中学生になる娘についている歯の矯正装置。ママ友に指摘されたけれど、いじめの原因になってしまうの?
歯が気になる場合に行う「歯列矯正」。歯に装置をつけてワイヤーを沿わせる矯正装置をイメージされる方も多いと思いますが、なかにはその見た目を気にして治療をためらっている人もいるかもしれません。今回ママスタコミュニティに投稿をくれたママは、「子どもの歯列矯正」について他のママからこのようなことを言われてしまったそうです。
『娘は今6年生。中学生のお子さんのいるママに、たまたま娘の矯正装置を見られ、「大丈夫? ママ友の子どもが中学生で歯の矯正をしていて、いろいろ悪いことを言われている。マスクがあっても給食あるし」と教えてくれて、「低学年のうちにすればよかったね。高校までかかるから青春時代は笑えないかも、注意してあげてね!」と言われた。こんなことを言われたら親として心配』
投稿者さんの娘さんはすでに現在歯列矯正をしているようで、偶然見えた矯正装置をママ友に心配されてしまったそうです。ママ友の知り合いのお子さんが矯正装置をつけていることで言われた「悪いこと」とは、からかいや陰口などの類だったのでしょうか。いじめにつながるかもしれないとなれば、親として心配してしまうのは当然のこと。しかし歯列矯正をすることも子どもの将来を考えて決めた大切なこと。悩む投稿者さんにママたちから、まずはこのような言葉がかけられました。
歯列矯正をしてもいじめなんてないよ!
『そんなことでいじめなんて聞いたことないけれどな。実際に矯正装置をしている子を見ても何とも思わないよ』
『今時矯正は普通だし、からかう人はいないでしょ』
意外にもママたちから多く寄せられたのは、「からかう人などいるのだろうか?」という疑問。
『うちの息子、中学から矯正をしているけれど、誰も何も言われてないよ。高校生でもしている子いるし。女子でもしている子がいたし、今は歯列矯正が当たり前だから気にすることない』
『うちの子も矯正装置をしているけれど、やっている子が多いからか、からかわれたことはないと思う』
実際に子どもが歯列矯正をしているママたちからも、「からかわれたことはないよ!」と心強いコメントが届きました。投稿者さんのお子さんのまわりの環境がどのようなものなのかはわかりませんが、寄せられた意見を聞くと、歯列矯正はさほどめずらしいことではないようです。そう考えると投稿者さんの不安は、少しだけ減らせるのではないでしょうか?
なぜママ友はそんなことを言ったのだろう?
ママ友の性格的な問題から
『大きなお世話すぎるね』
『うわっ、そのママ友変わってる!』
ママ友が投稿者さんにそのようなことを言ったのは、心底心配をして最悪の事態を想像しながら話してくれたのかもしれません。しかしその一方で、デリカシーのない発言だった可能性もあります。意図があってなのか、意図がなくて出た発言なのかわかりませんが、「青春時代は笑えないかも」と親である投稿者さんに配慮せず言ってしまうあたりを考えると、もしかしたら極端に思い悩みすぎなくてもいい話なのかもしれません。
子どもの歯にお金がかけれることへの嫉妬では?
『性格が悪い! 自分の子には矯正歯科をさせるお金がないとか?』
『矯正するお金がある家庭に嫉妬しているだけだよ』
参考サイトアンケート調査によると、「歯列矯正にかかった金額を教えてください」という質問に対し、回答として最も多かったのが「70万円以上」で38.0%。次いで12.6%の「20万円以上30万円未満」、その後12.2%の「10万円以上20万円未満」と続いています。歯の状態などによって個人差はあるかと思いますが、この数字から歯列矯正にはそれなりの金額がかかることを知ることができます。もしかしたらそれだけのお金を用意できてしまう投稿者さんの家庭に対し、うらやまさや嫉妬などの思いが出てきてしまい、ついつい嫌味のように言ってしまった可能性もあるのではないでしょうか?
方法:インターネット調査
期間:2021年9月29日(水)〜2021年9月30日(木)
対象:20代~30代の歯列矯正経験者
調査人数数:1,057人
歯列矯正はもっと前向きに考えてもいいこと!
『綺麗になるんだし楽しみじゃん』
『今時、矯正で色々言われるなんてないよ。
ウチも矯正してるけど、逆にいいなーって言われた事あるって』
矯正装置をつけることで出てきた見た目の違和感を、誰かから指摘される心配があるのは事実です。しかしママたちの話から、矯正装置をつけている子がめずらしくないことも知ることができました。むしろ歯列矯正をしていたら、先々のことを想像して羨ましいと思われることだってあるはず。
筆者は子どもが小学生の頃、学校歯科医の先生に「歯のケアは子どもへのギフトなんですよ」と言われたことがあります。子どものうちに出来上がった歯並びは、子ども自身の判断ではどうすることもできません。そう考えると今のうちに親が解決してあげることは、後々子どもが助かるありがたい話なのではないでしょうか? たしかに心配もある話なのかもしれませんが、歯はこれから先ずっと使っていくもの。いまのうちに歯列矯正で解決できる話なのであれば、親にとっても子にとってもたいへんハッピーな話。そう思うのは筆者だけでしょうか?
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