<親戚トラブル>娘のパートナーと良い関係を築くための気遣いとは【第4話まんが:母の気持ち】
前回からの続き。これは3年前のエピソードです。8年前に旦那が亡くなりました。闘病の末ということで覚悟はできていましたが、やはり長年連れ添ってきたパートナーがいなくなるのは寂しいものです。
毎年旦那の命日には、娘家族や近所に住む親戚たちと集まるのが恒例となっています。一年に一回、みんなで旦那を偲べるのはありがたい機会。旦那もきっと喜んでくれていることでしょう。「今年も行くから!」「私はローストビーフ作っていくね!」などと、命日が近づくと娘たちから連絡があります。楽しく会が進むなか、突然長女・詩織の婿、ノブくんが不満そうに口を開きました。
子どもたちが当たり前のように家を訪ねてくれて、命日にも集まってくれる……みんなが時間を作って来てくれていることを忘れがちだったのかもしれません。「来たくなければ、あなたは来なくていい」なんて……もし詩織がノブくんの親に言われたら腹が立ちます。義実家への訪問、思い返せば私も似たような経験がありました。結婚してしばらくは、「私の知らない話ばかりされてイヤだな」なんて思っていました。時代もあったのでしょう、参加するのが当たり前だと我慢していました。でも顔を出しているうちに、私も気づいたら旦那の家族と打ち解けていたように思います。当時は、「これが家族になるってことなのかな」なんて思ったものです。そんな感覚を、無意識のうちにノブくんにも強要していたのかもしれません。
結婚は、異なる家庭で育ったもの同士が暮らすことでもあります。ノブくんに限らず、今後娘たちの旦那とのあいだにも価値観の違いがでてくるかもしれません。「うちとは違う」と突き放すのは簡単。しかしどんな相手でも、娘たちが選んだ相手です。良い関係を築くために譲り合えるよう、寛大な私でいられたらと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・加藤みちか 編集・荻野実紀子
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