<育児への価値観>「誰か助けて!」苦しむ私を救ってくれたのは【第5話まんが:ママ友の気持ち】
前回からの続き。一人息子のトキの子育てに悩んでいます。とくにお友だち相手に手を出してしまうのをやめさせたいです。先日も久しぶりに会った里美ちゃんの息子・裕也くんに手を出してしまい……きつく叱ったのですが、トキは謝りません。一生懸命に子育てしているつもりです。何が悪いのでしょうか。もうどうしたらいいのかわかりません。
里美ちゃんには、手が出てしまう息子をもつ親の気持ちなんてわからない。おまけに「まだ5歳じゃない」なんて言われて、私の叱り方まで非難されます。自分の子を優先させるかのような発言と私の叱り方への口出しに腹が立ち、電話しながら少し言い合いのようになってしまいました。悔しいし、悲しいです。子育てなんてぜんぜん楽しくない。思い詰めると涙が出てきます。
園長先生に声をかけられ、泣きそうになってしまいました。私は園長先生に息子の手が出てしまうことや自分の思い、里美ちゃんとのあいだにあったエピソードを話しました。
息子をちゃんと育てないと! と気負いし、いっぱいいっぱいでした。一歩引いて息子や自分の気持ちを考えられる余裕がなかったように思います。先生に話を聞いてもらうだけで少し落ち着きました。近しい仲ではないからこそ、言葉を素直に受け入れられた気がします。
子育てとは、思いもかけない人からの思わぬ言葉に助けられることもある。そしてその助けは、母親だからと我慢せず、誰かに求めてもいいのだなと思えました。トラブルを避けて親子でずっとこもっていたら、かえって悪循環になっていたのかもしれません。まずはクラスのお遊び会などに参加させてもらいつつ、少しずつお友だちとの遊び方を学んでいけたらいいなと思っています。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・りますけ 編集・荻野実紀子
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