<女遊びが激しい旦那>子どもから見た父親像を見て「離婚」を決断。新たな一歩!【後編まんが】
前回からの続き。うちの旦那はフリーランスで働いています。夜中に仕事をすることもあれば平日の昼間から遊びに出かけることもあり、飲食店でパート勤めをする私とは生活リズムが合いません。旦那は「私に構ってもらえない」ことを口実に、ちょくちょく浮気を繰り返しているようなのです。さらに旦那の「俺のことをもっと構え」という態度はどんどんエスカレート。私に要求するばかりでモラハラや経済的DVという言葉も頭をよぎるほどです。
娘の思いを知ってショックを受けた私は、数週間かけてこっそり準備を進めていたのです。そしてついに子どもたちを連れて家を出る決意をかためました。それが今日だったのです。
「あなたの言う通り。私は変わるのよ」その言葉を受けた旦那はまた離婚を盾に脅してきます。「戻ってこないなら離婚するぞ!」
私は冷静に返答します。「もう離婚でいいですよ。あなたが記入した離婚届を持っていますから、出しておきますね」電話越しに慌てる旦那の声が聞こえます。「最後に」
「玄関の横にかけてある絵を見ておいてね」
旦那に支配されつつあった私は、娘が描いた「家族の絵」を見て目が覚めました。子どもたちが恐怖に震えている光景を目の当たりにして、「このままではいけない」と強く思ったのです。娘の絵が一歩を踏み出す大きな勇気をくれました。旦那はあの絵を見て何を思うのでしょうか。何かを感じるのか、はたまた……。もう興味もありませんが。
その後、旦那との離婚は無事成立しました。私と子どもたちは実家に身を寄せています。
少し不安定だった子どもたちもすっかり落ち着き、笑顔が戻りました。
私は新たな人生のステージを迎えました。正社員としての仕事も決まり、離婚後の生活の目処も立ったのです。今になって振り返ると、かつて旦那から言われた「もっと構ってほしい」「お前が構ってくれないから」という言葉は、私の行動をコントロールするための道具に過ぎなかったのだと思います。これからは、子どもたちに安心できる環境を与えるために、自分自身を大切にし、子どもたちをしっかりと守っていく決意を新たにしています。
原案・ママスタコミュニティ 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子