いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<モラハラの連鎖を断ち切る>父親から圧力。息子に託す思い「自分で選んだ道を進め」【第6話まんが】

前回からの続き。これは数年前の出来事だ。嫁と2人の子どもアサヒとユウヒが母とともに家を出ていった。急な離婚の申し出にびっくりしたが、いつかこんな日が来るのではないかということは俺も薄々感じていたのも事実だ。
6_1_1
6_1_2
親父は最後まで「家族経営」にこだわり続け、他人を雇うことを嫌がった。その結果がこれだった。俺は地元の小さな企業に雇ってもらい、夜勤もしながら働いている。生きがいだった農場を失くした親父は、以前の様子からは想像できないくらい、おとなしくなってしまった。今は週に数回デイサービスに通っている。

6_2_1
6_2_2

6_2_3
6_3_1

6_3_2
6_3_3
携帯を握ったまま、俺はしばらく立ち尽くしていた。そうだ俺は農場の跡取り息子だ。あの農場をこれからも繋いでいく役割がある。「自分で決めたやりたいこと」なんて、きっとどうでもいいこと。農場を継ぐことが俺にとっての「責務」なんだから……。早く家族を作って農場を継がなくては……。そう思ったのだ。

【第7話】へ続く。

脚本・子持ち鮎 作画・よしはな 編集・Natsu

よしはなの記事一覧ページ

関連記事

<モラハラの連鎖を断ち切る>父親から圧力。息子に託す思い「自分で選んだ道を進め」【第7話まんが】
前回からの続き。これは数年前の出来事だ。嫁のサチと2人の子どもアサヒとユウヒが家を出ていった。俺は、ふと嫁と結婚することを決めた日のことを思い出す。親父の願いは俺に農場を継がせることだった。反発しない...
<モラハラの連鎖を断ち切る>「仕事しろ無能」「恩知らず」嫁を従業員扱いする男たち【第1話まんが】
これは数年前の話です。私はサチ。義両親と二世帯同居をしながら義父、夫と一緒に家業の酪農をしています。 自宅兼農場から出られるのは配達や子どもの習い事のときだけ。自分の実家へは年に1度帰省でき...
<帰省中に見た鬼ヨメ!>実家でくつろぐ息子に言いたい放題の嫁「ゆっくりさせて?」【第1話まんが】
息子が「結婚する」と言って、相手のお嬢さんを連れてきた日のことは、今でも鮮明に覚えています。 そりゃ息子の気が利かないのは分かっています。けれどたまの...