いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

life

<本年度の子育て振り返りに>【後編】「育児がうまくいく」ってどういうこと?親の傲慢かもしれない

220_小学校_Ponko
前回からの続き。「育児がうまくいくための秘訣は何だと思う?」とのトピックを立てた投稿者さん。投稿者さん自身としては「親が子どものことを一個人として扱って、対等の立場で接すること」が大切だと思っているようです。ママたちからは、「対等に接することは大切」という投稿者さんに共感した意見から、逆に「親の行動だけで子どもをうまく育てられるかどうかが決まるわけではない」などの声もあがりました。みなさんが育児に対していろいろな想いを抱えていることがよくわかります。

「育児がうまくいく」ってどんな状態?

さてここで、一部のママたちから根本的な疑問が寄せられました。

『そもそも「育児がうまくいく」って何? 親の言いなりに育つ表面的ないい子ちゃんに育てること? 親子仲良しなのが基準? それともちゃんと自我のある、わが道をゆく子を育てること? 親子で仲良くなくても本人の意思を尊重し好きな道を歩ませるってこと?』

『うまくいくの定義が曖昧だよね……親から見て子どもが社会に出たときに困ることがなさそうって目線でいいのかな?』

『子どもがいい子に育ったってことなのか、それとも親がストレス溜めずに子育てできたかってことなのか? どっちなのかな?』

「投稿者さんが言っている”育児がうまくいく”ってどういう意味なの?」と素朴な疑問を口にしたママたち。子どもを問題を起こさない子にすること、自分の気持ちを大切にできる子に育てること、はたまた子どもがわが道を進めるようにすることでしょうか? 「上手な育児」の定義があいまいだからこそ難しいと考えたようです。
この疑問に投稿者さんが答えてくれました。

『「育児がうまくいっている」というのは、他人の評価よりも、自分が自分の子育てや子どもとの会話を通して「いい子に育ってくれてるな」と感じることだと思います』

「”いい子に育ってくれているな”と親自身が感じたら、それは育児がうまくいっている証拠」と話した投稿者さん。あくまでママ目線からの子どもの様子が基準だと思っていることを話してくれました。もちろんこちらも育児に対してのひとつの考えでしょう。しかしこの主張に対しても首を傾げるママたちもいたようですよ。

親には見えない面があることも

『いい子に育ってる……かぁ。子どもは親に見せてる部分と隠してる部分があるからね。親目線の「いい子」も、半分嘘だと思っておかないとね』

『よそから見れば素晴らしい子でも、親からすれば「全然ダメだ」って思ってたり、その逆だったりすることもあるよ』

私たち大人が家庭と職場では見せている面が違うように、子どもだって家での顔と園や学校の顔とでは全然違うこともあるでしょう。だからこそ親から見ただけではその子のすべてはわからないとの声も挙がりました。「まさかうちの子が!」という定型句があるように、よくも悪くも親からはまったく見えていない面もあるのでしょう。親から見えている部分だけで「上手に育児ができているかどうか」を判断するのはなかなか難しいのかもしれませんね。

信じ込みすぎるのも危険かも?

「自分は育児が上手にできてる!」と考えるのは悪いことではないでしょう。しかしそう思いこみすぎるのも危ないと警鐘を鳴らすママたちも。

『自分で「うまくいってる」と思ってる親って傲慢で危険だと思うね』

『結局正解はそれぞれだよね。自分がうまくいったと思っていても、子どもの本心はわからないし』

「自分の育児は上手」と思いこみすぎるのは傲慢だとする声も挙がりました。もちろん育児に自信を持つことも必要なことでしょう。しかしその気持ちが強くなりすぎてしまったり、「自分のおかげで子どもはいい子になった」と過信するのはいかがなものかというのが、ママたちの考えのようです。育児は親の気持ちだけではなく、子どもの気持ちが伴ってこそということを忘れてはいけませんね。

育児は長い旅。ゴールはまだまだ先

『うまくいったか失敗したかなんて、結局もっとあとにならないとわからないよ』

『子どもがどう育ったらうまくいったと思えるの? 子どものときは困ったことばっかりでも、素晴らしい人に育つ場合もあるし。子育てのゴールはどこなんだろうね』

「育児のゴールはずっと先」と悟ったようなコメントを寄せてくれたママたちも。自分の育児が上手か……というのは育児の最中にわかることではなく、もっと後になってからようやく見えてくるものなのかもしれません。

「上手な育児をできる人の秘訣は?」と持論を示しながら話してくれた投稿者さん。ママたちのコメントからは、それぞれが育児において大切にしているものが見え隠れしました。しかし当然のことながら育児は一朝一夕の仕事ではありません。本当の意味で自分の育児が子どもにどんな影響を及ぼしたかを知るのは、もっとずっと後のことでしょう。「自分の育児は上手か下手か」を意識しながら過ごすのではなく、目の前にいる子どもに日々向き合うことが大切なのではないでしょうか。

文・motte 編集・荻野実紀子 イラスト・Ponko

【つぎ】の記事:<箱入り娘の結婚>娘「出産が怖い、子どもを産みたくない!」私は育て方を間違えた……?【第1話】

motteの記事一覧ページ

関連記事

<本年度の子育て振り返りに>【前編】育児がうまくいく人とそうでない人との差は?ママたちの見解とは
「どうやったらうまく育児ができるのか」と悩んでしまったことがある方も少なくないのではないでしょうか。今回の投稿者さんは上手な育児についての持論があるようですよ。 『子育てがうまくいく人といかない...
<育児疲れはいつがピーク?>【前編】新生児期、イヤイヤ期、反抗期。育児でいちばん大変だったのは?
育児をしていると「子どもを育てるって本当に大変!」と感じる瞬間が、何度もあるでしょう。人によって育児の大変さを痛感するタイミングはそれぞれ。今回の投稿者さんは、育児のピークについて質問を投げかけま...
<子育て定型文>【前編】ママになったら誰もが言うであろう語録。みんな言うよね?低年齢編
子どもを産む前は、「優しいママになりたい」なんて夢見ていたこともあったでしょう。しかし我が子を目の前にして、現実は毎日ガミガミ怒ってばかり。そんな日々に嫌気がさしてしまうこと、ありませんか? ...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
子育てが上手く行く人と行かない人の差。