<大人のイジメ>もう限界……「仕事はほかにもある」と夫から説得されて退職を決意する【中編まんが】
前回からの続き。古株のパート集団から陰口を言われたり無視をされたりしています。いわゆる大人のイジメです。「次の仕事、何にするの?」という佐藤さんからのいじわるな言葉に、「ああ、次は私を辞めさせようとしているんだ」と思いました。
私が呆然としていると、佐藤さんは鼻で笑って立ち去ります。
今の仕事は何があっても続けなければいけないというワケではありません。イジメの標的にされてまでやりたいことでもありません。ただ翌々月までサポートしているプロジェクトがあります。
そのプロジェクトは私が選ばれて任された仕事なので、できればやり遂げたいです。
プロジェクト後に辞めるにしろ、就業規則に添うなら、そろそろ退職の意思を会社に伝えるべきタイミングです。
社員さんに悩みを打ち明けようとも考えました。でも古株集団は、社員の前ではあからさまな嫌がらせはしてきません。社員の人たちから見たら、そこそこうまくやっていると思われているはずです。
そもそもパートのゴタゴタになんて巻き込まれたくないだろうし、私自身もこんな下らないことを人に相談するのは気が引けます。
大人になってからイジメの標的になるなんて、自分が情けないとも思います。
「中年の女性たちが集まってそんなことある? みんな母親なんだろ?」と不思議そうに言います。
本当に旦那の言う通りです。大人になってもイジメのようなものがあるとは聞いたことがありました。自分の身に起こるまでは、「大人なのに? そんなこと本当にあるの?」と半信半疑でした。まさか自分の身に起こるなんて。
次々と標的を変えて、職場でイジメをする人たちが人の親だなんて信じられません。
私がイジメの標的にされ続ける理由が知りたいです。でも考えても答えは出ません。
「なぜ?」や「理不尽なことに負けたくない!」という気持ちが湧き出てきますが、もう考えても仕方のないことです。さほどイジメの理由なんてないのでしょう。
私は戦うなどで無駄なエネルギーを使わず、社員の方にお願いして円満退職する道を選びました。
後編へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・てる 編集・秋澄乃