大量のいただき物は正直困る!?食べきれないときは”寄付”を活用してみては
食べ物をいただけると、食費が浮いて助かることもありますね。ただ家族では食べきれないほどの量のときは、保管場所や消費期限などを考えて悩む場合もあるようです。
『食べ物を大量にもらうとストレスを感じる。野菜なら腐らせないように冷凍したりしなきゃいけないし、あまり好きじゃないお菓子や飲み物は余るし。贅沢なのは分かっているけど、大量の食べ物は本当に困ります』
ありがたいことではあるけれど、困る。投稿者さんは正直な心の内を明かしてくれました。ママたちからは、どのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
いただけるのはありがたいけど……。ママたちが「困る」理由とは
食べきれないほどの量だから
『消費するのがノルマに思えるよね』
『義母が野菜送ってくれたけど傷みやすいものばかり。キュウリとか焦るわ』
ママたちからは「大量の食品を腐らせることなく消費することが負担」とのコメントが寄せられました。献立のバリエーションを考えるのにも限界があるでしょう。傷みやすい野菜などをいただいたときは、余計に焦るかもしれませんね。
『うち家族全員少食だから食べきるのが難しい。お菓子とかもらってもみんな食べないから、私がどんどん太っていく』
家族が量を食べてくれない場合は、ママが率先していただき物を食べる役割になるようです。どんどん太って困る(!)とのコメントがありました。
保管場所がないから
『ありがたいんです。ありがたいけど、野菜室や冷凍庫がパンパンで。ママ友にあげるのも面倒』
大量に食品をいただいて、急に保管場所を確保するのは難しい場合もあるでしょう。誰かにおすそ分けするにしても、量が多すぎると面倒になってしまいそうです。
下ごしらえの手間がかかるから
『実家から大量に豆をもらったときは、皮をむいたり、冷凍不向きなものはすぐ料理したりとストレスだった』
『分かるー。タケノコやフキは本当に困る。下処理してるとイライラしてくる』
下ごしらえが必要な食品をいただいたら、早いうちに処理してしまわなくてはいけませんね。少しの時間で済むものならいいのですが、下ごしらえに手間も時間もかかるものだと……ママたちは負担に感じてしまうでしょう。
お返しをしないといけなくなるから
『畑や庭に実った野菜をもらったら、もらいっぱなしじゃ悪いから「買ったもの=お土産」などを渡さなきゃいけなくて、本当はすごく迷惑。気持ちは嬉しいけどね。ただの物をあげて買った物をもらうのって悪いと思わないのかな?』
いただき物をしたらお返しをすることもあるでしょう。お金を出して買った物をお返しとして渡すママもいるかもしれません。そうなるといただき物をした分、出費が増えることになってしまいます。納得できないママの気持ちもわかりますね。
いただき物を食べきれないときは”寄付”しよう
『どこかフードバンクを探そう!』
ママたちが食べきれない量のいただき物に悩むなかで、光明となりそうなコメントが寄せられました。フードバンクとは品質に問題のない食料品を企業や一般家庭から寄付してもらい、食料を必要としている団体や困窮している世帯に無償で提供する活動をいいます。
フードバンクの活動に参加し食料を寄付することは、困窮する家庭を助けるだけではなく、まだ食べられるものを捨てる「食品ロス」問題を解決することにもつながります。
フードバンクへ寄付する方法
フードバンクに食品を寄付するときには、送り主が送料を負担してフードバンク団体に食品を送る方法があります。送ることができる食品には一定の条件が設定されていることもあるので、よく確認しておきましょう。例えば「賞味期限の表示が義務づけられている食品は賞味期限が1ヶ月以上残っていること」「未開封であること」「外国産のお米の受け入れはできないこと」などです。
野菜を寄付することはできる?
フードバンクでは保存期間が長い食品のほかにも、「収穫後すぐの新鮮なものであること」などの条件がクリアされていれば、自家栽培の野菜でも受け入れてくれるところもあります。フードバンクによって条件が異なっている可能性もありますので、生野菜を送付する前にフードバンクの運営元に確認するといいでしょう。
こども食堂にも食べ物を寄付することができる
もし近所にこども食堂があるなら、直接食品を持ち込むことができるかもしれません。こども食堂は地域の公民館などを借りて行われることもあるので、いつでも受け取ってもらえるとは限りません。こども食堂に寄付する場合は事前に連絡をすると持ち込める日付がわかるでしょう。寄付する食品を最大限に活用してもらえるように、受け取る側の都合も考えておきたいですね。
食べ物を無駄にしない方法がある。捨てずに活用できる方法を探してみて
家族では食べきれない量の食品をいただいて困っているママは少なくないのかもしれません。もし消費できないほどの大量の食品が手元にあり、知り合いに分けることにも限界がきたら、食料品を必要としている団体への寄付を検討してみてはいかがでしょうか。
「先日いただいて食べきれなかった分はフードバンクに寄付させていただきました。とても喜ばれましたよ」と食べ物をくださった方にひと言知らせておけば、「食べきれない量であったこと」とともに「いただいた物を無駄にすることなく活用したこと」を伝えられるでしょう。今後は先方がフードバンクを活用してくれるようになったり、量を調整してくれたりするかもしれませんね。
文・しのむ 編集・千永美
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