「中学生の反抗期」親としての向き合い方は?
中高生になった子どもの「反抗期」に手を焼くママは多いと思います。ママスタにも、同じような悩みを抱えている方がたくさんいました。大人への第一歩を踏み出した反抗期のお子さんと、あなたはどのように向き合っていますか? ママたちの意見をのぞいてみましょう。
親も子も、納得するまで話し合う!
反抗期のお悩みとして多くあげられていたのが、「スマートフォン」に関することです。先輩ママたちからは使用する時間帯や料金、使ってほしくないアプリなどを親と子で話し合う機会を設けた方がいいという意見が多数寄せられました。お互いに納得するまで話し合い、妥協案を出したり、どちらかが歩み寄ったりしていく姿勢が大切なようですね。
『うちはスマホをもたせたときにちゃんと約束したから、言うことを聞かなくなったら支払いストップして使えなくする。一度だけ実行したら逆ギレしてきて、よくないかもしれないけど私も息子よりさらに逆ギレして自分が悪かったって納得させた。それからもう逆ギレされることはなくなったよ』
『本当にやめさせたいなら親もがんばらないと。もちろん親のお金で持たせてるから、親には取り上げる権利あるんだけど、子どもの立場からすると納得いかない子もいるじゃん? 例えば夜8時になったら親も子どもも携帯をリビングに集める。そして朝までいじらないとか、「あなたのために親も頑張ってるよ」って姿を見せないと子どもは納得しないって聞いたことがある』
『うちは娘だけど、本気で戦ったわー。懐かしい。腕が青アザだらけになった。でもそれ一回こっきりだったな。勝っても負けてもだめな気がして、娘がやめるまで、掴み合ってた。そして、お互い妥協案を出して解決したよ』
『私もいろいろ悩んで、いろんなことを試して気が付いたことは、暴れようが何をしようがダメな事はダメだと徹底的に言葉と態度で示すことです。そのブレない態度が子どもの親に対する尊敬や信頼に繋がるということ。それをすれば、子どもは親の言うことを聞くようになります。少しづつ相談してくるようになります。最初は相当しんどいですよ。時間もかかります。うちは1年かけてようやく落ち着いて話せるようになってきました。私もまだまだですが、一緒にがんばりましょう』
親が勉強を教えるという声も
反抗期の子どもに「勉強しなさい!」と言っても、聞く耳を持たないというお悩みも。親としては「なぜ何度言っても聞いてくれないのか」と悩むところですよね。しかしあるご家庭では、子どもが勉強で分からないところをママが教えているという声もあがっていましたよ。
『うちは私が子どもに勉強を教えているよ。参考書とか読みまくって私も勉強してる。同じ問題を解いて一緒に頑張るからか、子どもも勉強するようになったよ』
『うちの子も勉強できなかった。高校もレベルが低いところ。テスト前は一緒に教科書を広げて勉強した。全部一気にできるようになるのはムリだから、息子が一番得意なものを集中してやったよ。前回より一点でもあがればよしとした。下がっても怒らない。努力はしたから。むしゃくしゃして壁に当たってたときは、「賃貸に穴開けたら大変だからタンスにしてねー」とか、「夜は近所迷惑だから、昼間にやりなー」とか。あとは「お母さんが謝ればすむなら、どこにでも謝りに行くよ。でも誰かを傷つけたり、自分を傷つけるのはやめてね」っていつも話してた』
『みんなも言ってるけど、子どもに変わってほしいなら、まず親が変わろうよ。「勉強できなくて、進学がうまくいかなくて困るのは自分だ!」って言うだけでなく、困らないようにサポートしていくのが親のつとめだよ』
反抗期の時期は、スマートフォンの使用や勉強時間などで親子で揉めてしまうこともしばしばですよね。そんなときに頭ごなしに叱るのではなく、子どもが納得するまで話し合ったり、勉強の疑問点を一緒に解消したりいくことが重要のようです。
あなたはお子さんの反抗期に、どのように向き合っていますか?
文・編集部 イラスト・めい