<腹減る高校生の抗議>息子から「ランチ代1日500円では足りない!」とクレームが。いくらが妥当?
高校生のランチ代は、みなさんはいくらぐらいが妥当だと思いますか? ママたちが高校生の頃とは物価なども異なるでしょうが、どこで食べるか、何をどれぐらい買うかによっても妥当な金額が変化していくのかもしれません。
今回寄せられたお悩みは、高校生の息子さんから「ランチ代が足りない」と訴えかけられているママからのものでした。
『私がしんどいときなど、お弁当が作れない日には、ランチ代として高校生の息子に500円を渡しています。でも500円では少ないっていうんです。お小遣いも別にあげているので、ランチ代としては500円が妥当だと思うのですが……。
息子いわく、500円ではサラダとおにぎり2個ぐらいしか買えないので足りないのだとか。いくらぐらいが妥当なのでしょう』
ランチ代が500円では賄えないと訴えかける投稿者さんの息子さん。運動量が多くないタイプの子や食が細い子ならいいかもしれませんが、食べ盛りの高校生男子のお昼ごはんがおにぎり2つにサラダではたしかに少ないかもしれませんね。実際はいくらぐらいあれば足りるものなのでしょう。
多数寄せられた「500円は少ない」という声
『高校生のランチ代が500円なんて、女子でも足りないよ~』
『学食だったら妥当かもしれないけど、コンビニなら絶対に足りない。どこでランチを買うのかにもよるけど、高校生男子で500円はないよ。「いつの時代?」って聞きたくなるぐらい足りない』
『30代後半の私でも高校生当時は600円貰っていた。だから今の子だと少ないと思う。消費税のことを考えたら500円って本当に何も買えないかも。高校生の男子ならなおさら』
ママたちの回答で目立ったのは、「500円では少ない」といった声でした。
ママたちの声にもあるように、学校の学食などが利用できるのであれば500円でも事足りるのかもしれません。しかしすべての学食が安価なわけでもない上に、コンビニなどしか利用できないなどとなれば、500円で空腹を満たすことはなかなか難しい可能性も出てきます。
筆者の子どもが通う高校にも学食はありますが、500円以下で食べられるメニューはかなり少ないそうです。あってもおにぎりと少しのおかずが入ったミニお弁当のようなものなんだとか。定食なら600円前後。このような状況だと500円では少なそうですよね。
500円が妥当だという声も
『うちもお昼が外食になる日は500円を渡す。足りないなら自分の小遣いから補填するか、おにぎりを作っていって、500円をおかず代にするとか工夫をするように言ってある』
『500円で充分だよ。お小遣いを別に渡しているならやりくりすればいい』
『毎月別に十分な金額のお小遣いをあげていて普段はお弁当なんだったら、500円でいいんじゃない? それで文句を言うなら、自分で弁当箱にご飯を詰めて冷食でも温めて持っていけばいいのに。高校生なんだしそれぐらいできるよ』
500円では足りないという声が目立つなか、十分ではないかという声も寄せられています。
普段はほぼ毎日投稿者さんがお弁当を作っていて、どうしても作ることが厳しいときだけお金を渡している。しかも別途お小遣いをきちんと渡している状態であれば、子どもにやりくりさせることを覚えさせてもいいと考えているようです。
500円以内でおなかを満たせるような買い物の仕方を考えてもらうか、足りない分はお小遣いから補填してもらう。もしくは、お小遣いを使いたくなければ自分でお昼を用意して持参するなど、日々の行動を見直すことも時には必要なのかもしれません。
子どものランチ代に渡している金額は?
高校生男子のランチ代が500円では足りないとなると、いくらぐらい渡せばいいのでしょう。妥当な金額を模索するため、ママたちの声を見てみました。
『うちも普段はお弁当で、めったにないけど買ってもらうときは500円を渡す。月の小遣いは別。やっぱり500円は足りないと言われるよ。でも1,000円は多すぎと思って700~800円をあげています』
『うちは1,000円渡すと、お釣りを返してくれる』
500円では少ない、しかし1,000円では多すぎる。ママたちの見解はこのような結果になりました。お子さんの食べる量・運動量などに応じて1,000円渡しているという声もありましたが、多くは1,000円以内が妥当な金額だと考えているようですね。
『学食のメニューで1番高い金額を聞いて、その金額と同じだけ渡せば?』
いくらがいいかを悩むのであれば、なにか目安になる金額があるといいかもしれませんね。また1,000円渡してお釣りをもらうルールにすれば、その時々の食べたい量にマッチしそうです。
いくら足りないのか、いくら欲しいのかを聞いてみよう
ランチ代が500円では足りないという高校生男子からの訴え。ではいくらなら十分なランチが食べられるのでしょう。一度、現状ではいくら足りないのか、いくらあれば満足できるのかをお子さんに聞いてみるといいかもしれませんね。
もちろん子どもの言い値をすんなり受け入れるのではなく、渡せる金額の妥協ラインを親子ですり合わせていくことがポイントです。別途お小遣いを渡しているのであれば、その金額も考慮し、お金を渡しすぎないようにすることもこの世代の子どもには必要なことですよね。
それでもいくらがいいか判断に迷ったら、一旦お子さんにランチ代を立て替えてもらい、後払いにする方法もいいかもしれません。コンビニやスーパーでご飯を調達したのであれば、レシートや電子マネーの使用履歴を。学食などレシートなどが出ないのであれば、一番高いメニューの価格を上限とするなどしてもよさそうです。
わが子に適した金額を渡し、ムダづかいさせない工夫や、限られた金額内でやりくりさせる術を学ばせることも、社会に出るための大切なプロセスです。ぜひ一度、親子で希望金額と渡せる金額について話し合ってみてくださいね!
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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