<叱り役は損?>【後編】「ママ嫌い」と小学1年生の娘に言われた。ダンナの甘やかしで私が悪者に
前回からの続き。小学1年生の娘さんに「嫌いな人はママ」と言われ、傷ついている投稿者さん。ダンナさんが甘いので娘さんは日頃からわがまま放題、その分投稿者さんが厳しく叱っていることが理由のようです。
夫婦で叱り役と甘えさせる役のバランスが取れていればよいのですが、どう頑張っても、今は投稿者さんに不利な状況です。何から始めていけばよいのでしょうか?
パパが子どもに甘いと、ママは必然的に叱り役になる
ひと昔ふた昔前なら、家庭で怖い存在といえば厳しい父親。叱られたときの慰め役になってくれるのが母親、というイメージがありました。しかし今は投稿者さん宅のような、逆のパターンも少なくないようです。
『うちも同じ。小学2年生息子を、ダンナが甘やかす。私が叱っていても横から口出ししてかばうものだから、私が悪者。”お母さん怖い。お父さん好き”ができ上がっている。ダンナも「お母さんは怖いし、おかしいから近づくな」とか言うから、もっと離れていく。今日も学校の門限ルールを無視して、夕方なのに自転車でどこかに行った。ルールが守れない子に育て上げたいのかな』
『私の従姉妹の家もパパが激甘で、娘も似たような感じだったよ。高学年、中学生になるとさらにエスカレートして、あまりのわがままぶりにパパまでキレるように。でもずっと女王様だったから友達も減り、親の愛情も減り……。私が”自分の子にはまともな人生を歩ませよう”と思った、きっかけになったよ』
投稿者さん宅もコメントをくれたママの家庭も、ダンナさんの甘やかしが度を超えているのでは……?
甘えさせることと、甘やかしは違う。わが子を叱るのは、愛情があるからこそ。こうしたパパたちは基本的なことがわかっていないようです。
ダンナさんに問題あり。夫婦でじっくり話し合いを!
ダンナさんは、娘さんの現状をどう考えているのでしょう? わがまま放題で成長することを”よし”としているのでしょうか? 「ママが叱ってくれるから自分はこれでいい」と思っているのでしょうか? ここは夫婦でじっくり話し合ってほしい部分です。
本当に娘さんのためを思うのなら、叱らなくてはいけない場面はあります。以前は叱ることもあったという、ダンナさん。あまりに目に余るときは「パパお願い」と、一任できれば理想的ですよね。普段はやさしいパパがガツンと叱れば、娘さんに深く響くでしょう。
『まずはダンナさんと向き合うべきじゃない? パパは甘やかす、それに対して投稿者さんは怒り出す。だったら子どもは「どうしたらいいの?」ってなるよ。やさしくしてくれるパパにすり寄るしかないじゃん』
コメントでも指摘されているようにふたりの教育方針がズレていると、娘さんは戸惑います。ふたりが持つ善悪の価値観が一致しているかどうか、確認する必要がありますね。幸い投稿者さんのところでは娘さんがよくないことをしたとき、ダンナさんは軽くでも「ダメだよ」と注意しています。つまり方向性は合っているのです。
ママが叱ったとき、ダンナさんが”避難所”になり娘さんを甘えさせるのは悪いことではないですよね。ただ、そのとき「ママって怖いね」などママの言動を否定すれば、「本当はやってもいいことだったの?」と娘さんは戸惑います。「ママの言うとおりだよ。次からはやめようね」と、ママに同調しながらやさしく諭せばいいのです。
『投稿者さんから、娘さんへの愛情表現はしているのかな? 叱ったあとのフォローとか』
投稿者さん自身も厳しく叱ったあとはサッと切り替えやさしい言葉をかけるなど、気をつけることはありそうですね。
すべてが手遅れになる前に、軌道修正を始めよう!
第三者への相談をすすめるコメントもありました。
『ダンナさん、ひどいね。いくら家族だからって、他人だったらいじめだよ。投稿者さんの実家とか、誰か第三者を味方につけて話し合えないかな。小学1年生でそんな感じじゃ、将来的に危ない気がしない?』
『学校面談を利用して、夫婦で行って父親の関わり方を教えてもらったら? 事前に父親の甘い態度を説明しておいて』
ダンナさんの態度が投稿者さんを傷つけていること、娘を”わがままモンスター”に育てていることに、まずは気づいてもらいましょう。それでも伝わらなければ自治体の子育て相談や専門家など、第三者からアドバイスされたほうが響く場合もありそうです。小学1年生なら、まだまだ軌道修正できるはず。投稿者さんの娘さんへの愛情が本当に減ってしまう前に、一刻も早く行動しましょう!
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※<ママが叱り役>【前編】「ママ嫌い」と小学1年生の娘に言われた。ダンナの甘やかしで私が悪者に- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- まだ小1なのに、ママ嫌いと言われた