<思春期あるある?>気に入らないお弁当を家に置いていった娘。「もうこんな子、知らない!」
反抗期真っ只中の中高生をもつママさん、毎日お疲れさまです! 話しかけても無視されたり、暴言を吐かれたり。”今は反抗期なんだから”と頭ではわかっていても、”こんにゃろー!”と腹が立つこともありますよね。
ママスタコミュニティで見つけたのも、そんな反抗期エピソードです。
寝坊してあわてて作ったお弁当を、「持って行きたくない」
『毎朝高校1年生の娘のためにお弁当を作っているのですが、今朝初めて寝坊をしてしまいました。高校までの道中にはコンビニもなく、学食は開いていない。あわてて作ったのは冷凍食品などを適当にドーンドーンと埋めた、茶色っぽいお弁当。中を見た娘は「何これ。持って行きたくない」と、お弁当を置いたままに。その様子を見ていたダンナが娘を叱ると、ふてくされて登校していきました。
私はなんだかプツンと切れてしまい、娘に対してどうでもよくなって。もうお弁当も作らないし、朝も起こしてあげない。進学校に入って勉強が大変だろうからと気を遣っていたけど、最近何か勘違いしている。いくら勉強ができたって、人に感謝できない子はダメだよ。もう本当に知らない』
「もうこんな子、知らない!」。この時期の子を育てるママであれば、同じように思ったことは一度や二度ではないのではないでしょうか。この投稿に多くの共感が集まりました。
『うちにも高校1年生の娘がいるけど、高校に入ったら生意気度が増し増しになった。しょっちゅう「もう知らん!」となっている。まぁ「そんなお年頃かな」とガマンしたり、5回続いたあたりでブチ切れてしまったり』
『わかるわー。ひどい態度にイライラするのも、投げやりになってしまうのも。お年頃だとわかっていても、しんどいよね。高校を卒業してお弁当が終わったとき、してもらっていたことの意味がわかるんだろうね』
多くの家庭で大なり小なりのバトルが繰り広げられているようです。
お弁当にクレームを入れるのは、女子高生あるある?
投稿者さんは毎朝のお弁当作りをかなり頑張っているようです。娘さんが慣れない電車通学で疲れているのがわかっているので、お弁当に好物やデザートを入れて、少しでもお弁当の時間を楽しめるようにしていたのだとか。ほかにも学校で気が張っている分、家でゆっくりできるようにいろいろと気を回しているそうです。
きっと娘さんは”いつものお弁当”をとても楽しみにしていたのでしょう。
『投稿者さんのお弁当がすごくおいしくて、娘さんの自慢だったんじゃない? 日々のお弁当にケチをつけられたわけじゃないんだから、そんなに落ち込まなくて大丈夫だよ』
どうやらお弁当にクレームを入れるのは”女子高生あるある”のようで、ママたち自身から「自分もやったことがある」という告白も続々と寄せられました。
『高校生の私がそうだった。お母さんとケンカして、早起きして作ってくれたお弁当をわざと置いていった。でも次の日も作ってくれていた。自分も親になった今は、母のありがたみを痛感しています。私がやったことは最低だと思う』
『自分が高校生のとき、同じようなことがあった。反省して謝ろうと帰宅したら母は出かけていて、机の上に手紙と2,000円が置いてあった。「今朝は寝坊してごめんね。お母さんは昨晩から体調がすぐれませんでした。初めから伝えておけばよかったね。ちょっと悲しい気持ちになってしまったので、元気になるまで自分でお昼ご飯を買ってください」と書かれていた。口で言われるより、かなり効いたよ』
月日が過ぎた今でも、しっかり覚えているママたち。それだけ後悔があるのでしょうね。
不遜な態度はママを信頼しているから。子育てが順調な証では?
投稿者さんは腹が立ったでしょうが、今回のことを”子育てがうまくいっている証拠”と考えるコメントもありました。
『母親が完璧だと思っているから、寝坊するなんて信じられないのかも。「母親が何でも完璧にこなすべき」なんてただの甘えだけど、信頼の裏返しでもあるよね』
『「ママなら許してくれるはず」って、甘えているんだよ。思春期のイラつきをそのまま親にぶつけられるなんて、愛されている自信があるんだな。親の愛情を受けて、順調に育っている証拠だよ。ま、「だったら自分で作りなさい」と、キレてもいいと思うけどね』
思春期ストレスの発散先として矢面に立つのもまた、子育てなのですね。たくさんのコメントをもらい、投稿者さんも気持ちが落ち着いたようです。
『ちょっと気持ちがラクになってきたよ! みなさんありがとう。長女なんだけど小さい頃からイイコちゃんで友達に恵まれ、先生受けもよいタイプ。その分家で発散しているんだろうけど、最近すごくやりにくくて。目に余ることが多々あったので、お弁当事件がきっかけでプチンときてしまいました。反抗期の子って、対応が難しいね。お弁当はこれから自分で作らせます』
「大変なのはどこの家庭も同じ」。そう考えると、まだ少しは頑張れそうな気持ちになりますね。
投稿者さんは今後娘さんにお弁当を作らせることにしたようですが、お気に入りの”いつものお弁当”が恋しくなる日は遠くなさそうです。そのときはまた「今日も頑張れ」の気持ちを込め、娘さんお気に入りのお弁当を作ってあげてくださいね。
文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko
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