小学生の子どもでも作れる簡単料理を教えて！ママたちおススメの食事＆おやつレシピ
長い長い夏休み。自由な時間を存分に楽しみたい！ と意気込むお子さんを横目に、毎日子どもたちが自宅にいるのかぁ……、とゲンナリ気味のママたちも少なくないかもしれませんね。ママスタコミュニティには小学校3年生の娘さんをもつママから、こんな質問が寄せられました。
『夏休みで小3の娘は時間を持て余すので、普段やらせない料理をさせてみようかなー、と考えています。皆さんのお子さんがやってみて、楽しんでいた＆作りやすそうだった……などのメニューを教えてください！ 料理というほどのものでなくても良いです。工程が少なければ少ないほど助かります』
投稿者さんのお子さんは「料理経験はほぼナシ」とのこと。そんなお子さんでも手軽にできる「料理」はあるのでしょうか。
まずは食事作りのお手伝いからどう？
「料理というほどのものでなくても良いです」という投稿者さんの言葉を受けて、ママたちはこんなアドバイスを寄せています。
『べつにこれって決めないで、普段のご飯作りの手伝いをさせたらいい』
『今までしてなかったなら、お米とぐだけでも面白いと思う』
『みそ汁じゃないかな。豆腐とわかめは定番』
『きゅうりの浅漬けはどう？ きゅうりをテキトーに3等分にしてポリ袋に入れてめん棒で軽く叩く。味つけは、わが家は砂糖と酢、塩、ごま油でしてるけど、“浅漬けの素”や“かんたん酢”を使えば、もっと簡単だよ』
娘さんは、包丁さえ握ったことがないのかもしれません。そうであれば、まずはママが作る夕飯のお手伝いから始めるのでも十分楽しめそうですよね。
お米をとぐ、みそ汁を作る、浅漬けを作る……。どれも一度教えれば、次からはお子さん1人でもできるものばかりでしょう。料理の楽しさに目覚めるきっかけにもなるかもしれません。
『旦那と4歳の娘がやってるのは、餃子を包む、ハンバーグを丸めること』
4歳のお子さんにも旦那さんにも（笑）できるお手伝いのアイデアもありました。わが家の6歳の息子も餃子を包むのは大好きですし、息子と同級生のお子さんはパパと作るコロッケが大得意です。ママに時間と気持ちの余裕があれば、「お手伝い」で一緒に台所に立つのも良い経験になるのではないでしょうか。
簡単料理はピザが定番！？
『ピザトーストが楽しそうだったよ。食パンにピザソースと玉ねぎとピーマンとサラミとチーズ乗せるだけなんだけど（笑）』
『簡単ピザとかは？ 材料を袋に入れて揉んで発酵させてトッピングするんだけど、4歳児は楽しんでやってるよ。オーブンで焼くところだけ大人がやってあげたらどうかな。生地作って広げてトッピングするのが結構面白い』
『ピザ生地を作るのも簡単だけど、市販もあるよ。市販なら更に簡単かと。のせたい具材を考えて買い物に行く所から楽しめる。あとは切ってのせて焼くだけ』
お子さんができる料理として一番コメントが多かったのが「ピザ」でした。ピザトーストは、食パンの上にピザソースやトマトソースを塗り、ハムやチーズ、野菜などを乗せて焼くだけ。小さなお子さんでも作れるレシピですね。
また生地から作る「ピザ」も、それほど手間はかかりません。ピザ生地は薄力粉と強力粉とベーキングパウダー、少々の塩を入れて混ぜ、水または牛乳を加えてひとまとまりにします。5分ほどこねると耳たぶ程度のやわらかさに生地がまとまります。10分ほど生地を休ませている間に、トッピングの具材を用意しましょう。具材と生地の準備が整ったら、めん棒を使って生地を伸ばし、具材を乗せて焼けば出来上がりです。生地をこねたり、のばしたり、さらには好みの具材を乗せたり……とお子さんにとっても楽しい作業になりますよ。
手軽なおやつ作りもおススメ
ママたちからは、「食事レシピ」だけでなく「おやつレシピ」のアイデアも届きました。
『ウチの子、クッキー焼いたりマドレーヌ焼いたりしてるわ』
『ホットケーキミックス使ってレンジで蒸しパン作ったり』
『小2の娘はホットケーキミックスを使ったパウンドケーキやカップケーキを作ってる。楽しそう』
『自分が子どもの頃はホットケーキばかり作ってた』
ホットケーキミックスで作るお菓子はいかがでしょう。ホットケーキミックスには小麦粉のほか、砂糖やベーキングパウダーが入っているので、甘さが足りない＆膨らまない、といった失敗も少なくて済みます。ママたちが推薦する「ドーナツ、パウンドケーキ、カップケーキ」のほか、どら焼きやカステラなども作れます。焼き菓子に挑戦したい！ というお子さんにはまさに「万能おやつの素」といえるかもしれません。
『白玉団子がいいよ。コネコネして茹でるだけだし。こねて楽しい、すくいあげも楽しいお菓子だよ。トッピングもアレンジ次第だしね』
『果汁100パーセントジュースでゼリーやシャーベットなら簡単に作れるよ』
白玉団子にゼリー、シャーベットなど暑い時期にはぴったりのスイーツですね。
『パウンドケーキ作ってるよ。小3だと作り方を動画で見ながら1人でできるよ』
お子さんが作るのであれば、レシピ本よりも、作業工程が分かりやすい「動画」を見ながら作る方が簡単かもしれません。料理やお菓子の専門家が公開している動画は、分かりやすくて丁寧なのでおススメですよ。
数をこなせば、腕もあがる！
『うちの娘、マドレーヌばかり作っているよ。数をこなしていくうちに段々と安定した味になってきたよ』
『全工程は無理かもしれないけど、小3だとポトフ、カレー、味噌汁、スクランブルエッグ、ホットケーキ、焼きそば、たこ焼き、サンドイッチ、ピザとか』
『うちの小2女子も最近料理好きでよく作るよ。最初は、豚丼、ツナサンド、みそ汁から始めて、今はハンバーグ、カレー、唐揚げくらいまでは作れるようになった』
『卵焼き。上手くできるようになったら、なかに入れるものを変えてみて。ハムや海苔は定番だけど、うちはそれ以外の具材を娘に考えさせた。いろんなパターンができて楽しかったよ』
料理作りは誰でも最初は初心者です。けれど、経験を重ねることでだんだんと独り立ちできるようになるのですね。ハンバーグ、カレー、唐揚げまで作ってくれるお子さんがいれば、ママも大助かりでしょう。たまには「夕飯作りお願い！」と言えそうです。
ママの工夫次第でお子さんは料理好きになれるかも
『子どもはなんでも一緒にやると楽しいと思う。ただし怒らないこと！ こぼしても失敗してもいい、と思えるママがやることだなぁ』
子どものやる気を維持するためには、ママの姿勢と向き合い方が大事、ということですね。子どもが台所に立つと、心配のあまりつい口を出し、手を出し……と少々お節介になりがちです。そこはぐっと我満して、危険がない限りは本人の意思に任せるのも大切かもしれません。多少の失敗があっても、「自分で作った」という経験は大きな自信になりますよね。そしてお子さんが作った料理やお菓子が並ぶ食卓は、いつも以上に会話の弾むひとときとなるでしょう。
この夏、みなさんもママたちのアイデアを参考に、お子さんと一緒に料理＆お菓子作りを始めてみてはいかがでしょうか。
文・すずらん 編集・秋澄乃
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