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<親を施設に>母の「すべて」が詰まった実家なのに……自宅介護をしない私は親不孝?【第2話まんが】

前回からの続き。私は現在、妹とその娘(姪)と一緒に通いで実母の介護をしています。しかし私たち姉妹にもまだそれぞれ仕事があります。これ以上の見守りは無理があり、現実的に難しいです……。私たちは何度も何度も話し合いました。そして……母を老人施設に入居させることを決めました。母にも事情を話しました。
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「そう……仕方がないわね」と納得してくれたと思っていましたが、話が進むにつれ、やはり家への思い入れもあるようで母は気持ちが落ち込みがちです。
母は昔、専業主婦でした。
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落ち込んだときは明るく励ましてくれ、嬉しいときは満面の笑みで一緒に喜んでくれ、体調を崩せば心配そうに看病してくれて、お腹が空けば美味しい料理をたくさん作ってお腹いっぱい食べさせてくれたお母さん。

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大好きなお母さん……、本当はこの家で最期を迎えたいよね……。今まで誰よりも世話になってきたのに……、お母さんのそんな最期の望みすらも叶えてあげられないなんて、なんて親不孝なんだろう。仕事なんてやめて、付きっきりで介護してあげればできなくもないのに、私たちは「それ」を選ばなかった……。

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お母さんは見捨てられたような気持ちになっているのかもしれない……。母の気持ちを考えると、自分たちが決断した「老人ホーム」という選択が、「母を見捨てた娘たち」と感じてしまうのでした。

【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・ちょもす 編集・横内みか

※この漫画はママスタコミュニティに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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