野菜嫌いの子どもが嫌がらずに野菜を食べる方法を知りたい!ママたちからのアドバイスは?
子どもの好き嫌いは、ママたちを悩ませますよね。ママスタコミュニティにも、多くの子どもの好き嫌いに関する投稿がたくさん溢れています。
『3歳の息子が、トマト・枝豆・じゃがいも以外の野菜を食べません。野菜嫌いのお子さんをお持ちのお母さま方、うちの子はこれは食べる! という野菜があればぜひ教えてください。料理ベタなもので、シンプルな味付けで食べられるものだとありがたいです』
今回投稿してくれたママは、子どもの野菜嫌いで悩んでいるようですね。ママたちは子どもの栄養面などを心配してできるだけバランス良く、たくさんの野菜を食べてほしいと願うもの。野菜の好き嫌いで悩んだ経験をしているからこそわかる克服方法を先輩ママたちがたくさん教えてくれました。
これなら食べられるかも?形状や味をわからなくする
野菜嫌いのお子さんが、野菜をそのまんま食べるというのはハードルが高いことですよね。できるだけ野菜の形状や味をわからないようにして食べさせることがポイントですね。見た目だけで「イヤ!」と拒否しているけれど、食べてみたら意外とお子さんが「好き」「おいしい」と感じるものもあるかもしれません。ホットケーキやカレー、炒飯などのメニューのおすすめの調理法をアドバイスしてくれました。
『ほうれん草や人参を、茹でてから潰してホットケーキにする。おいしいって食べたら、「これが入ってるんだよ」って見せてみる』
『玉ねぎはコンソメスープにして、ゼリーにするとかどう? たくさん煮てトロトロにしておく』
『玉ねぎをみじん切りにしてカレーに入れるとかは?』
『お好み焼きならキャベツ食べないかな?』
『ハンバーグに人参や玉ねぎピーマンとかをすりおろして入れてます』
『野菜単品じゃ食べないから細かく切って炒飯にしてるよ』
うちの子は、これなら食べられたよ!
同じく野菜嫌いのお子さんを持つママたちからは、調理法や食べるきっかけになった話など実体験を踏まえたアドバイスが届きました。ママたちもいろんな工夫をしているようです。野菜嫌いがなおらなくても、優先すべきは子どもが野菜に慣れるかどうか。まさに! 生きたアドバイスですね!
『キャベツ嫌いな息子がいますが、お鍋に入れたらおいしい! って食べてました』
『子どもではなく私の話ですが、カボチャが苦手だったんだけど、「シンデレラのスープ」っていう歌を聞いて、なんかおいしそうだなって思った。母に「これ、食べてみたい」って作ってもらってからカボチャのスープだけは飲めるようになりました』
『野菜は野菜ジュースだけで今日まで来たと言っても過言ではありません』
『玉ねぎは、味のクセが強いからみじん切りにしたものを別で冷凍しておいて、オムライスのときだけ一緒に入れてる。野菜嫌いがなおるわけじゃないけど、とりあえずよく食べてくれるよ!』
「母親失格」なんてことはない!あまり考えすぎないで
子どもが野菜を食べてくれるに越したことはないのです。しかし子どもが食べないからといって、ママが深く悩みすぎることは問題。いろんな野菜を好き嫌いなく食べられていなくても、しっかり育っているお子さんはたくさんいますよ!
『息子も野菜のほとんどが食べられません。そんな食生活が11年、いま12歳ですが健康体です』
『知り合いの子が、野菜はお好み焼きのキャベツしか食べられないと言ってたけど、高校生になって背もまぁまぁ伸びてたよ』
『少食なのも相まって、食べないときこっちがイライラしないように作る労力を極限まで減らしてる』
『小さい頃は何でも食べたのに、3歳の今は好き嫌いが多くて困ってる。でも、そういう時期もあるのかなと思ってる』
大人になると、「あれ? 嫌いだったのにいつの間にか食べられるようになった」というものって少なくないですよね。きっと、成長と共に食べられるものが増えていくはずです。「今食べないからダメだ!」と悩みすぎないで! と筆者はママたちに一番伝えたいです。
子どもが成長をしていくなかで、「この月齢なら食べられるはず」「食べるべき」「食べないとダメ」という思いがママに生まれ、その思いが好き嫌いの多い子どもを持つママを苦しめる原因になることもあります。しかし性格に個性があるように、食べ物の好みにも個性が表れているはずです。野菜を食べないといっても大丈夫! その他にもりもり食べるものがあったり、たとえ少食でも活動できていたりするならば、生きるための食事はできている! それくらいのおおらかな気持ちで、お子さんの食事に寄り添ってみてください。
「どうしたらいいの?」と悩んでいる方は、ご紹介したママたちからの「うちの子はこんな方法で食べたよ」というアドバイスをぜひ試してみてくださいね。すぐに挑戦できそうなものがたくさんありました!
文・鈴木じゅん子 編集・秋澄乃 イラスト・金のヒヨコ