママたちまで幸せな気持ちにさせてくれた、このトピック。「私も小さな幸せを探すようになった」「嫌なことばかりに気を取られてしまいがちだけど、よいこともけっこうあるよね」などの感想も寄せられました。
みなさんの”今日の幸せ”は、なんでしたか?
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・水戸さゆこ
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