<ママ友デビュー>初めて会うママたちと赤ちゃん連れでランチ。不安いっぱい、何を話せばいいの?
ママスタコミュニティでは”ママ友”という言葉が出るだけで、「トラブル」「怖い」「いらない」と拒否反応を示す人が少なくないようです。そうしたイメージが固定してしまうと、まだ”ママ友”と呼べる人がいないうちから「つきあうのが面倒そうだなぁ」と想像することもありそうです。
初めての”ママ友たちとの集まり”を控えた新米ママからの投稿も、まさにそうしたものでした。
なぜか知らないママたちと集まることに。目立たないのが正解?
『なぜかママ友の集まりに参加することになってしまった……。そのうちのひとりは知り合いだけど、残りは全員”初めまして”の人。ランチを食べてから子ども用品を買いに行くそう。何を話したらいいんだろう? 「行く」なんて、言わなきゃよかった』
全員に同じ月齢くらいの赤ちゃんがいるそうです。かなり憂鬱(ゆううつ)になっている投稿者さんですが、他のメンバーはノリノリの様子だとか。唯一の知り合いも何度か話したことがあるだけのママで、話をした人がまた別なママ友を誘い……と、どんどん人数が増えていったといいます。
何を話せばいいか悩む投稿者さんに寄せられたのは、「とにかく無難に、話の聞き役になること」というアドバイスでした。
『大丈夫。人の話をニコニコと聞いていれば、話を振られるから。もし振られなくても「うんうん」と聞いていれば、会話に参加している風になる』
『目立たずに乗り切れ!』
コメントに対して投稿者さんは、こう答えました。
『相づちを打ちながら、ニコニコするしかないよね。年齢的にも一番下っ端だから、それに徹するわ』
投稿者さんは20代だそうで、”下っ端”を自称します。ただ、ある程度ママ友づきあいの経験があればわかるように、ママ友づきあいに自分の年齢はそれほど関係がないかもしれません。たとえ年下であっても子どもの年齢が上なら、”先輩”と思われることが一般的。自分より年齢が上のママへの多少の気遣いは必要かもしれませんが、同じ年頃の子どもを育てるママたちは対等が前提ですよね。
『親同士のなかで自分を”下っ端”と考えるくらいなら、つきあいをやめたほうがいい』
ママ友づきあいをほとんどしたことのない投稿者さんは、そうした事情もまだわからないのでしょう。
何ごとも試してみないとわからない。まずは1回挑戦しよう!
『何ごとにも、初めてはあるものよ』
これが投稿者さんの”ママ友づきあいデビュー”になるわけです。
ママ友たちとの集まりということで、「時間の無駄。私なら絶対に行かない」という人もなかにはいました。しかし意外にも(?)コメントの多くは投稿者さんの背中を押す内容でした。
『もしかすると気の合うママがいるかもしれないから、1回だけ行ってきな! 盛り下がった集まりなら、次回はないと思うよ』
『1回行ってみて、気が合いそうなママたちかどうかを見極めてみたら? 合わないなと感じたら、早めにグループを抜ければいい』
とりあえず、ものは試し。ママ友づきあいがどんなものかは、自分もそのなかに入ってみなければわかりません。同じ習いことをしている、いつも同じ児童館で会う仲間……など共通点がなければ、一度きりの集まりで終わる可能性も大。行ってみて「これは合わない」と感じたら、もう二度と行かなければいいだけの話です。
『赤ちゃん時代に児童館でたくさんのママ友ができたけど、今はほとんど関わりがないよ』
子どもが園や学校に通うようになると、一定期間どうしてもつきあわなくてはいけないママ友も出てきます。でも、赤ちゃん時代は別。つきあわなくてはいけないしがらみがないうえに、子ども同士の関係もありません。ライトにつきあえます。
『私も不安だった。でも「絶対にママ友づきあいはしない」と決めている人でなければ、誰でも通る道。変わった人もいるけど、よい人も結構いるよ。気の合うママと距離を縮められたらいいね』
なかには子どもが赤ちゃん時代に出会ったママと、長くよいつきあいを続けている人もいました。必要以上に警戒心を持たず、気軽に出かけてみてはいかがですか?
ママ同士、話題には事欠かないはず。気楽に参加を
何を話せばいいのかという悩みも、実際に行ってみれば取り越し苦労だったことがわかるはずです。
『ママ友は子ども関連の情報を教えてもらったりで、すごく助かる』
『私はママ友に助けられたな。小児科の情報とか、役員を早めにしておいたら後がラクとか、ママ同士の情報交換もできたし』
まずは情報交換です。インターネットでは入手できない近所の情報が得られるのは、リアルなママ友ならではです。しかも同じ月齢くらいの赤ちゃんがいるのなら、きっと似たような悩みを抱えているはず。「こんなときはどうしている?」と相談してみてはどうでしょう? 会話が途切れるなど気まずい瞬間があっても、子どもがいればなんとなく場が持つものです。
実は投稿者さんは感染症流行期の出産だったこともあり、気軽にママ友を作れるような状況ではなかったのだそう。
『私の住んでいる地域では健診も個別だから、同じくらいの月齢の子がいるママさんと話せる機会もまったくない。育児に煮詰まったときに初めて児童館に行ってみたら、大人と話せるだけでこんなに気持ちがラクになるんだ、って。今回は適当におしゃべりすることで、息抜きできればと思っています』
この投稿内でママたちが「赤ちゃん時代のママ友とは、めったに長く続かない」と教えてくれたことで、気持ちもラクになったようです。そんな投稿者さんに、こんなアドバイスも……
『ママ友と会うときは知らないうちにめちゃくちゃ体力を消耗しているから、夕飯の下ごしえをしてから出るべし(笑)』
朝から準備をするのは手間ですが、素敵な出会いがあるかもしれない可能性に賭けてみてもよいのでは? 新たな人間関係を作れるか、これっきりになるかはわかりませんが、きっとよい経験にはなるはずです。どうかあまり気負わずに、いってらっしゃい!
文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko
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