1歳の子どもがいるママから質問!「子どもが1歳だったあのころ、もっとしておけばよかったことは何ですか?」
子どもが1歳くらいであちこち歩き回るようになると、親は手を焼くことがしょちゅうとなります。そのせいでイライラして子どもに辛く当たってしまって自己嫌悪……。そんなママも多くいることでしょう。けれども歩き始めのその時期はもう二度と戻ることのないかけがえのない時期でもあるのです。ママスタコミュニティにこんな投稿がありました。
『1歳児の母です。「あのころ、もっとこうしておけばよかったな」と思うことはありますか? 寝ているとき以外は動いていたずらをしているし、しなくていいことをする天才。今日も公園行ったら水たまりで遊び、遊具よりも歩き回って汚いことをしたり危ないことをしたり。食事も手で掴むし、テーブルにのぼるし、もう疲れがすごくて。今しかない可愛いときなのはわかるけれどイヤになってきてしまった』
親は1歳の子どもから目を離すことはできません。やることなすこと、手をのばすもの、すべてに危険がともなって見え、洗濯物を増やすかのようにわざわざ水たまりや砂場に飛び込んでいく……。それが来る日も来る日も続くので、見ているこちらはついイライラしてしまうのです。もちろんふとした瞬間に1歳だからこその可愛らしさを見せてもくれ、幸せな気持ちが蘇るのですが、そうこうしているうちに、気づけば2歳、3歳とどんどん成長してしまいます。投稿者さんもこの先そうなるのだろうと想像ができるために、自戒の念をこめて先輩ママたちに質問を寄せてくれたのでしょうね。ではさっそく、それに応えてくれた先輩ママたちの声を見ていくことにしましょう。
たくさんスキンシップをしておけばよかった
『たくさん抱っこして、たくさん笑わせてあげて』
『しておけばよかったというより、もっとしたかったのは、おなかの上に乗せて2人でお昼寝。いつまでしていたかは忘れてしまったけれど。あの時期はあのときだけ。2歳にもなると勝手に寝るようになって、今思うと寂しい』
『もっと抱っこしておけばよかった。1歳から保育園に入れて働かなければよかった』
抱っこしたりおんぶしたり、一緒にくっついて寝たりというふうに肌と肌を触れ合わせることは、子どもが大きくなった後ではなかなかしづらくなります。簡単には抱き上げられないほど体重が重くなる子もいますし、くっつこうと近づくだけでイヤな顔をし、ときには拒否するようになる子もいます。筆者にも2人子どもがいますが、もう大学生と高校生になってしまいました。この年齢になるともうスキンシップはさせてくれません。上の子は男の子なのでなおさらです。そう考えると子どもが小さいときに、もっとぎゅっと抱きしめたり肌に触れたりしておけばよかったなと思います。
写真や動画をたくさん撮っておけばよかった
『子どもとの2人の写真、数枚しかない。特に2人目の写真がない……』
『とにかく動画を撮っておくといいよ! 今は可愛いと思えないときがあるとしても、後で見返したら可愛いと思えるから、それでいいと思う!』
『つい笑顔ばかりになっちゃうけれど、泣いているところと怒っているところも動画に撮っておくといいね』
『後ろ姿の動画と写真』
『動画を残しておきたかった。当時はスマホはなくてビデオしかなかったけれど、あの可愛らしい声を聞きたい(笑)』
1歳の子どもの姿は、今しか見ることができません。その貴重な姿を目に焼き付けておくのはもちろんですが、積極的に写真や動画を撮っておくといいという声は多数届いていました。さらに月日が経てば、声質にも変化が現れますから、動きだけでなく声もおさめておくとよさそうですね。またどうしても笑顔や正面から、いわゆる正攻法の写真が多くなりがちですが、それ以外、角度や‟ニコパチ”にこだわらないごく自然な姿をおさめておくべしというのは名案です。ちなみに筆者が悔やんでいるのは、寝顔を写真で残せなかったこと。当時子どもがスヤスヤ寝ているときには、「自分の仕事ができるチャンス!」と思って、寝室から抜け出してしまい、写真を撮ろうなんてほとんど思い立ちもしなかったのです。あのかわいい寝顔……残念です。
ケガをしない範囲内でできる限り自由に遊ばせてあげればよかった
『ケガまたは周りに迷惑かからない限り、自由にやらせる。水たまりダイブとか本を破くとか。いい思い出になるよ……』
『神経質に過保護に育てすぎたと思う。命の危険やケガにつながらなければ、どんなことでもやらせればよかった』
何にでも興味を持って、まだまだ怖いもの知らずで動き回る子どもは、こちらが想像しないようなことにも次々トライします。そんな姿を目にするたび、つい心配でストップをかけてしまいがちですが、ケガにさえ気を付けられるなら、ある程度は本人の思うままに行動させてあげてもいいのかもしれません。子どもは子どもなりにいろいろな経験を積みながら成長していきます。親にとっては時に迷惑な遊びも含まれるかもしれませんが、子どもにとっては貴重な経験になることもあるのではないでしょうか。
子どもはすぐに大きくなる!もっと気持ちの余裕を持つべきだった
『私も毎日ハラハライライラしていたけれど、もっとゆったり過ごせばよかったなと思う』
『最初の子どもは、こちらも初めてなことばかりで、必要以上に神経質になったり、手を出しすぎたり。3人目なんて、ほったらかしすぎて、いい意味ですごく自由に育っている。1人目からこれくらいおおらかに子育てしたかったな~といまだに思う。もう中3になっちゃった』
子どもが小さいと何かと心配は尽きません。ですからつい神経質になってしまいがちですよね。けれどもどうかあと少し、気持ちの余裕を持つように努めてみてほしいと思います。ドンと構え子供を見守る側に徹すると、子どもの積極性を後押しすることに繋がる気がするのです。ある程度子どもの自由を尊重するようにして、ママ自身は子どものやんちゃや失敗を楽しむ。それもまた「子どもが1歳だからこそやっておいたほうがいいこと」と言えそうです。
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