前回からの続き。これは数年前のお話です。

それに学校にも習い事にもひとり親家庭の子はそれなりにいます。自分の家が特別だなんて思ったことはありません。
ある日、お母さんが「入院することになったの」と話をはじめました。

その練習だと思えばワクワクしました。でも心配性のお母さんが許してくれるかはわかりません。それに妹はまだ小学生です。私はなにか情報がないか、ネットで調べてみました。
そうすると、食事を作ってくれるサービスや子どもの見守りなどを紹介しているサイトをたくさん見つけたのです。
お母さんにサイトのことを教えて、「自立の予行演習させて！」と説得すると
「そこまでいってくれるのなら……」とお父さんに頼ることはやめになりました。
私がネットで探したサービスや住んでいる町の支援を使うことに決め、おばあちゃんたちや親友のママにも頼ることにしました。

お母さんがいないのはもちろん寂しく心細かったし、家事など大変なこともありました。
でもいろいろな人の手を借りながら、妹とふたりで過ごした10日間は心に残る思い出になると感じています。助けてくれた人に感謝したいです。それに将来ひとり立ちするときの自信にもなりました。
早く自立してお母さんをラクにさせてあげたいなという思いも強くなりました！

原案・ママスタコミュニティ　脚本・rollingdell　作画・べるこ　編集・秋澄乃

次の記事 ▼

＜夫のランチ事情＞パンとお菓子が大好きな夫「幕の内弁当は贅沢」と家族に嫌味を連発【前編まんが】

関連記事