【第十五夜・第3話】＜狂気に満ちた義母＞「連れていくよ」夫と息子がおかしい #身の毛もよだつ恐怖の体験

前回からの続き。これは半年前に私の身に起こった「呪い」のお話しです。義母はとても気難しい人で、私は結婚以来一度も笑顔を向けられたことがありません。息子であるヤスヒコさん（夫）と孫のみかげ（息子）を溺愛しており、その愛は狂気に満ちていました。義父は大病を患い入院していたのですが、ある日突然、看病をしていた義母が亡くなりました。葬儀の後「ヤスくんとみーくんを連れて行くよ……」という義母の声が聞こえ……。

長女とのお昼寝中、悪夢を見ました。目を覚ますと、すかさず携帯が鳴ります。思わずビクッとしてしまいましたが、着信元は長男の幼稚園からでした。
幼稚園の先生：「お忙しいところ申し訳ありません。みかげくんが急に高熱を出してしまい……」
私は長女を抱っこして急いでお迎えに行こうと玄関を出ようとすると、会社に行ったはずの夫が帰ってきました。とても具合が悪そうです。

夫と長男はその日から寝込むようになってしまいました。私の頭の中で、あの日の義母の声がリフレインします。
「ヤスくんとみーくんを連れて行くよ……」
やっぱりお義母さん……なの……？

【第4話】に続く。
原案・ママスタコミュニティ　脚本・渡辺多絵　作画・カヲルーン　編集・荻野実紀子

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