<子どもだけで大丈夫?>高校生と幼児が自宅で8時間お留守番。他の人からは信じられない?
年の差がかなり離れたきょうだいのお子さんがいるご家庭では、上のお子さんが下のお子さんの面倒を見ながら子どもたちだけでお留守番することはあるでしょうか。あまり珍しいことではないような気もしますが、周囲からすると驚かれるような状況のようです。
『10時から18時まで、高校生の子と年長の子ふたりで留守番させたことを同僚に話したらびっくりされてしまいました。私が仕事を休めないので、休園や登園自粛のときだけ留守番をさせていますが、毎日ではなく預け先がないときだけです。びっくりされますが、休ませてもらえるわけでもないんですよね。周囲からしたら信じられないことでしょうか?』
高校生のお子さんと未就園児で年長さんのお子さん2人でのお留守番。はじめて2人でお留守番というのであれば、聞かされると心配してしまうかもしれませんね。しかし高校生のお子さんが、日常的に下のお子さんの面倒を見たり相手をしてくれたりしているのであれば大丈夫な気もします。
高校生と年長の子ども、ふたりだけのお留守番。みなさんはどのように感じますか?
年の差きょうだいだけのお留守番、どう思う?
『子どもに子どもを押しつけてかわいそう』
『うちなら余裕であり』
年の差きょうだいのお留守番とひとことで言っても、年齢差やきょうだいの関係性・状況などによって感じ方も変わってきそうですよね。子育てに関する価値観や考え方次第でも「アリ」「ナシ」は変化するかもしれません。
今回のように、子どもたちを見ていてくれる人も預け先も見つからない状況でママが仕事を休めないとくれば、「アリ」「ナシ」より「仕方がない」が先に来てしまうことも出てきそうです。
このような状況を踏まえながら、ママたちは高校生と年長のお子さんふたりだけのお留守番についてどのような声を寄せるのでしょう。
ナシと考えるママの声が多く寄せられた
『う~ん、ナシじゃない? 高校生の子だけで留守番ならともかく、年長の相手をずっとは厳しいかも。危ないよ』
『1日くらいならいいと思う。ただ一度大丈夫だったからって、気軽に上の子に子守を頼むようになるのはやめてあげてほしい』
ママたちの声を見ていると、ナシと考えるママの声が多い印象でした。留守番させるしかない仕方ない状況の場合もありますので「全部ナシ」というわけではないのですが、基本的にはきょうだいだけのお留守番は「ナシ」と考えているママはいるようです。
上の子の負担が大きくならないかがポイント
『10時から18時の間、高校生の子は適当に勉強とかしながらすごせるだろうけど、年長の子は退屈しないかなぁ? でも下の子がいたら面倒を見ないといけないし勉強とか息抜きはできないだろうね』
『うちも投稿者さんのところと似たような年の差きょうだいだけど、そこまで長い時間、年長の子を上の子に任せて留守番はさせられない。高校生だってオンライン授業とかもあるしね。どうしても留守番をさせないといけないときは、年長の子に「授業中は邪魔したらダメだよ」と言い聞かせて急いで行って帰ってくる。さすがに長時間となると心配だよ』
ママたちが「ナシ」と考える理由には、高校生のお子さんへの負担があげられました。
きょうだいの仲がすごくよく、下のお子さんの面倒を日常的によく見ると言っても、連日・長時間となると負担が大きくなるかもしれません。
また高校生のお子さんも、家でやるべきことややりたいこともあるかもしれません。しかし目を離せない時期の下の子の相手やお世話をしながら自分のことをするのはかなり大変そうです。このような高校生のお子さんへの負担を考えると、「1日ぐらいはアリ、でも連日はナシ」という考えにたどり着くのでしょう。
年の差きょうだいでお留守番をさせているママの声
『あまり長時間ではないけれど、うちは小6と年長だけでお留守番させているよ。上の子がオンライン授業のとき、下の子は隣でYouTubeを見たりゲームをしたりしているみたい』
投稿者さんのお子さんと近い状態の年の差きょうだいがいるママからの声も寄せられました。ここでも「長時間はナシ」の条件が出てきましたね。長時間小さな子の相手をすることは大人でも大変ですから、高校生だとなおのことキツイかもしれませんね。
高校生にもなれば、ママがお仕事にいくことにどのような意味があるのかがわかる年代ですよね。休めないことも理解できていることでしょう。状況を理解して、下のお子さんの世話や面倒を見ることが「キツイ」と感じてもガマンしている可能性も考えられます。
年の差きょうだいのお留守番。連日・長時間はできるだけ避けよう
『うちは高1と年長だけど、ふたりだけで留守番は私的にナシかなあ。明日だけ急遽ってことならありだけど、何日も続く場合は上の子の負担を考えてできない』
年長ぐらいの小さなお子さんのお世話や相手は、大人でも骨が折れますよね。そのような大変なことを高校生のお子さんに任せるのですから、やはり連日、長時間になることはできれば避けたいところです。
今後も上のお子さんに小さな下のお子さんの面倒を見てもらわないとならない場合は、上のお子さんの負担が大きくなりすぎないような配慮やケアを考えてみてはいかがでしょうか。
短時間だけでも下のお子さんをシッターさんや一時保育にお願いするなど、上のお子さんの息がつまらないよう、少しでも負担を軽減するといいかもしれません。
また、上のお子さんが下の子の面倒を見ることが当たり前と思わないように親も気をつけたいところです。家族だからきょうだいだから「下の子どもの面倒を見て当然」とは思わず、上の子どもの生活もあることや、見てくれた場合は感謝の気持ちを表すなど、上のお子さんの心のケアをすることも大切ではないでしょうか。
文・櫻宮ヨウ 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko
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