義母から「過保護」よばわり。2歳児はちょっとくらい目を離しても大丈夫!?
自分と他人との子育ての違いに戸惑いを覚えたことはありませんか? 自分とは異なる子育て方法を目の当たりにしても「人それぞれだから……」と寛容に受け止められる場合もあります。でも自分とはあまりにもかけ離れた子育て論を押し付けられたら、あなたはどうしますか?
『義母と一緒に買い物したんだけど、2歳の息子はカートに乗るのを嫌がるので私と手を繋いでいました。案の定あっち行きたいこっち行きたいと騒ぎだしたので、義母に「ちょっとあっちに行ってきますね。息子が行きたがっているので」と伝えたら「少しくらい目を離しても大丈夫よ。すぐお母さんのところに戻ってくるんだから!」って言いだしてびっくり。しかも買い物しているスーパーはそこそこ大きいから、迷子になったら探すの大変だし。息子と一緒に少し義母と離れて戻ってきたら「今の人は本当に過保護なんだから。1人であちこち行くのも自立している証拠なんだからね」って義母に言われました。昔の人はこういう考えの人が多いの? それとも私が過保護なの? 義母は53歳です』
「2歳の子どもであっても、少しくらい目を離したところで母親のもとへ戻ってくるもの」と義母が言ったので、投稿者さんは「わが子から目を離さない自分は過保護なの?」と疑問に思ったようです。義母の子育て論を目の当たりにして戸惑う投稿者さんに、ママスタコミュニティのママたちはどのようなコメントを寄せたのでしょうか。
2歳の子どもから目を離しても大丈夫?
投稿者さんに対して自分の子育て論を堂々と言ってのけた義母。果たして義母の子育て論に賛同するママはいるのでしょうか?
『2歳とか目を離して後悔したくないわ。過保護なほどでいい。放置している人の神経を疑う。2歳が自立しているわけないわ。義母まだ若いのにヤバいね』
『責任感と想像力と危機管理能力がないんだと思う。年齢はあんまり関係ないよ』
『人による。いつの時代にも放置親はいる。うち5人子どもいるけど家の中ですら常に視界に入れているよ』
投稿者さんは「義母と同年代の人はみな同じような考えなの?」と疑問に思ったようですが、そうとも言い切れないようですね。年齢は関係なく、それぞれの考え方による、との声が寄せられました。
『ニュースでよくあるフレーズ、「母親が目を離したすきに……」って聞いたことないんか! 投稿者さん間違っていない』
『投稿者さんの義母より少し下の世代だけど、そんなふうに思わないし、むしろ目を離している親を見るとハラハラする』
寄せられた声のなかには、投稿者さんの義母と年代が近いママからのものもありました。そのママは「2歳の子どもから目を離しても大丈夫とは思わない」と話しています。こちらのコメントからも「この年代の人はこう考えている」ということではなさそうですね。投稿者さんの「子どもから目を離すべきではない」との考えを肯定してくれたママもいました。投稿者さん、ご自身の考え方は決して過保護というわけではないようですよ。
子どもがトラブルに巻き込まれる可能性も
小さな子どもが自分の管理下から離れたら、どのような事態が起こると想像できるでしょうか。子ども自身が危険にさらされることはもちろんですが、第三者に損害を与える可能性も捨てきれないのではないかと思います。
『子どもが人に迷惑かけていたら? 商品で遊んでいたり、落としたりしていたら? 最悪連れ去られたら? 自立している? は? いい意味にしか捉えてないのね』
『お義母さん、小さい子どもがウロウロして人にぶつかって加害者になることもあるんですよって言ってあげて』
『お義母さんは親としての責任はないからね。目を離していた間に何かあっても責任取れるわけじゃないし。周りにも迷惑になるから、ウロウロさせなくて正解』
公共の場で子どもを見失うと、「どうか無事でいて!」と祈るような気持ちで探し回ることでしょう。子どもの身はもちろん心配ですが、起こる事態の1つとして、子どもが他者に迷惑をかけることも頭に入れておきたいですね。お店の商品を販売できない状態にしてしまったり、他者にケガを負わせたりしてしまう可能性もゼロではありません。義母にそれらの可能性をふまえて説明をすれば、投稿者さんの考えが耳に届くかもしれません。
投稿者さんの旦那さんも義母に放置されて育ったの?
『旦那さんに聞いてごらん。放置されて育っていない? って』
義母の自信満々な態度からすると、自身の子育てはとても順風満帆に運んでいたのでしょう。細かいことを気にせず、おおらかに育てられた投稿者さんの旦那さんは、今回の件についてどのように感じたのでしょうか。
『旦那に今回の義母の話をしたら「まぁ俺はすぐ親のところに戻ってきたみたいだからなー」だって。だからどの子も必ず戻ってくると思っているんだろうな』
子どもの頃の旦那さんは一旦は離れたとしても、すぐ義母のもとへ戻ってくる性格だったとのこと。自分から離れていかない、間違いなく後についてきてくれる子どもであれば、親としてはどれだけ安心でしょうか。旦那さんが子どものとき、義母は買い物やお出かけをスムーズにこなすことができていたのでしょう。その経験が義母の子育て論の基になっているとも考えられますね。
後悔してからでは遅い。わが子を守るのは自分
『息子が2歳の頃、実父に任せたら迷子になったよ。あのときは本当に終わったと思った。息子はお店の店員さんに付いていっていたんだけど、何もなくて本当に本当に良かった! そして父は母と私に死ぬほど怒られた。もしそれが義父母だったら間違いなく縁切るね。投稿者さんも義母に子どもを絶対預けないでね!』
子ども時代の旦那さんと同じように、孫を扱うことができると義母が考えていても不思議ではありません。しかし親それぞれに異なった考え方があるように、子どもの性格もそれぞれ異なりますよね。「息子は大丈夫だったから、孫も目を離しても大丈夫よ」と言われても「ハイ、分かりました。そうします」とは言い難いでしょう。
目を離したばかりに子どもがケガをしたら……。誘拐されてしまったら、事故に遭ってしまったら……。後悔してもしきれませんよね。義母も悪気があって投稿者さんに自身の子育て論を伝えたわけではないかもしれません。しかし、わが子を守るのは、親である投稿者さんではないでしょうか。もし過保護と言われたとしても、後悔することのない方法で子どもを守ってあげてくださいね。
文・子持ち鮎 編集・Natsu イラスト・きたがわなつみ
【つぎ】の記事:<義父よ……>【前編】義父からの電話のせいで家族での外食は中止。イライラして旦那を無視している
関連記事
※<イヤイヤ期>娘と二人きりの買い物「子育てわかんない」【育児中に救われた言葉事典:第1話まんが】- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- ちょっとくらい目を離しても大丈夫なんだってさ。