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第二子出産の登坂淳一さん。第一子出産後3カ月で二人目を考えた理由とは?

50歳で第一子が誕生した登坂淳一さん。登坂さんといえば、「イクメン オブ ザ イヤー2021年芸能部門」を受賞するなど、子煩悩なパパとしても有名です。二度の流産や不妊治療を乗り越え、2021年4月に第一子となる娘さんが誕生。そしてこの度、めでたく第二子が生まれました。第二子を考えるきっかけとなった不妊治療のこと、パパ大好きっ子に育つ秘訣などを、出産直前のタイミングでインタビューしました。

第一子誕生から3カ月後、第二子を考えるように

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――まもなく第二子が誕生するとのことですが、今のお気持ちをお伺いできますか?

登坂淳一さん(以下、登坂):子どもを二人も持つことができるなんて思っていなかったので、驚き半分と嬉しさ半分です。一人目は女の子ですが、二人目も女の子ということで、「ちょうど姉妹がいいな」と思っていたのでよかったです。

――第一子誕生から約1年後の出産となりましたが、当初から計画されていたのでしょうか?

登坂:まったくそんなことないです。一人授かることができて、そのときはその子を一生懸命育てようと思っていました。第二子について考え始めたのは、長女が誕生してから3カ月くらいたった頃のことです。

長女が生まれるとき、不妊治療をしていたこともあって、体外受精でできた胚(受精卵)が一つ、クリニックに凍結したまま保管してありました。ちょうどその頃、「今保管してあるもう一つの胚をどうするのか。廃棄するのかおなかに宿すのか」という決断をしなければいけなかったのです。

前回の不妊治療で凍結したままの胚(受精卵)の行方

――もう一つの胚をどうするかというのは、非常に難しい決断ですね。
登坂:難しいですね。そのときに夫婦で話したのは、妹か弟かわかりませんが娘のために相棒、バディがいたらいいなということ。一人目となる長女がすごく育てやすかったのでもう一人、子どもを育てようかという話になりました。もしも長女の世話がとても大変で、夫婦ともに疲れてしまっているような状態だったら、二人目は考えなかったかもしれませんね。

また、一人目が生まれて育児にも少しずつ慣れてきたこともあり、妻とも「赤ちゃんのお世話の仕方を忘れてしまわないうちに二人目を作ったほうがいいかもね」という話になりました。結果として二人目を妊娠することができました。

おなかが大きくなっていくママを見た長女の反応は?

――年子となると育児も大変かと思いますが、その点はどう考えていたのでしょうか?

登坂:これから次の子どもを授かるまで1、2年の間を置くよりも、続けて妊娠できたらいいねという話になりました。偶然にもクリニックの先生のお子さんも年子だということで、「年子はいいですよ」とおっしゃっていただき、それも含めてこのタイミングにしました。

――上のお子さんは、ママのお腹が大きいことに対してどんな反応をしていますか?

登坂:娘は4月で1歳になったばかりですが、僕たち夫婦がおなかの中の赤ちゃんに向かって話しかけると、「なにかあるんだな」というそぶりをしています。僕が妻のおなかをさすると娘も一緒にさするので、なにか感じているのかなと思います。

長女が「パパ大好きっ子」になったワケ

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―― 一人目のお子さんがいてママが妊婦となると、ママも体調が悪かったり、疲れるとおなかが張りやすかったりと大変だと思います。登坂さんはどのように奥様をサポートしているのでしょうか?

登坂:妻が妊娠中ということもあって、娘を抱っこするのは大変なので、基本的には僕が娘の面倒を見ています。

――娘さんは「パパ大好き!」って感じですか?

登坂:そうですね。たとえば、僕がお風呂や洗面所に行くときも娘はついてきます。娘の機嫌が悪いときも、僕が抱っこすると泣き止みます。「ママがいないと大変だ!」みたいな感じにはならないです。

僕が留守で妻が体調が悪くて娘の相手ができないときは、一人遊びをしたりお昼寝をしたりして過ごすことが多いそうです。ありがたいですよね。妻も「娘に助けられている」というし、娘は本当に1歳とは思えないほどいろんなことを理解しているんだなと思います。

家族4人での初対面を大切にしたい

――赤ちゃんが生まれたら、上のお子さんはどんな反応をしそうですか?

登坂:今はまだわからないのですが、赤ちゃんと上の子の初対面が大切だと聞きます。僕か妻かどちらかが上の子を抱っこして、赤ちゃんをベビーカーにのせるなどして目線を合わせてみようかなとか、いろいろ考えています(笑)。

――これからどんな家族を作っていきたいですか?

登坂:第二子が誕生したら家族が4人になります。娘たちにとって、家族というのはどんなときも一番の支えであり、心のよりどころになる。そんな家族を作っていけたらいいなと思います。

取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ

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