<大人になって変化>【後編】今はこれが好き!心と身体に無理をせず自分らしくいたい
前回からの続き。みなさんは「年齢を重ねてから好きになったもの」はありますか? 人生経験を重ねることで、若い頃にはなかった感覚が芽生えたという経験がきっとあるはず。「食べ物や飲み物の好み」も若い頃とは変わってきたという声もありました。「体や気持ちの変化」ではどのようなものがあるのでしょうか。
健康第一ということに気がつき……
『健康グッズに興味津々。筋力をつけるためのグッズや、足のサポーターやテーピングが充実してきた』
『筋トレだな』
素敵な服を着て、メイクやオシャレに気を抜かないママだって、まずは健康第一。若い頃とは違う体の変化を受け入れつつ、労わるママたちの姿がありました。
温かいものが大好きに!
『湯船、温かい飲み物に温かい部屋着。冷えは禁物』
『冬の間、家のなかでもマフラー巻いている』
『カイロ』
『分厚い靴下』
『腹巻』
『電気アンカ』
若かりし頃、へそを出しミニスカートで過ごしてきたママはいませんか? 「冷えは万病のもと」という言葉があるように、体が冷えることによって頭痛や倦怠感、肩こりや月経不順などが引き起こされる可能性があります。ママのコメントにもあるように「冷えは禁物」ですね。
見た目は二の次!ラクがいちばん!
『ウエストゴムのズボン』
『体を締め付けない服や下着』
『おなかすっぽり、お尻すっぽりの、ちっともセクシーじゃないデカいパンツ』
『若い頃はヒールばかり履いていたけど、今はスニーカーが大好き』
ストレッチの効いた服やゆったりとしたファッションを好むようになったママ。見た目を重視していた若い頃と比べ、子どもを産めば自然と動きやすい服や汚れてもいい服を選びがちになりますよね。
若い男の子が可愛くて
『若手俳優。最近「推し活」が忙しい』
『男性アイドル。自分が若い頃には全然ハマらなかったのに』
『最近になってジャニーズが好きになってきた』
『自分より10歳以上年下の男性芸能人が可愛くて仕方ない』
若い頃にはカッコイイ年上の俳優さんやアイドルが好きだったママも、今や年下男子ブーム! 子どもを産んで母となり、子どものような可愛らしさに母性本能をくすぐられているのかもしれませんね。
さわやか好青年が好き!
『昔はワイルド系の男が好きだったのに、今となっては好青年イケメンが可愛く感じる』
『女の子のような顔だちの男の子が好きになってきた。昔は男くさい男が好きだったのにね』
やっぱり「可愛い系男子」が好き! 「たくましい男性に守られたい」から「可愛い男の子を守ってあげたい」という心境に変化したのでしょうか。
観るテレビ番組に変化が
『ここ最近の年末は紅白歌合戦で過ごしている』
『朝ドラ』
『箱根駅伝』
『ローカルバスで旅をする番組』
『相撲』
『ワイワイガヤガヤしていないニュース番組』
『笑点が大好きになった』
昔ながらの伝統ある番組やニュースなど落ち着きのある番組を好むようになったという声も。賑やかな番組で大笑いするのももちろん楽しいのですが、年齢とともに番組の好みも変わることがあるでしょう。
心落ち着くものを求めるように
同じ時間を過ごすなら「穏やかな人」がいい
『テンションが高くなく、穏やかな喋り方の人』
『落ち着いた人。テンション高い「盛り上げ役」のような人といると疲れる』
筆者も同感です! 理由を考えてみたのですが、仕事に家事、子育てや義実家など、日々エネルギーを使う部分がありますよね。限りある自身のエネルギーを「その他の対人関係において消費したくない」と感じるのかもしれません。
自然が美しい!
『花や草木といった自然。やたらスマホで写真を撮りたくなる』
『紅葉の景色』
『天気がよくて山が綺麗に見えるとすかさず写真を撮るようになった』
四季折々の花や草木に季節の移ろいを感じます。雲ひとつない青空や青々とした山も、思わず写真に収めたくなってしまいますよね。「四季を感じられる日本ってやっぱりいいなぁ!」としみじみ感じませんか?
神社仏閣に魅了されて
『神社やお寺めぐりが楽しくなってきた』
筆者は中学の修学旅行で京都を訪れたのですが「仏像を見てもなぁ」「寺を巡ってもなぁ」と、あまり乗り気ではありませんでした。しかし社会人となってから紅葉の季節に改めて京都でお寺巡りを決行すると、なんだか浄化されたようなパワーをもらったような不思議な感覚に。あの厳かな雰囲気は、ある程度大人にならないと楽しめないのではないでしょうか。
落ち着くといえば……「マイホーム最高!」
『以前は旅行の最終日になると「家に帰りたくない!」と寂しい気持ちになっていたけれど、今は自宅に帰るなり「やっぱり家がいちばん!」とホッとする』
『自宅がこんなに好きになると思っていなかった。部屋を片付けて整った状態でくつろぐ時間が最高』
どんなに楽しい時間を過ごしていても、やっぱり自宅が最高! 身なりも気にせず、のびのびと過ごせるのはやはり自宅なのではないでしょうか。
好きなものが変化した理由、キーワードは「無理をしない」
ママたちの「年齢を重ねてから好きになったもの」。若い頃には決して考えられないようなことばかりだったのではないでしょうか。ママたちから寄せられた声を見渡してみると、自身の心や体に「無理をしない」という意識が感じられました。仕事しかり、遊びしかり、何においても若い頃には、多少の無理がきいていたと思います。しかしこれまでの人生経験があったからこそ、現在の「無理をしない」心境にたどり着いたのではないでしょうか。「自分の気持ちに素直になる」ことが、生活のしやすさにつながるのかもしれませんね!
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