<お弁当テクニック>お弁当箱の隙間を埋めたい!ちょい足しにピッタリな食材を教えて
お子さんの入園や入学を機に、お弁当を作るようになったママもいるでしょうか? お弁当を作る前の日には「どのようなおかずを入れようか」と頭を悩ませることもあるかもしれませんね。ママスタコミュニティにはあるママから、こんな投稿が寄せられました。
『お弁当の隙間を埋めるのに都合がいい食材って何ですか?』
投稿者さんはお弁当の隙間を埋めるママたちのテクニックを知りたいのだそう。たしかにお弁当を作っているときに「あともう1品あれば、この隙間が埋まるんだけど……」と思うこともありますよね。ママたちはお弁当の隙間をどのような食材で埋めているのでしょうか。
隙間を埋めるなら、やっぱり野菜かな
ひととおりのおかずを詰め終わったあとにできる隙間。炒めたり茹でたりした野菜を詰めているママもいるようです。
彩り野菜は使い勝手も抜群
『プチトマト』
『漬けもの』
『枝豆やスナップエンドウ、アスパラ』
『ピーマンと塩昆布炒め』
『にんじんしりしり』
『固ゆでしたブロッコリーをアルミカップに入れて、マヨネーズやチーズをかける。オーブントースターで焼き色がつくまで加熱する』
ただお弁当の隙間を埋めるだけでなく、彩りにも気を配っているママたち。赤系や緑系の色鮮やかな野菜が入っていると、お弁当の見た目もパッと華やかになりますね。プチトマトや漬けものなどそのまま入れられるものや、サッと炒めれば完成するおかずは重宝しそうです。
ほんのり甘いおかずはいかが?
『煮豆』
『さつまいものレモン煮や甘露煮』
ほんのり甘い煮豆や煮たさつまいもが入っていると、ほっこりした気分になれそうですね。しかし朝から作るのは手間も時間もかかって大変でしょう。前日にあらかじめ作っておいて、詰める前に再加熱して入れるのも手かもしれません。
冷凍野菜やレトルト食品をストックしておくと便利
『好きな量を調整できるから冷凍ほうれん草。電子レンジでチンして水を絞って、かつお節としょう油を混ぜたら完成』
『冷凍ブロッコリー、冷凍いんげん、冷凍ミックスベジタブル』
『たたきごぼう、きんぴらごぼう。パウチされているものをストックしてある』
冷凍野菜やレトルト食品をストックしておき、お弁当の隙間を埋めているママもいるようです。ほうれん草やブロッコリーなどの野菜は、冷凍野菜として売られていますね。レトルト食品は、お弁当作りに限らず、家での食事や自然災害が起こった場合にも重宝します。いくつかストックしておいてもいいかもしれません。
ひと手間加えて満足感もアップ
『エビマヨ炒め』
『ハムでチーズとアスパラを巻いたやつ』
『花みたいにしたハム、ソーセージの切り込みにコーンを添えたもの』
『中華風のミートボール。こねてボール状にして茹でたものを冷凍しておく。チンして表面だけ焼いたり、カイワレやのり、胡麻などをふりかけたりしている』
ハムやソーセージなどの加工肉、魚介類や肉にひと手間加えたおかずを勧めてくれたママもいました。ひと手間加えてもカンタンに仕上がるおかずがズラリ。ただ詰めるだけではなく見映えも考えて、花形にするなどママたちの愛情も感じられますね。
食べやすい練りものも使えるよ
『カニカマ、ちくわ、チーズかまぼこ』
『ちくわチーズ』
『さつまあげ、魚肉ソーセージ』
魚肉などが原材料の練りもの。魚が苦手な人も手軽に食べられるのが魅力ですよね。そのままでもほかの食材と組み合わせてもおいしく食べられるので、お弁当作りに欠かせないママもいるかもしれませんね。
ちょっとした隙間もおまかせ
『キャンディチーズ』
『ミニゼリー』
ちょっとした隙間でも、すんなり収まってくれるひと口サイズのチーズやミニゼリー。なかにはデザート感覚で食べられるチーズやヨーグルト系のアイテムもあります。日替わりでお弁当に入れても、アクセントになっていいかもしれません。ゼリーは凍らせておけば、ちょっとした保冷剤代わりにもなってくれそうですね。
食中毒の危険が潜む!?お弁当作りで気をつけたいポイント
野菜や練りもの、加工肉などのなかには加熱調理をしなくても、そのまま食べられる食材があります。しかしお弁当作りでは、食中毒を起こさないように注意が必要です。ではお弁当作りで気をつけたいポイントは、どのようなところなのでしょうか。
しっかり加熱して菌をやっつけよう!
お弁当作りはしっかり加熱し、食中毒菌を「やっつける」のが重要です。手作りのおかずは中心部まで、たまごを使ったおかずは黄身が固まるまでしっかり加熱しましょう。また加熱しなくても食べられるハムなどの加工肉や、かまぼこやちくわもできるだけ加熱してから詰めるようにしましょう。
要注意!水分があると細菌が増えやすい
気をつけたいのは生野菜や果物を洗ったりしたときの水分。また煮ものなど汁気があるおかずをお弁当に入れる場合もあるでしょう。お弁当に食中毒菌が増えるのには、それらの水分が関係しています。おかずの汁気はしっかり切り、生野菜や果物はよく洗ってから水気を切ってからお弁当に詰めるようにしましょう。またアツアツのおかずを詰めてフタをすると、お弁当箱に蒸気がこもって水分になります。おかずはもちろん、ご飯も冷ましてからフタをするようにしてくださいね。
前日から詰めるものを考えたり朝早起きしたりするなど、何かと手間ひまがかかるお弁当作り。ただその大変さも完食して、からっぽのお弁当箱が帰ってくると解消されますよね。お弁当の隙間に悩んでいた投稿者さん。ママたちが実践している隙間埋めのテクニックを参考に、お弁当を作ってみるのはいかがでしょうか。
文・藤まゆ花 編集・Natsu イラスト・Ponko
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