<育児疲れた>【前編】ワガママや口ごたえばかりで子育てがつらい!報われる日は来るの?
みなさんは子育てに楽しさを実感していますか? 学生時代に友達とカラオケにいくような、大人になってから友人とお酒を飲みに行くような、ワクワクした気持ちを育児に感じますか? ただただ楽しんでいた若いころと違って育児には責任が伴うため、つらいことや苦しいことも多いのではないでしょうか。今回の相談者さんも育児に悩んでいるようです。
『「子育てしていて楽しい! 正解だった!」みたいな気持ちになることなんてあるの? こんなに疲れながら頑張ったけれど、まだできてないことがある。優しく伝えているのにやんちゃが止まらない。ワガママ、口答えが酷い。いいこともなく毎日ひたすら育児をこなしている』
毎日子どもの好きな食べ物をつくってあげて、好きな公園につれていってあげて……。それなのにぐずってワガママを言うわが子に対して相談者さんは、「これ以上どうしたらいいの~!」と絶望的な気持ちになってしまったようです。
たしかに子育ては楽しくはないかも!
ママスタコミュニティでは、相談者さんに対して共感の声がたくさん集まりました。たしかに子育ては「楽しい」とは違うようです。
『未就学児2人いるけれど、今のところ子育てが楽しいと思ったことはない。友達と飲みに行くほうが遥かに楽しい』
『ずっと手探りで子育てしてきたし、何が正解かなんてこの先も分からないままかなぁって思っている。楽しいというよりは、修行に近い』
『可愛い、大事、宝物、ありがとうって基本は思うこともあるけれど、大抵の時間はしんどいよ。静かにしてほしいときや一人になりたいとき、イライラしたら悲しくなって涙が出る』
子どもというのは、毎日頑張って子育てをしていても、言うことを聞かないこともあればわがままを言うときもあります。子どものために頑張って楽しい旅行を計画しても、幼ければ「靴が嫌!」と駄々をこねて大変なことだってあります。“親の心子知らず”とは、まさにこのことなのかもしれませんね。
筆者は某大型アミューズメント施設が大好きでしたが、子どもが生まれてはじめて遊びに行ったとき、楽しめなくなっている自分に気が付きました。おむつをもって、ベビーカーで移動して、子どもが楽しそうな乗り物に乗って……そうしているとドッと疲れるだけなのですよね。でも、子どもの楽しそうな笑顔を見て、そのときだけはとても嬉しくなりました。
けれど、「子どもを育てて良かった!」と思うときは必ず来る
育児は毎日の積み重ねのため、「子どもを育てて良かった」と実感することはなかなかないのかもしれません。しかし時がたって振り返ってから「あぁ、あのときは幸せだったんだな」と感じることもあります。それは意識していなかっただけで幸せがあったということなのではないでしょうか。
『子どもが大きくなってそれぞれの時間を持つようになって、寂しいなーって思うけれど、帰ってきたらみんなそれぞれ今日あったことを私に話してくれたり、子どもたちで楽しそうに話している姿を見ると、これは成功したんじゃないかなーとは思うよ』
『大変なことのほうが多いけれど、子どもがニコッと笑うと可愛くて、子どもを産んで良かったなと思う。子どもの笑顔のために頑張ろうと思う。子育てって親が子どもを育てるだけでなく、子どもがいることによって、子どもに気付かされて子どもが親を親として育ててくれている。そういうところがある』
子育てがつらくて、「自由だった独身時代に戻りたい」と思うことは少なからず誰にでもあることでしょう。しかしもし独身時代に戻れたとしても、きっとまた同じ子を産む選択をするはずです。子どもがいない人生はもう考えられないのではないですか? きっとそう思うことは、お母さんとお子さんがかけがえのない毎日を過ごしている証拠なのではないかと筆者は思います。
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