＜義母の粗探し＞【後編】義母が良かれと思って息子一家の家事・育児に手を出す。嫌なら言わないと！
前回からの続き。毎年お盆と年末年始に相談者さんの家に泊まりに来る義母が、勝手に草むしりをしたり、子ども部屋の整理整頓をしたり、子育てに口を出してきたりすることに耐えられないと悩む相談者さん。旦那さんに相談をしても、「掃除してもらった方がラクじゃないか」と言われてしまう始末。「誰もわかってくれない」とママスタコミュニティに相談しています。
理解してもらえないならガツンと言うしかないかも
相談者さんが「片付けなくていい」と言ったにもかかわらず、お義母さんが勝手に片付けをはじめてしまう今の状況。お義母さんは親切心でやっていることなのかもしれませんが、相談者さんにとってみれば「余計なお世話」のようです。しかしこのまま悪い状態を続けるのは、相談者さん自身に負担のかかる話ですね。
もしかしたら今までの相談者さんの発言は、言葉が柔らかかったり、遠回しに伝えすぎてしまったりしていたのではないでしょうか。ストレスになるくらいお義母さんの行動が嫌ならば、ストレートな言葉を紡いだほうが良いのかもしれませんよ。
『そりゃ思っていることを言わなきゃ伝わらないよ』
『相談者さんの家なのだから、勝手なことをしないように、「あれこれ手も口も出されるのは気分が悪い」「あなたの息子は私の夫でもう父親です。干渉するのも程があります」ぐらい言わないとわからないと思うよ。自分が我慢してまでいい嫁をすることはない』
『怒って1回ハッキリと嫌だとか困ると言ってみたら？ 私はハッキリ言っている。ちなみにうちの兄嫁も私の母にハッキリ言ってくるよ』
少しきつく思われてしまうのかもしれませんが、「お義母さん、あら探しされているみたいで嫌です」「物の場所がわからなくなるので、整理整頓はしないでください」などと理由をつけて伝えるのも手です。お義母さんが親切心のつもりで今までいろいろしてきていたのであれば、傷ついたり言い返したりしてくることもあるでしょう。けれど互いに大人同士なのだから、冷静に話し合えば相手が嫌がることはきっと避けてくれるのではないかとも思うのです。
旦那さんと再度相談するのもあり
『相談者さんが悪者になるのは嫌だよね。旦那さんとよく話をしたほうがいい。相談者さんがどんなにストレスを感じているかも。もし旦那さんが理解してくれたなら、旦那さんの口から義母に干渉しないよう言ってもらえるといいのだけれど』
『はっきり主張していたら旦那も従うでしょ。だから、嫌なことは嫌だとあえて角が立つようにハッキリ伝えてしまえばいいと思うよ。いい嫁になろうとしないほうが結果的にうまくいったりするから』
結局相談者さんは、一度はハッキリ言う気持ちになったものの再度悩み、この夏は現状維持を選んだようです。ただお義母さんに嫌だと直接伝えてトラブルになることを避けたいのなら、旦那さんの協力も重要になってきそうです。きっと一番望ましいのは、旦那さんからお義母さんに注意してもらうことですよね。相談者さんがお義母さんの言動の何が嫌で、現状をどう感じているか、もう一度詳細に伝えてみてください。「これからも今までのように続くなら、お義母さんがわが家に来ることに反対する」「お義母さんが来る日には出かけるようにする」といった対策をとらないといけないくらいストレスだということも合わせて、じっくりと話し合ってみてくださいね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
【つぎ】の記事：＜息子の彼女に嫉妬！？＞いじわるだった義母。彼女を反面教師に、心に決めています！【第1話まんが】
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