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【EXILE・MAKIDAIさん・第6回】「子育ては合わせ鏡。子どもを笑顔にしてあげることが家族円満の秘訣」

コロナ禍ということもあり、子育て中のパパやママは、子ども同士で遊ばせることに気を使うことも多いですよね。現在1歳半になる息子さんの育児に携わるMAKIDAIさんは、どのように過ごしているのでしょうか。EXILEの子育て中のメンバーとの交流や、飼い犬との生活、育児方針などについて聞いてみました。

EXILEの子育て中メンバーと集まることも

――EXILEのメンバーの中には、息子さんと年の近いお子さんをお持ちの方もいると思いますが、メンバーと集まることはありますか?

EXILE・MAKIDAIさん(以下、MAKIDAI):今はコロナ禍ということもあり、なかなかみんなで集まるということは難しいのですが、PCR検査を受けたタイミングだったり、対策をしている環境で、まっちゃん(松本利夫さん)やÜSAさんのご家族たちと集まることもあります。

そんな人数多くは集まることができないんですが、場所を選んで集まるなど、できるだけ密にならないように会うことはあります。

――コロナ禍だと、お友達と一緒に遊ばせるのも気を遣いますよね。

MAKIDAI:公園に連れて行って遊ばせるのも気を遣いますね。ただ、この感染症がいつ終わるのかというのも正直わからないですが、同年代の子とまったく触れさせないというも難しいところですよね。最近、息子が保育園に通えるようになったので、感染症対策をしっかりしながら、少しずつ同世代の子と触れて遊べるようになってきたところです。
MAKIDAIさん_写真10

パパとママとも違う、「ワンちゃん」という存在

――ご自宅で犬を飼われているそうですが、息子さんのいい遊び相手になりそうですね。

MAKIDAI:そうですね。ワンちゃんは息子が生まれたときからいるので、息子はワンちゃんには愛着がある感じです。息子は自宅で犬を飼っているからか他の犬のことも気になるみたいで、一緒に散歩に行くと他の犬を見て「ワンワン!」といって、犬がいることを指差して教えてくれます。同世代の子や親戚などが集まれないなかで、犬という、お父さんとお母さん以外の存在がいたのはすごく良かったのかなと思います。

――自宅でワンちゃんを飼っていて赤ちゃんが生まれると、ワンちゃんが嫉妬することもあると聞きます。お子さんとワンちゃんは最初からうまくいきましたか?

MAKIDAI:最初は、どちらかと言うとワンちゃんの方が警戒していました。「突然家に小さななにかがやってきた!」みたいな感じだったと思います。でも今は慣れてきたこともあり、お互い楽しそうにしているときがあります。

息子はワンちゃんがなにかをペロペロしていると、そこに自分の指を差し出して、同時に自分も口をペロペロ動かして一緒の行動することがあって(笑)。「どういう連動なんだろう?」と思って、おもしろいなと思って見ています。そういう姿を見ていると「かわいいな」と思って和みます。

すぐに手を出さない。見守ることも大事

――育児をするうえでの方針などはありますか?

MAKIDAI:すぐに手を出さない、見守って自分でできるまで待つことですね。
たとえば、息子がまだ歩き始めたばかりの頃はなにかと心配で、転ぶとすぐに手を差し伸べて「大丈夫?」と起こしてあげていたんですね。でも、最近は歩くのも上手になってきて、こっちが手を差し伸べてあげなくても自分で立ち上がり、再び歩けるようになってきました。それもあり、すぐに手を出すのではなく「大丈夫。自分でできるよ」と声をかけています。

そうすると息子も、転んでも立ち上がって、パンパンと洋服の汚れを払っています。これが育児方針といえるかどうかはわかりませんが、「すぐに手助けするのではなく、見守る。子どもと一緒に成長していく」ということを大事にしていきたいなと思っています。

もうひとつは、人によっても年齢によっても成長の度合いというのはそれぞれ違うと思います。息子には息子に合った成長のスピードがあると思うので、その状況を見ながらやっていこうと思っています。
MAKIDAIさん_写真5

「息子が笑ったら奥さんも笑う。家族は合わせ鏡のよう」

――MAKIDAIさんにとって「子育ては鏡」という話を聞きました。その心は?

MAKIDAI:息子がまだ赤ちゃんの頃、話しかけるといつもニコッと笑ってくれたんですね。慣れない育児で正直大変なこともありました。でも、その息子の笑顔ひとつですごく心が癒されることがあったんです。それを感じたとき、もっと息子が笑顔になってくれるようなことを心がけたいなと思ったんです。

息子が笑顔になると自分は癒されるし、同時に奥さんも笑顔になるんですね。息子が笑うと家族みんなが笑顔になる。お互いが写し鏡のように反応して笑顔が広がっていくなと思って、「子育ては鏡」だと思いました。

――息子さんの笑顔をきっかけに、家族やまわりの人に笑顔が広がっていくのはとても素敵ですね。

MAKIDAI:今、コロナ禍ということで自宅にいる時間が増えました。ライブなどを控えなければいけないところもありましたが、そのため家族みんなで一緒にいられる時間がしっかり取れたので、それはすごくありがたいことなのかなと思っています。

(編集後記)
息子さんの笑顔ががんばる原動力になり、癒しにもなると語るMAKIDAIさん。そんな思いに共感したママたちも多かったのではないでしょうか。次回第7回目では、MAKIDAIさんの子どもの頃の出来事や、ダンサーになるという夢を応援し続けてくれたご両親についてお伺いします。

取材、文・間野由利子 編集・山内ウェンディ

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