<どうする?寒さ対策>住まいの寒さ対策は窓の断熱がキモ!少し費用はかかるけれど
冬場は暖房をつけても室内が寒かったり、寒さから暖房をフル稼働するものの光熱費がかさんだり……、なにかと不満がたまる時季ではないでしょうか。最近は自宅で過ごす時間が増え、根本からマイホームの寒さ対策を見直したいとリフォームを検討している人もいるかもしれません。ママスタコミュニティでも、マイホームづくりによる寒さ対策で、工夫をこらしたママたちから声が寄せられたので紹介します。
底冷えする家には床暖房がおすすめ!
『全室床暖房は絶対におすすめ。冬は床暖だけでエアコンもストーブも使わない。前の家と比べるとガス代、灯油代がかからないから年間20万は節約できている』
『床暖はあったかいよー! でも玄関はやっぱり靴をぬぐ空間があるし、ちょっと寒いよ。お風呂も全然寒くないみたいに営業の人は言っていたけど、多少は寒い。でも、他の家に比べたら全然あったかいと思う』
『底冷えすんごい家だから床暖ないと生きていけない』
『足元を温めたいから床暖房は本当に良い』
住まいの寒さ対策として床暖房の設置をおすすめするママから声が寄せられました。とくに底冷えのする家では、足元を暖める床暖房は重宝するようですね。「床暖房は電気代が安くなる」といった声があがる一方で、「床暖房は電気代がかさむ」「高機密・高断熱の家であればエアコンで良い」といった声も寄せられていたので、マイホームの構造やお財布事情を考え、床暖房をつけるかいなか検討されると良いでしょう。床暖房の光熱費がかさむと感じる人は、床暖房はスイッチを切っても一定期間は暖かさが継続するため、寝る前や外出する30分前にスイッチを切っておくのも一つの方法ではないでしょうか。
マイホームの寒さ対策は窓が重要
『あとはやっぱり樹脂製サッシ窓かな』
『断熱材のグレードと窓の性能グレードをあげた。冬場は床暖なんていらない暖かさ。夏は昼すぎまでエアコンいらない快適』
『樹脂窓は、結露がないからカビたりしなくて、機密性も高いから真冬に窓の近くにいても寒くないよ。あと防犯ガラスになっているから割られない』
『窓は2枚窓樹脂サッシでいいものにしたほうが絶対にいい。気密性をうたっている所はそれなりにいい窓だけど、それでも窓から冷気がくるよ。なんなら二重窓にしたい』
マイホームの寒さ対策は「断熱効果のある窓を採用すべし」といった声も寄せられました。経済産業省では、近年省エネルギー住宅(以下、省エネ住宅)を推進しています。同省が運営する省エネポータルサイトには、省エネ住宅の大切な機能の一つとして窓が挙げられていました。冬場は暖房時の熱の約6割が窓から逃げてしまうとあります。暖房の熱を逃がさないためには、窓(ガラスとサッシ)を断熱性の高いものに交換したり、内窓をつけて2重窓にするようおすすめしています。
またママたちがおすすめする樹脂製サッシはアルミサッシよりも断熱性が高く、近年省エネの観点からも高断熱サッシの普及が進んでいます。これからマイホームを建てる方、リフォームを検討されている方は、マイホームの寒さ対策は窓がキモになるとぜひ覚えておいてくださいね。
地球にもやさしい省エネ住宅は未来型
近年は、冷暖房のエネルギーを少なくする省エネ住宅の普及が進んでいますが、省エネ住宅にするならば新築時、リフォーム時どちらが割安になるのでしょうか。国土交通省が発行する「なるほど快適・安心なすまい省エネ住宅」によると、新築で省エネ対策をした住まいを建てる場合は約87万円の費用がかかるのに対し、リフォームの場合は、約231万円もの費用がかかるといった例が出ていました。
また高断熱・高気密な住まいで全室一定の温度を保つと、各部屋の温度差が小さいため健康を守ることにもつながります。税の軽減や補助金をもらえる制度も充実していますので、現在マイホームを検討されているママは、初期費用が少々高くなりますが、家族の健康のためには寒さ対策は重要で、後づけよりもかなり安くなると覚えておくと良いでしょう。
冬場の寒さ対策だけでなく、夏場の暑さ対策にもなる省エネ住宅。今後さらに普及が進みそうですね。ぜひ未来を見据えて寒さ対策をし、快適な暮らしを実現してくださいね。
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