<中学1年生のズル休み>【後編】ダルくて休む友だちが羨ましいわが子。もし休むなら条件を出す?
前回からの続き。「ダルいから明日休む」という友だちに影響されて、中1の娘さんが「自分も休みたい」と訴えかけてくるようになったことに悩む投稿者さん。娘さんは特にいじめなどにあっているわけではなく、ただ単に学校を休んで家で遊びたいだけ、つまりズル休みをしたいようです。ママたちからは、なぜ休むことを許せないかを考え、明確・具体的に説得することが大切ではといった声が寄せられました。
休むことで後々自分が困ることになるということを伝えても、「休む」とわが子が頑なになった場合、どうすればいいのでしょう。ママたちからは「条件付き」なら休んでもいいのでは? というアイデアが寄せられました。
あなたが休むならママも休みます宣言
『「あなたがそんな理由で休むなら、お母さんも家事を休みます。自分の食事は自分で用意してね」って言う』
子どもも大人も、家事や勉強を休みたいときはありますよね。そのようなときに休むとどうなるかを説明・説得しても理解してもらえないのであれば、「ママも休みます宣言」をしてしまうのはいかがでしょう?
それでも子どもが休むというのであれば、その日は自分のことはすべて自分でやってもらってもいいかもしれませんね。
スマホやネット、ゲームなどの娯楽は禁止
『「休んでもいいけど、休んでどうするの? お母さんの相手とお手伝いをしてくれるならいつでもお休みしてもいいよ~。あと、ズル休みの学校の時間はスマホ禁止だからね」って言ったら今高3だけどズル休みしなくなった』
『「休むの? いいけどネットとゲームは禁止だよ」って条件をつける』
休んでもかまわないけれど、家にいても楽しくない状況を作る。このアイデアもよさそうですね。せっかく休んだのに、学校がある時間内はスマホ禁止になれば、「学校へ行けばよかった!」と逆に思ってくれるかもしれません。
学校を休むとはどのような意味があるのか、この機会に考えてもらってもよさそうです。
休むなら自分で学校へ連絡してもらう
『「休みたきゃ休みなよ。でも私は学校に電話しないからね。「ズル休みです!」なんて先生たちに言えないでしょ。だから休むなら自分で何とかしてね」と言う』
『「休みますと自分で学校に電話しなさい」と言う』
『「自分で学校に電話して休みます」と言わせる』
どれだけ説得しても休むのであれば、自分で学校に休みますと連絡させる方法。これもなかなか子どもへの対処法としてパンチがありそうですね。
自分でズル休みだとわかっている状態で、学校へ電話するだけでもかなり勇気がいりそうです。自分で連絡するぐらいなら、学校へ行ったほうが子どもにとっては楽かもしれませんね。
勉強をさせる
『家で家庭学習し、学校が終わる時間までスマホは禁止っていう』
『どうしてもというなら休ませるけど、その代わり、ガッツリ10時間は勉強することを条件に出す』
休んだからと言って自宅で勉強をしなくていいわけではない。ママたちの強い意志がにじみ出ていますね。
体調不良や精神的にしんどいことがあって学校を休むというのであれば、勉強をしろ、スマホ禁止などということもないでしょう。そうではなくあくまでも「ズル休み」であることが明確であれば、ママの監視のもと、たっぷり家庭学習をしてもらいましょう!
そうすれば、1日ぐらい休んでもすぐに遅れを取り戻せるかもしれませんね。
とっておきの「切り札」を用意しておく
『半年に1回だけ、事前自己申告制にして1日だけ休ませる。それ以外は具合が悪い以外は休ませないルールにする』
明確な理由もなく学校を休む友だちが羨ましくて、自分も休みたいと訴えかけている投稿者さんの娘さん。誰しも1日ぐらいは理由もなく休みたいと思うこともあるかもしれません。その場合は最初から、切り札を用意しておくルールを設けてみてはいかがでしょう。
1年に1回だけ使える切り札。もしかすると、「いざというときにコレを使えば休める」と考えられるだけで、逆に頑張れるかもしれませんよね。
毎日登校していることを褒め、休むなら条件付きで
『健康で学校に通えるのは素晴らしいことだよ。サボりたい気持ちは誰しもあるものだけど、それをガマンしてきちんと登校している娘さんはエライと思う』
適当な理由をつけて学校を休む友だちが羨ましい。休ませてくれるよそのママは優しくて羨ましい。
子どもの立場になれば、このような気持ちもわからなくはないですよね。もしかすると、ママたちも子どもの頃、同じように考えたことがあるかもしれません。しかし大人になると、ズル休みしたあとの弊害がわかっているから簡単に休ませるわけにはいかないのですよね。
わが子がどうしても休みたい、と言い張り話し合いや説得をしても平行線のまま。このままでは親子関係に悪影響がでそうなら、思い切って休ませることもひとつの策かもしれません。許容する場合は、ママたちの声にあるように条件をつける方法を試してみてもよさそうです。
しぶしぶでも説得に応じて登校してくれるのであれば、褒めてあげてはいかがでしょう。学校へ行くことは当たり前と思うかもしれませんが、毎日行くことを褒めてあげてもいいのかもしれません。
しんどくても面倒でも、雨の日も寒い日も暑い日も、学校へ行くことは頑張っていることだと思いますよ! 学校では勉強はもちろんのこと、勉強以外の活動、友人との付き合いなどもきっと頑張っていることでしょう。普段の頑張りを評価してあげることで、子どもの意識も変化するかもしれませんので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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