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小学3年生の明日の時間割。ママが最終確認するのは過保護ですか?

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お子さんが自分で忘れ物なく翌日の準備ができるようになるのは、何年生くらいでしょうか? 入学して間もない小学1年生なら、ママと一緒に準備する子がほとんどかもしれません。しかし学年が上がるにつれ、ママに手伝ってもらったり声をかけてもらったりしなくても、自分で準備できるようになっていくでしょう。ママスタコミュニティには小学3年生のママから、翌日の時間割や学習準備の最終確認について、こんな質問が届きました。

『うちの子は寝る前に私と一緒に確認しているから、忘れ物をしたことがない。でも先日ママ友と話していたら「ちゃんと入れなよって声をかけたのに、机の上に置きっぱなしで学校に行っていた」と言っていた。翌日の時間割や持ち物の最終確認って、親がしていたら過保護ですか?』

投稿者さんのお子さんは3年生。ママが子どもの準備にどこまで関わるか、どのような意見が寄せられたのでしょうか。

低学年の子どもは、自分で準備できる?

小学生の子どもをもつママたちからは「うちの子はこんな感じ」とリアルなコメントが寄せられています。

低学年のうちから準備できるようにしたよ

『1年生のあいだに、しっかりと教えたよ。3学期は声かけもしなかった』

『小1だけど5月から自分でやっている』

『小2。学校から「最終確認をしたら連絡帳に押印して、先生に見せるように」と言われているから、確認している』

『確認していたのは小1まで。2年生になった今は、声かけするだけ』

低学年のうちに子どもだけで準備する機会を、ママが少しずつ増やしている様子がうかがえます。子どもの成長に合わせてママの関わり方を変えたり、子どもが自分でできるようになっても必要に応じて手伝ったりするなど、工夫しているようです。

子どもの様子を見ながら段階を追ってサポート

6年生のお子さんがいるママからは、こんなコメントもありました。

『1年生のときは全部持ったか確認して、2年生からは自分で用意しているのを私は見ているだけ。3〜4年生は声かけだけ。机の上に置きっぱなしで忘れたこともありましたよ。でもそうやって失敗して、自分で注意できるようになりました。6年生の今は、かなり疲れている日だけ手伝っています』

お子さんとママのリアルな関わり方が伝わってきます。お子さんが自分で翌日の準備ができるよう、ママが段階を追ってサポートするのもいいですね。

わが子が3年生のママはどこまで関わっている?

投稿者さんと同じ3年生のお子さんがいるママたちからもコメントがありました。

『一緒に準備していたのは小1の間だけ。その後は確認もしていないよ。でも習字が毎週水曜日だから、火曜日の夜だけ「玄関に習字道具を置いときなね」って声をかけているよ』

『娘は小1まで。でも息子は小3で声かけしている。子どもの年齢より性格によるのでは?』

『3年生だけど、本人がちゃんとやっているから確認はしていないよ。ある程度自分でできるようになったら、確認しなくてもいいんじゃないかな』

子どもの学年や年齢よりも、子どもの性格や必要かどうかを見極めながら、関わり方を決めているママもいるようです。なかには完璧にできるようになるまで関わるのではなく、ある程度できるようになったらママのサポートは終わりでも構わないのでは? との意見もありました。成長のスピードは人それぞれ。わが子の成長に合わせて、子どもが自分で準備する機会を増やしていってもいいのかもしれません。

もし忘れ物をしてしまったらどうする?

『子どもには「忘れ物をしても届けない」と言ってある。準備は緊張感をもってやっているよ。失敗して自分が困れば、準備が大切って学べるよ』

『確認していたのは1年生まで。それからは自己責任だよ。忘れ物が多い時期もあったけれど、「忘れ物をしたら困る」って学んだと思う。その後はしっかり準備するようになって、今じゃ私よりしっかりしているよ』

子どもに忘れ物をさせないようにと、最終確認をしている投稿者さん。いっぽうママたちは「忘れ物をして困る経験は大切」とコメントしています。自分で困れば「準備の大切さ」を子ども自身が理解できると考えているようですね。また別のママからはこんなコメントも。

『1年生の1学期までは一緒に準備していた。それ以降は自分で準備させている。たまに忘れ物をすることもあったよ。私は「忘れ物をすることは誰にでもある。ママもたまにある。忘れたときに学校でどう行動すればいいか考えるんだよ」って教えてきた』

準備を万全にして、忘れ物をなくす努力も大切。しかししっかり準備したつもりでも、忘れ物をしてしまう日だってあるでしょう。そんな日はチャンスと捉えて「忘れ物をしてしまったときにどうするか」を教えてあげる機会にするのもいいですね。

失敗から学ぶ大切さが成長につながる

子どもの年齢が上がるにつれ、自分のことは自分でやり遂げる力を身につけさせるのは大切ですよね。忘れ物をしないか心配だとしても、ママがいつも手を貸してあげられるとはかぎりません。お子さんの力を信じて段階的に最終確認の機会を減らして、見守るのはいかがでしょう。ひょっとしたら投稿者さんのお子さんも、もうママの最終確認がなくてもきちんと準備できているのかもしれません。もし忘れ物があったとしても「失敗から学ぶことも大切よ」とアドバイスすることも、子どもの成長につながるのではないでしょうか。

文・間宮陽子 編集・藤まゆ花 イラスト・んぎまむ

【つぎ】の記事:<参観や保護者懇談で学校に行くと疲れてしまう>【前編】夕飯を作る元気もないママたち

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