小6の娘が仲間外れになってしまった……これって親が介入したほうがいい?
子どもには子どもなりの人間関係があり、友達との付き合いで悩むことも少なくありません。ときには少し前まですごく仲良くしていた友達と突然けんかをしたり、仲間外れになってしまったりすることもあるでしょう。ママスタコミュニティに投稿をくれたあるママも、「子どもが友達関係でギクシャクしてしまった」と悩んでいるようです。
『小学校6年の娘が、友達と仲間割れをしている。仲間割れした方の友達関係も微妙。このままでは行き場がなくなってしまう。でも見守るしかないよね?』
小学6年生の投稿者さんの娘さんは、現在友達関係に悩んでいるようですね。文章から察するに、どうやら学校でひとりぼっちになってしまった様子です。悩んでいる子どもの姿を見るのは、やはり親としても心が痛むものです。とはいえ親が介入していいものかというのも悩むところ。投稿者さんは「ここはぐっと我慢して見守ったほうが良いのか?」と考えているようですが……。
同じく「見守ったほうがいい」と答えるママたち。その理由は?
『女子なら、ほとんどの子が体験することでは? そこから学ぶことは必ずあるから、親は見守るだけだね』
『小6なら子どもに任せるしかないよね。子どもたちにしかわからない世界もあるし』
投稿者さんは、「子ども同士のトラブルなので、見守ったほうがいいのではないか」と考えたようですが、それに賛同する意見も少なくありませんでした。コメントをくれたママたちによると、小学生といえど高学年にもなってくると、今回のような経験はめずらくないことのようです。今は親も子も辛い時期だと思いますが、そこから人の気持ちを考えたり、してはいけないことを学んだりもできるのかもしれません。それに親が介入したとしても、子どもには子どもの世界があり、親ではわからない事情がたくさんあるのも事実です。もしかしたら何も知らない状態で親が介入すると、余計に関係を悪化させてしまう可能性もあるのではないでしょうか?
とはいえいじめに発展そうなときには親も必要!
『イジメに発展してしまったら親が出ていく必要があるかもしれないけれど、そうでないなら見守るしかない。ある意味必要な経験だとも思う。娘さんもいろいろ考えているだろうね』
『もしイジメが起きたら、担任を交えて親が関与すれば良いと思う』
しかし見守るには心配なこともあります。それはこのまま関係がどんどん悪くなり、「いじめ」に発展してしまうこと。今の段階ではそのような状態に至っていないようなので、様子を見る決断をしてもいいのかもしれませんが、万が一いじめになってしまった場合には親の介入が必要になってくる場合もあるでしょう。もしお子さんのことを見守ると決めたのなら、日々様子を伺いながら、万一のときに対応してもらえるよう準備だけはしておくといいのかもしれませんね。
環境の変化があれば新しい友達ができることも……
学校以外でも友達は作れる
『お子さんは習い事をしていますか? 何か他に熱中する世界があると、楽になりますよ。学校だけだとキツイかも』
もし子どもが習い事をしているならば、学校以外に友達がいることもあるでしょう。その友達と楽しめることがあったり、悩みを打ち明けられる関係をもっていたりするならば、少しは気が紛れることもあると思います。あるいは悩む余裕のないくらい没頭できるものがあればいいのかもしれませんが、そうでない場合には特に注意が必要。この状況だからこそお子さんに他の世界を作ってあげるのも良いでしょうし、ない場合にはお子さんの変化に気づけるよう注意深く見守ることが大切になってくると思います。
中学校に行けば関係が変わる可能性もある
『中学はみんな同じなの?』
投稿者さんのお子さんは現在小学校6年生とのことなので、今後は中学校へ進学することになるはず。今トラブルが起きている友達とも中学校は一緒なのでしょうか? この質問に投稿者さんが答えてくれました。
『みんな一緒だよ。中学に行けばまた変わるかな??』
学校もみんな同じようなので、ギスギスした関係が続いたままであれば、余計に心配になってしまいますよね。しかしその反対もあります。「中学へ行けば変わるかな」と期待する投稿者さんに、ママたちも励ましの言葉を送っています。
『中学はみんな同じみたいだけれど、他の小学校からも集まる学校? もしそうならば、また変わってくるから大丈夫だと思うよ。このまま中学に行って新しい友達ができて、小学校の友達とは疎遠になることもあるよ』
『つらいね。子どもはひとりぼっちになることをすごく恐れているしね。うちは毎日話してくれたからアドバイスはしていた。でもそれ以外何もできない。でもさ、子どもはひとりぼっちになってもすぐ違うメンバーと遊びだしたりするものだから、あまり心配いらないよ』
もし大きな中学校ならば、他の小学校から生徒が集まることもあり、新しい友達ができることも少なくありません。クラスで友達ができたり、部活に入ればそこで友達ができることもあるでしょう。子どもは環境が変わったときに、親が考えている以上に柔軟に新しい友達を作っていけるものです。これは筆者の子どもたちが経験済みの話です。必ずしもそうとは限りませんが、もしかしたら中学生になったことで新しい友達の名前がたくさん出てくるかもしれませんよ。
子どもが心穏やかにすごせる空間を作ってあげよう
『友達関係が微妙で放課後遊ばなくなっても、家だけは居心地の良い場所にしてあげたら子どもはホッとすると思う』
子どもが仲間外れになりつらい思いをしていると、親としてはどうにか仲直りをしてほしいと思ってしまうものですよね。だからこそ介入したくなるものですが、意外にも今回ママたちが出した答えは、「ここはぐっと我慢したほうが良い」というものが多くなりました。
しかし親としては、どうしても何かできないかと考えてしまう話。もしも「何か役立ちたい」「共に乗り越えたい」と思っているのならば、子どもが家に帰ったときに心穏やかにすごせる環境を作ってあげてはいかがでしょうか? きっとママが不安な顔やイライラした姿を見せていれば、子どもは家でも心を落ち着かせることができなくなってしまいます。話をしやすい雰囲気を作ってあげることもいいでしょうし、いつでも話を聞けるよう寄り添っている姿を見せることも大切なことだと思います。子どもが安心できる場所を作ってあげるのも、親としてできることのひとつになってくるのではないでしょうか?
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