<悪気がないことの罪>【後編】義実家の仕打ちがヒドイのに「そんなにうちの親が嫌いか?」と聞く旦那
前回からの続き。度重なるつらい仕打ちから義実家への帰省を拒否している相談者さん。しかし旦那さんはそれでも帰省を強要するうえに、義両親の行動を「悪気はない」と擁護までしてくるそうです。しかしそれは「同じことが今後も繰り返される」ということを意味しています。相談者さんは、そんな悲劇から自分の身を守るためにどうすればよいのでしょうか?
帰省しても良い条件があるのなら旦那さんに提示してみては?
旦那さんは親の擁護とともに「俺が助けるから」とも発言しています。もし投稿者さんに譲れる部分があるのなら、「まずはどう助けてもらえるのか詳しく確認すると良い」という声もありました。
『悪気がないからってそれで許されると思うのが間違い。悪気がないなら余計悪いのでは? 旦那さんは、親に注意するのが先』
『「帰省するなら私からひとときも離れないで、助けてくれるんだよね?」と旦那に言ってみたら? 「それができないなら、帰省しない、できないよ」と言うとか』
『「悪気がなかったら何してもいいわけ?」って言いたい。助けるからってことに関しても「助けるからって簡単に言うけれど、あなたになにかしらやってもらうたびに、後で私が嫌味を言われているのわかっていて言っているの? そこは助けない癖になにを助けるって? あなたの助けは助けじゃないんだよ!」ってブチ切れるだろうな』
以前旦那さんが投稿者さんを庇ったときには、義母は後から投稿者さんを呼び出し、目につかないような状況にしてから嫌味を言ってきました。今回はそのことを踏まえて、「どう助けてくれるのか」「そのせいでまた説教をされたらどうするのか」など、あらゆる可能性における解決策を出しておいてもらうと、少しだけ安心して帰省についていけるのかもしれませんね。
それでも無理なら「距離を置く」のが妥当な対応のはず!
『きっと私だったらそのお説教のときに、録音はもちろん「嫁いびりするような義両親にもう孫は会わせられない」って言う。向こうが謝るまで二度と行かない。旦那が義両親をかばうなら、離婚も視野にいれるかも』
『いやーそれは嫌だわ。私も新しい下着を干していたら「こんなの必要ない」と言われたことがあるよ(笑)。(完全同居で洗濯物も一緒だったもので)
直接説教や嫌味言われるくらいなら、陰で言われていたほうがいいな。というわけで、私は行かない。旦那に何言われようと行かない。現に私は6年前別居に成功した後、一度も行っていない』
しかしたとえ期待できる解決策を出してもらっていたとしても、必ずしも思い通りの結果になるとは限りません。いざその場を前にしたとき、旦那さんが全く頼りにならず終わる可能性もあります。そのようなときには旦那さんに強く意思表示するチャンス、「今後は帰省しない!」ときっぱり断ってもいいのかもしれませんね。
その際には必ず、「帰省をしないのは決して妻のワガママなどでなく、自分や自分の親の行動が招いた結果だ」と旦那さんに理解してもらいましょう。たとえ悪気がなかったとしても、相手を傷付けたことに変わりはありませんよね? 旦那さんがその部分に気付いてくれたなら、「悪気はない」としつこく帰省に誘ってくる心配もなくなっていくのかもしれませんね。
文・物江窓香 編集・古川純奈 イラスト・Ponko
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