<調理方法わからん>大量のフキをもらった!下ごしらえがとにかく大変、食べきれない……
みなさんは、実家や義実家から野菜をもらうことがありますか? ありがたいと思いつつも量が多かったり、処理が面倒だったりすると、ちょっと迷惑に感じてしまうこともありますよね。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、ものすごい量の食べ物をもらったそうです。
『義母から大量のフキが届いた! 2kg以上あった……。皮をむいて筋取りをするだけで1時間かかった! 下茹でも3回くらいしないとアクがすごくて調理までたどりつかないし! 疲れたしもう嫌! もらってきた夫に「2度ともらってこないで」と言いたい! 厚意でくれたんだろうけれど、子どもたちと過ごす時間がフキにとられた気分だよ!』
義実家から2kgものフキをもらった今回の投稿者さん。しかも下ごしらえがされていない状態だったようで、皮をむいて筋を取り、そのうえ3回もアク抜きしなければならなかったそうです。1本1本作業をするので、さぞ手間と時間がかかったことでしょう。子どもたちと過ごすはずだった時間をフキにとられてしまったと思うと、なんだか子どもたちに申し訳ない気持ちにもなってしまいますよね。旬の食べ物をいただけるのはとてもありがたいことですが……。この投稿に、他のママたちはどのような反応をくれたのでしょうか?
たしかに!下ごしらえまでお願いしたいよね
『せめて下ごしらえを済ませてからにしてほしいわ』
『もらわなきゃならないなら、調理済がイイね』
やはり投稿者さんと同じく「いただいたとしても素直に喜べない……」といった感想が多く寄せられました。特に小さい子どもがいたり、仕事をしていたりすると、なかなかまとまった時間はとりづらいもの。下ごしらえまでしたものがもらいたい……贅沢なお願いなのは承知でそう思ってしまいますよね。
ところで投稿者さんが1時間かかったというフキの下ごしらえ。やったことのない人にとっては未知の作業ですよね。一体どのようなことをするのでしょうか?
フキの下ごしらえはどうすれば良いの?
フキの下ごしらえには、板ずり・茹でこぼし・水さらしなどのあく抜き作業があります。これをすることでフキに含まれている天然毒(ピロリジジンアルカロイド類)を水に溶かすことができます。そのうええぐみや苦味の強さも減らすことができるので、より安全に美味しく食べられるのです。
作業としては、鍋に入る大きさにフキを切り、まずは多めの塩をまぶして板ずりをします。その後塩を入れたたっぷりの熱湯で数分間茹でこぼし。終わったら流水で冷やして筋取りをして、水を替えながら室温で水さらしして完成となります。
投稿者さんの場合、その量は2kg以上。美味しくいただけるとはいえ、きっと大変な作業でしたよね……。このようにして下ごしらえを終えたフキには、ママたちからおすすめのレシピも寄せられいます。
みんなのオススメするフキレシピは?
『大量にあるときは佃煮にして食べると良いよ。フキの佃煮美味いよ』
『細いフキは塩昆布和えや味噌炒めが好きだけれど』
ママたちによると、フキは甘辛く煮て佃煮にしたり、味噌炒めにすると美味しいのだそうです。大量なときには佃煮にしてしまうことでかさを格段に減らす、たくさん食べられる素敵なアイデアですよね。煮たり炒めたりしながら味をしっかりつけることで、春の味覚を贅沢に味わえて食が進むご飯のお供になってくれるのではないでしょうか。
大量のフキはどうする?
このように大量の食べ物をいただいた場合、調理以外に食べ切れるのかという問題も出てきます。みんながパクパク食べてくれれば良いのですが、そうでない場合もありますよね。もし食べきれないと判断したとき、ママたちはどのように解決するのでしょうか?
もったいないのはわかっているけれど捨ててしまう
『私なら旦那にめちゃくちゃ文句を言って捨てちゃうかも』
食べ切れる分だけ調理して、あとは食べきれず保管していても、だんだん傷んできて結局捨てることになります。もったいない、せっかくいただいたもので申し訳ないという気持ちもあるものの、諦めるという選択をしているママがいました。
実家や知人におすそ分けするという手も
『さらにおすそ分けできるところはないの? 実家とか友達とか』
『捨てずに調理して偉い! 私ならちょっとだけ調理して、あとは近所のお年寄りに配るか、職場に持って行くな』
もし捨てるのに罪悪感を感じるようであれば、ご近所さんや職場の同僚などにおすそ分けするのも手ですね。食べたくても手に入りにくい食材ならば喜ぶ人もいるでしょうし、買うとなると思いのほか値段が高くつくこともあります。フキの場合には下ごしらえをしたほうが喜ばれるかと思いますが、周囲の方々に食べてもらうことで防げるフードロスもありそうです。
今回ご紹介したのは「フキ」ということで、大変だと思われがちな下ごしらえからレシピまで、さまざまなものをご紹介させていただきました。
もちろん全て美味しくいただければ良いのですが、量や好みによっては、どうしてもそれができない場合もあります。そんなときには捨ててしまうだけでなく、おすそ分けしたりなど、活かしていける方法はいくつかあります。自分にできそうな、ムダにしない工夫を知るのも素敵なことなのではないでしょうか。
文・こもも 編集・古川純奈
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